
こんにちは。
ちょっと相談させて下さい。
私はデザイン業界で働いているのですが、
不思議な人によく会います。
それは、自分の事をアートディレクターと
言っているのに関わらず趣味で立ち上げた
サイトが1つあるだけだったり、(他には経験がないようです。)
「自分はデザインが苦手なのでアートディレクターになったんだ」
と言う人もいます。
どうやらWEB業界にそのような人が多いみたいです。
私はアートディレクターになるには
デザイナーとしての経験を充分に積んでから
なるものと、ずっと思っていました。
自分がデザインできなかったらディレクションできないのでは?
と思うのです。
しかしこういった自称アートディレクターの人たちは
ディレクションをしています。
何度かそのような人の下で指示を受けながらデザインをしましたが
「そこから先は自分で考えて」
と言う感じで方向性を示してくれないのです。
今まで作った作品を見せて下さい、とお願いしても
何故か見せてくれません。。。
時代が変わったのでしょうか?
現役デザイナー、アートディレクターの方、
どう思われますか?
私はとっても不思議なのですが・・・。

No.8ベストアンサー
- 回答日時:
少し遅くなりましたが、気になっていましたので返答します。
基本的にアートディレクターに限らず資格(国家資格に限る)を持たずに出来る職種は、自称(会社内名称も含む)になります。しかし、社会的に認められるのは実績であり、その結果が職種ということになります。職種の定義についても決まったものが無いため「何でも有」になっていますので、仕事で関わる場合その人の本質を見抜く必要があります。仕事の途中や結果に対する責任の取り方も違ってきます。
クリエイティブ全般について話すと収まらないので、ここではアートディレクターについてのみ特化して、広告やデザイン業界一般の話をします。(言葉尻や和訳等からの解釈では無く)
現在、業務に携わる大半のアートディレクターは、デザイナーの経験者です。また、仕事によってはデザイナーを兼務している方も少なくありませんが、基本的にアートディレクターは、作品を作る人であり、まとめる人ではありません。スタッフ選抜やまとめ役はプロデューサーになります。
ですからデザイナーやフォトグラファー、コピーライターは、アートディレクターの指示の元で作業をすることになります。時には細かい技術的なことも指示、駄目出しについても理由、原因を明確にする。そのため各分野に精通していなければ出来ないため、通常は簡単になれる職種ではありません。そのことは理解ある、または貴重な予算を支出するクライアント等依頼者も理解しています。
アートディレクターという名称は、それだけの責任がある職種だと見られていますので、それぞれ自覚を持ってもらいたいというのが想いです。
dantotsubb様
お返事が遅くなり大変失礼を致しました。
お答え頂きどうもありがとうございます。
このような私と同じ考えをお持ちの方がいらっしゃって心から安心しております。
クリエイティブ仲間が集まるパーティーなどでも現場経験のないアートディレクターが多くて、と言う話をよく耳にしておりました。
実際ダメ出しにしても「なんか変」や「どうしてダメ出しされているか考えて」などと言われ困り果てた事がありました。そのアートディレクターの方はデザイナー経験がありませんでした。
確かにデザイナーもアートディレクターも結局は自称なので一緒に仕事をする上でお互い作品を見せるなどした方がよいですね。
どうもありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
先に回答した者です。
ちなみに私はAD出身のCDとして仕事しています。>バナー1つにしても、左右がとても長いサイズなのですが、入れる要素は
>とても少なく、「これでは要素が少なすぎて余白ばかりが目立ちます。」
>と意見を言わせて頂いたら
>「それを考えるのがデザイナーのあなたでしょ」
>と言われました。
>素材も買ってはいけないと言う事でしたので、困ってしまいました。
まず、クリエイティブには「制約ありき」の案件が少なくありません。
バナーに入れる要素がないからデザインできない、という事態は別に珍しくも何ともないです。
そういう問題をクリエイティブ的手法で「解決」するのが、デザイナー含めクリエイターの使命です。
今回の場合は、ADから具体的な指示がなかったことに憤慨されていますが、
もし私が質問者様をデザイナーとして、そしてその先のADという立場にまで成長してもらいたければ、
くだんのADと同じように、一旦は「自分で考えてみよう」と差し戻しをすると思います。
別に質問者様の成長なんてどうでもいい、一生デザイナーやってろという考えなら、
自分が指示してその通りに作らせますね。
駄目っぽかったらもちろん助け舟を出しますけど、出してくれなかったら初めて憤慨すればいいのです。
>また、画像を切り抜いて入れてほしいと頼まれたのですが
>支給画像が切り抜けるようなものではなく(手が途中で途切れていたり)
>で困りました。
これも同じですが、クリエイティブの現場には
いつでも必要な素材が充分に揃っているという考えは捨てたほうがいいでしょう。
あれはどうだろう、これはできるかな等と頭を使って考えることもデザイナーの能力の一つであり、
自分の仕事が進まないのを何でもかんでもADのせいにしていては、成長はできません。
どうしてもということであればADに確認するしかないのですが、
「できません」と突っ返すのではやる気を疑われますので、
「私はこうしたほうがいいと思うのですが、いかがでしょう」
というように、ご自身が考える解決策を提示しつつ、判断を仰ぐという対応が大事です。
sunsowl様
お返事が遅くなり大変失礼を致しました。
何度もお答え頂きどうもありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
No.6
- 回答日時:
デザイナーとして経験を積んでディレクターへと出世するというものだという事ですね。
デザイナ経験豊富=アートディレクターというのは誤解です。
特に日本では多くの会社がそうした制度を採用しているので誤解を産むのだと思います。終身雇用制度の弊害ですね。
ディレクターは必ずしもデザインができなければならないという事はありません。
ディレクターが「こういうものを作ってくれ」に対して、デザイナーは「こうしたらどうでしょう」というキャッチボールを行って作ってゆくのですから、自身がデザインまでする必要はありません。
事細かく指示をしなければならないのだとしたら、そこから先は単なるオペレーションになります。
さらにウェブ業界は歴史も浅く、慢性的に人手不足な会社だとよりいい加減になりますから、「君デザインできるの?じゃあウェブもやって」「君デザインできないの?じゃあディレクターね」という感じのようです。
これではまともな仕事ができないのは当然ですけどね。
デザイナーもピンキリいれば、アートディレクターもピンキリだというだけの事だと思います。
こんにちは。お返事どうもありがとうございます。
> ディレクターが「こういうものを作ってくれ」に対して、デザイナーは「こうしたらどうでしょう」というキャッチボールを行って作ってゆくのですから、自身がデザインまでする必要はありません。
そうですね。
私の会社のやりとりはこんな感じです。
ただ、以前むちゃくちゃな指示を出された事があって、
その方は制作関係に携わった事のない人でADを名乗っていたので
困惑しました。
>さらにウェブ業界は歴史も浅く、慢性的に人手不足な会社だとよりいい加減になりますから、「君デザインできるの?じゃあウェブもやって」「君デザインできないの?じゃあディレクターね」という感じのようです。
そうですね。
あまりにもカンタンに肩書きが決められていたので
驚きました。
実際コーディングしかしないコーダーさんの名刺に
「デザイナー」と書かれていたり。
実際一緒に仕事してみないと分からないですね。
>デザイナーもピンキリいれば、アートディレクターもピンキリだというだけの事だと思います。
私もそう思います。
私ももっともっと腕を上げるように努力しなければ!
どうもありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
日本の広告実務で見ると
だいたい数年デザイナーをやってからというひとが
ほとんどかと思います。
外国と定義がちがうんですよね。
コピーライターのひとはアートディレクターにならずに
クリエイティブディレクターに昇格する人が多いようです。
クライアント側でも
美術的素養がないADをつけられたら不安だと思いますよ。
あくまで参考意見ですが。
こんにちは。お返事どうもありがとうございます。
>日本の広告実務で見ると
だいたい数年デザイナーをやってからというひとが
ほとんどかと思います。
私はそういった人しか見てこなかったので、疑問に思い、
ここで質問させて頂きました。
私の会社のクリエイティブディレクターは、コピーライターでした。
(今も書きますが。)
アートディレクターはデザイナー経験を経てという経歴です。
>美術的素養がないADをつけられたら不安だと思いますよ。
機会があって別のADと組んで仕事をする事があったのですが、
その方はデザイナー経験がなかったので私も少し不安に
なってしまいました。
バナー1つにしても、左右がとても長いサイズなのですが、入れる要素は
とても少なく、「これでは要素が少なすぎて余白ばかりが目立ちます。」
と意見を言わせて頂いたら
「それを考えるのがデザイナーのあなたでしょ」
と言われました。
素材も買ってはいけないと言う事でしたので、困ってしまいました。
また、画像を切り抜いて入れてほしいと頼まれたのですが
支給画像が切り抜けるようなものではなく(手が途中で途切れていたり)
で困りました。
このような経験をしたので、肩書きだけで決めるのは
危険だと思いました。
作品を見せあうのが一番早いと思うのですが
私のを見てくれても相手は見せてくれない事があるのです。
ご意見どうもありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
以前、ある外資系の広告代理店に勤務していたのですが、
その会社には「デザイナー」という職種がありませんでした。
何故「デザイナー」という肩書きがないかというと、その外資代理店の本社のクリエイティブに
「デザイナー」という肩書きが存在しないというのが理由です。
ビジュアル制作に関わるクリエイターの総称が「アートディレクター」で、キャリアに沿って
「ジュニアアートディレクター」→「アートディレクター」→「シニアアートディレクター」
というようにステップアップしていきます。
そこでは、アートディレクター(以下AD)もデザインできるのが条件だったため、
ADもデザインに直接手を下していたのですが、向こうは、基本ビジュアル制作に関わるのは全て「アートディレクター」で、
こちらでいうところのデザイナーの仕事は、「オペレーター」が全てやる。
つまり、ビジュアルの企画を考えて、それを具現化するための司令官がAD、
そしてADの指揮に従って動くのがオペレーター、というように、担当業務が細かく細分化されていました。
だから、ADはデザインできなくても構わなく、
デザインできる人間に指示をして「作ってもらう」ことで仕事が成立しています。
ですのでADは最初からADで、デザイナーが出世すれば自動的にADになれるというわけではありません。
これは、海外でも日本でも同様です。優秀なデザイナー=優秀なAD、とは限りません。
変な話、デザイナーは一生デザイナーで、ADはデザイナーのキャリアがなくても、
オペレーションをこなせる人間を使って作ることができれば、立派にADを名乗れます。
こんにちは。お返事どうもありがとうございます。
>優秀なデザイナー=優秀なAD、とは限りません。
そうですね。
指示を出すのと作業するのとでは全然違いますものね・・・。
ADは伝え方も勉強していくのでしょうね。
参考になりました。
ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
No.1さんと同意見です。
ディレクターを勘違いしていませんか?
物事をディレクションをする人がディレクター。
http://eow.alc.co.jp/direction/UTF-8/
http://ja.wikipedia.org/wiki/ディレクター
同級生に広告代理店のアートディレクターをしている者がいますが、
主な仕事は、モデルのオーディションをし、カメラマンを決めて、ヘアメイクを決めて、上がった写真をチェックして、コピーライターを選任して、グラフィックデザイナーに仕上げさせてチェックし、出来上がったすべてのことに最終責任を持つ、ということです。
本人自身がデザイナーである必要はないし、
逆に言えば、自分でデザインできないからディレクター職にあるとも言えますよ。
要はデザインの善し悪しが見極められて、最終成果物を仕上げるまで
ディレクション出来ればいいわけです。
デザイナーが、のちにアートディレクター職になることもままあるでしょうが、
それは結果論であって、自称であろうが、作品が無かろうが、
アートディレクターとは先に書いたとおりです。
>「そこから先は自分で考えて」
アートディレクターからデザイナーへ任されている部分ですから
デザイナーとしては喜んでその期待に応えるところじゃないですかね?
それを判断するアートディレクターの力量はどうかわかりませんが・・。
こんばんは。お返事どうもありがとうございます。
URLまで教えて頂き、どうもありがとうございます。
ディレクターはこのURLにのっている通りだと思うのですが
アートディレクターはビジュアルの最終ジャッジをするので
デザイン経験の豊富な方ばかりと思っていました。
先日デザイン経験のないアートディレクターと言う方に
お会いしたので不思議に思って質問させて頂きました。

No.2
- 回答日時:
こんばんは。
自称グラフィックデザイナーも多いですよ。男性ですが。。。
パワーポイントも使えず、スライドショーのみで。。。
暴露したら、逆切れで上司に泣き付き、守ってもらい、暴露した女性をやりこめてました。
いいカッコシーが多いですね。
私も不思議ですが、今、専門学校の講師自体、実務経験の無いまま、自分の出た専門学校で教えるので、デザイナーと言えども自称が増えていると思います。アパレルのデザイナーしかり。。。
ですから、実務に入ると使い物にならない。恐ろしく無知です。
そうそう、前述の男性は勝手に名刺に「ディレクター」と書いてました。
これ詐欺です。今49歳ですよ~恐ろしいですね~
ディレクターは、全てをつかさどる「社長職」と同じことですから。
守った上司は。「対外的に仕事をするときに、必要だから。。」って。
社外の方が、損を被ると思うと恐ろしかったですね。
多分、専門卒一年目のグラフィックデザイナーを目指す若者の方が、PCも使いこなせると思うし。。。
こんばんは。お返事どうもありがとうございます。
>前述の男性は勝手に名刺に「ディレクター」と書いてました。
そうなのです!
こういった人をよく見かけるのです!!
何の実績もない人が(以前は飲食店でバイト)
「クリエイティブディレクター」と言っているのを
見た事があります。
資格がないのでそのような事が起こるのでしょうね。
やはり実績は作品で見分けるしかないのでしょうね。
肩書きをそのまま信じてしまうのは怖いですね。
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