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デザイナーにとって困ってしまうクライアント、仕事というのはどんなことでしょうか。

ちなみに私はデザイナーではないのですが、営業窓口になっていたときに、クライアントが自分のセンスに自信過剰気味で、自分でもデザイン(自社のパンフなど)したりしているらしく、こちらのデザイナーに対して、ちょっと失礼な態度をみせる人でした。デザイナーも気分を害してしまって。直しても直しても、前回言ってなかった修正が入り、いつまでたっても完成に近づかない感じでした。
経験談など教えてください。

A 回答 (5件)

クライアント側の人間ですが、過去に代理店の制作に在籍していたこともありました。



代理店側とクライアント側、両方経験してきた立場から申し上げますと、ご質問者さまが書かれていることは極めて「日常茶飯事」のことであって、特に困ることとか、嫌なことの部類には入りません。
もっと酷いクライアントはたくさんいます。きりがないのでここでは敢えて書きませんが…

ご質問文に、

>直しても直しても、前回言ってなかった修正が入り、いつまでたっても完成に近づかない感じ

これは、以下のような事情ではないでしょうか。
1.クライアント側の担当の気がラフ提出の度にコロコロ変わり、その都度修正を要求してくる
2.クライアント側の担当の上にいる、決裁権を持つ人物が無理矢理修正を要求してきたり、会社の方針が短期間でコロコロ変わる

恐らく、デザインをよく理解せず当てずっぽうで修正を指示したら、出てきたものが思った通りに直っていない。だからまだ別のところをいじくり回してみる…の繰り返しだと思われます。
また担当のほうも、誰もが制作側の事情を把握しているわけではないですので、言えば自動的に直るものだと思いこんでいます。
そういうのはたちが悪いですが、もし私がその仕事を担当するデザイナーの立場なら、「何がやりたいのか」を再度クライアントにヒアリングしながら、その場でラフを紙にペンで描き、イメージをお互いに合意した上で修正作業にかかる…というような段取りを選びますね。
長年の経験からですが、こういう場合には互いの意志疎通が不十分ということが大いに考えられます。
お互いが頭に持っていることを常にすり合わせながら進行していかないと、最終的にデザイナーが全ての負担を背負い込む結果となってしまいます。
よく話し合って、分からないことは確認する。それだけで、無駄な作業はかなり減るのではないでしょうか。

また、無謀な納期やコストは、最終的には自分たちに跳ね返ってくることもきちんと示すべきでは。
ご質問のような状況を少しでも改善に向けたければ、相応のクオリティを保つために前段階での周到な準備や、制作にある程度の時間が必要であることを訴え続けるしかないのでは…と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>極めて「日常茶飯事」のことであって、特に困ることとか、嫌なことの部類には入りません。

そうですね。そうだと思います。「そんなことで・・
・」と思われるかもしれません。結果としてこのお客様は自分で作ってしまいました。出来上がったものは我々に言っていた(こちらの認識違いという可能性もまったくないとはいいませんが)ものと違うものでした。それでそんじょそこらのデザイナーより自信があると吹聴しているようなので・・・。
嫌というか不思議というか、困ったねという感じだったわけです。
原因を分析して頂き、主に1のほうだと思います。さらに

>長年の経験からですが、こういう場合には互いの意志疎通が不十分ということが大いに考えられます。

結局はこのことが大きかったと思います。私はこの仕事を始めてまだ4~5年なので、経験不足もあると思います。ただデザイナーやプランナーさんといい出会いに恵まれていて、その時も、間にたってよくやってくれたとも言って頂いたので、その後も無理を聞いてもらいながらも良好な関係です。
thebusinessさんありがとうございました。
気が向いたら経験談もお願いします。

お礼日時:2005/09/05 07:09

 「官能」という、それぞれの感じ方の問題で


正解がない世界の事ですから、大変ですよね。
御指摘のタイプのクライアントも多いですよね。

 プレゼンでこっちが用意したアイデアを無視して
自分のアイデアだけを話しまくって、それで決めて
しまうクライアントとかね(笑)
(だったら自分で監督やれよ!っておもいますけど)

 ただ、お客あってのクリエイティブであることも
事実ですし、クリエイティブの現場は決して芸術の
現場でもないことも事実ですし。

 ただし、現場の人間として一番困るのは
こういうクライアントではなく、実はクライアントの
立場に立ってしまった、こちらの営業担当者です。
時には殺意すら感じます(笑)

 どうぞ現場と手を取り合った力強い味方でいて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>客あってのクリエイティブであることも
事実ですし、クリエイティブの現場は決して芸術の
現場でもないことも事実

そうですね。そこが当たり前のことですが難しいですね。

>現場の人間として一番困るのは
こういうクライアントではなく、実はクライアントの
立場に立ってしまった、こちらの営業担当者です。
時には殺意すら感じます

どちらにもいい顔しているわけではないのですが、両方の意見を聞き、落としどころを探さなくてはならないのがしんどい時もあります。
ただ現場の方は話をしっかり聞いて理解すれば、大抵はやってくれるので、なるべく相談するようにしています。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/11 16:35

クライアント側です。


間に入る方は大変ですよねぇ…

私らの場合は、デザイナーさんと直接やり取りが出来ず
意思がちゃんと伝わってなくて、
修正の要請をすることになってしまったりはしますが…
(うちの場合は自分で直しちゃいますけど)。
やはり「要望がちゃんと伝わってこない」仕事が、
一番困ってしまうものだと思います。

デザインに関しては、細かい要望があるクライアントなのか
大雑把でデザイナーさん任せなのかを見極められたら…
とは思いますが…。
イメージだから難しいですよね~。
センスが合わないこともありますしね。


どういう形式で実作業に入られるのかわかりませんが、
担当のデザイナーさんがこれまでに手がけたものを予めクライアントに見せると
イメージの合う・合わないがなんとなく伝わるかなぁ…という思うのですが…。
私の場合は雑誌で、同じコーナーなんですが毎回デザイナーさんが違うので、
「今回はあたり」「今回ははずれ」という感じになってしまうんですねぇ…
やっぱりページのイメージに合う・合わないがあると思いましたので。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分のセンスだけで考えるんじゃ、依頼してくる意味が少ないと思うんですよね。しかも会社のものであり、自分の持ち物作るんじゃないのだから。
最終的にはこのクライアントの言う通りに作ってあげたら、裏表がわかりにくくなってしまい、現場が折りを間違えるなんてこともありました。

お礼日時:2005/09/10 11:22

専門用語を間違って覚えている人。


こういう人に限って知ったかぶって使いたがるので、
現場が混乱することこの上ないです。
頼むから普通にしゃべってくれと思います(笑)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど。クリエイティブに限らず一般的にもそうですよね。
私は妙に横文字使いたがる人に違和感を感じることがあります。

お礼日時:2005/09/10 11:05

まぁデザインの仕事をしていれば必ず出会うクライアントのタイプです。



全くデザイン知識が無くこちらに丸投げの人もいれば、結構知識が有りこちらの不備を指摘してくる人もいます。
ですが、やはりクライアントなので多少失礼な言動などはこちら(デザイナー側)が我慢すべき所だと思います。
但し、主張すべき所はしないと逆に信用してもらえなくなる恐れもあります。(なめられてしまう。)

困るのは知識が全く無いクライアントが原稿を中々出さない事ですね。
しかも出したはいいが納期が無茶苦茶。
原稿出せばクライアント側の仕事は一旦終わりなのでその感覚で、すぐにデザインカンプを見せてくれとか云う人です。
例えば(平日が休みのクライアントですが。)金曜の夕方に原稿を渡されて「月曜日に見せてもらえますか?」
・・・・うちは土日は休みなんですけど・・・と云った感じです。

クライアントの決めぜりふは2つあります。
「時間がない」と「予算がない」です。
その割にはハイクウォリティーを求めます。(立場としては解りますが・・・。)
何とか出来る限り良いものを提案したいのがデザイナーですし、そうすべきものです。(限度はありますが)
だからデザイナーは徹夜徹夜の連続なのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は間に立つポジションなので、両方(クライアント、デザイナー)の意見を聞く立場でもあるわけです。
私の例はよくあることかもしれませんが、デザインすること(私の場合、営業担当としてという意味になりますが)の難しさは、デザインそのこともあると思いますが、数字などと違って客観的評価基準がないことかなあと思う出来事だったので。
パソコンが広まり、DTPソフトによって「デザイン」が誰でもできてしまうことの影響もあるかなと思いました。もちろん功罪、両方あると思います。
自分の好みが必ずしもいいデザインではないことは例に挙げた件では確かでしたけど。

>困るのは知識が全く無いクライアントが原稿を中々出さない事ですね。
しかも出したはいいが納期が無茶苦茶。

よくわかります。デザイン案OKの後の校正、印刷までのスケジュールも管理するのでいつまでもデザインにかかってはいられない部分があります。
クライアントとはいえ、ひとつのものを作る同じチームの一員だと考えてくれるとありがたいのですがね。

お礼日時:2005/09/04 12:40

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