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中1の息子がおります。

これまで2度の定期テストを受けましたが、国語の長文問題での間違いが比較的多いのです。
指示語の内容を答える、文中の登場人物の言動から答えを導くなどの問題です。
どんな勉強、指導をすれば、長文読解の問題が得意になるのでしょうか。

本は小さい頃からたくさん読んでおり、読書の習慣はあります。
また語彙も多く、作文は得意な方です。

他の教科ですと弱点や勉強法が見つけやすいのですが、どのように学習すれば力がつくのかよくわからず、本人も困っています。

国語学習に詳しい方、長文読解の問題が得意になる効果的な勉強法、参考書、問題集、思いついた事等、何でもいいのでどうか教えてください。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

裏技的な学習法をお教えします。


一時的な国語の成績はアップしますが、本当の「国語力」がつくかどうかは疑問です。また三年生の総合問題にも通用しません。二年生の定期テスト対策程度です。

中学校の国語のテストは、問題文に何が書いてあるかを問います。決してその文を読んで何を思ったかではありません。たまに字数制限で感想を書く問題もありますが採点基準の設定が面倒なので、高校入試に作文を課している県以外はそうしょっちゅうは出ないでしょう。

>本は小さい頃からたくさん読んでおり、読書の習慣はあります。

こういうお子さんは文章の持ついろいろな可能性に対して自覚的ですからご自分の感想などをきちんと持とうとされることが多いです。したがって

>また語彙も多く、作文は得意な方です。

は将来きっと有利に働く「長所」となるものです。その「長所」を伸ばしてあげてください。

さて、裏ワザです。
中学校の国語のテストは誰がつくるのでしょうか?
もちろん教科担当の先生ですよね。
では、国語の教科担当の先生が「実際に」問題を作成するのでしょうか?
これにはイエスとノーの回答があります。
イエスはごく普通のことですね。国語科の担当として定められた教科目標にそった授業をしその成果を見るために、自分の「教案」にそった問題を作成する。当然、授業中に説明した内容から主に出題されるはずです。

次にノーの場合。
自分で問題を作らない先生はいるのか。
いるという話を聞きます。もっとも「いるかいないか」はどうでもいいでしょう。
では自分で問題を作らない先生はどうやって問題を作るのか。
先生用の問題作成「アンチョコ」を参考にするのです。
その「アンチョコ」に書かれた内容を全部または一部いただく。
そして「立派な」問題が出来上がります。

しかし、上記の件は特段どうということでもないです。新米の先生ならそういう頼りになる「アンチョコ」の助けも必要でしょう。先生も成長しますからやがては自分自身で問題作成ができるようになる。

ここからが本題です。
ある量の文章を教材としてテスト問題を作成する場合、教科目標にそった問題作成はベテランの先生ならだいたい似通った作問となります。人により重点個所が少し違うだけで「問われる内容」は似通ったものができます。

これを使います。
市販のものでいいですから、教科書準拠の定期テスト対策の問題集を2~3種類購入します。テスト前に学校で使用している問題集を中心に、その2~3種類の問題集の「テスト範囲」の問題を2回以上解きます。

これをやれば成績はアップします。
なぜなら国語のプロが特定の文章を対象に問題を作成すると、文章の内容や教科目標を考慮して「驚くほど内容の似た問題」が出来るものなのです。
違う問題集でも同じことが問われれば「ここが大切なんだ」と分かりますし、模範回答を複数見ることで「こういう風に解答すればいいなだ」と了解します。

繰り返しますが、国語の問題はその文章に何が書いてあるかを問うものです。その文章を読んで「何を思ったか」ではありません。

国語は取り扱う内容が日本語ですから、読めばなんとなく分かったような気になったりします。そして自分が正しいと思って書いた答えが×となり、「えっ、そんなこと読み取れないよ」と思う答えが○だったりします。これは普段使っている日本語だから「分かる筈」という落とし穴なのです。
国語の問題には「答え方」があるのです。それを実践的に学習されるといいでしょう。

最後に、これはあくまで「テストの点を上げる」ために特化した方法なのでその点ご承知おきください。
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この回答へのお礼

御回答、どうもありがとうございます。
家族が体調を崩したため、お返事が大変遅くなってしまいました。
申し訳ございませんでした。
こんなにも長く、詳しく書いて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。

テストに限った点数アップ方法とおっしゃっておりますが、抜群の御助言だと思いました。
特に「市販の教科書準拠の問題集を数種類買って問題を解く」というのは、なるほどその通りだと思いました。
なぜならまずは教科書の問題に取り組むというのが、息子にとって大事なことだからです。いろいろな問題集で今勉強している教科書の問題をじっくり解かせてみたいと思います。

1つの文章問題に対し、自分なりの感想を持つとか文章を深読みするという読み方をとりあえずやめ、今学校で勉強している文章に何を書いてあるか理解し答えることを繰り返してやらせてみます。

貴重な御助言、ありがとうございました。
私にとっても、ためになりました。

お礼日時:2009/09/02 18:33

国語の先生に相談してください。

国語の授業を大切にしてください。
塾にいっているのでしたら、塾用の教材を紹介してもらって下さい。
学校納入教材で「問いの読み方」吉野教育図書という本がありました。
塾用教材で、文理のウィンパスをテキストに使っている塾がありました。あとは、全国高校入試問題集の国語(学研から、科目別分冊がでている)。NHKブックス「小説入門としての高校入試国語」石原千秋著。国語の問題で、正解がわからないとき、実は学校という空間(社会)で正しいとされている価値が、正解を決めていることがある。友情、真実、など。
昔読んだ教育学の新書に、国語が1とか2(通知表で)の成績で、作家になったり、詩人になった人がいる。
成績がよいから、うそをつかないというわけではない。難しいですね。
総選挙の公約(マニュフェスト)の読解みたいですね。発信者の意図と、受け取る側の期待の大きさとの落差というのか。

深読みをしない。落とし穴や、罠にかかって、ときには相手を喜ばせてあげる。心理的なかけひきも必要かもしれません。
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この回答へのお礼

たくさんの御助言をいただき、どうもありがとうございます。

他の科の教科に関しては学べば結果が出るというような状況ですし、間違いがあっても理解できます。
しかし長文読解に関しては本当に困り果てておりました。
小学生の頃から難しい本も結構読んでおりましたので、まさかこのような事にと驚きましたが、回答者様達のお話を伺って、どうもそれが弊害(と申していいのでしょうか)になっている様子。複雑な気持ちです。

息子とともに問題を読み解いて、語弊はありますが点数をとるための技術を覚えさせていくしかないと思いました。
なんとなく心中モヤモヤしますが、親子ともども気持ちを切り替えて取り組んでみたいと思います。
国語の先生、塾の先生にもお話を伺ってみます。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/08/29 12:52

読書が好き、自分独自の読解力が育まれているが故に、その問題に限って、限定して求められている正解にたどり着き難い事ってあるんです。

何故それが正解なのか?という部分に納得できないというかね。
考えすぎてしまう。
厳密に言えば正解不正解を付けられないのが現代文。
でも敢えて問題を創って、それを問うてる以上、問題作者の求めたい正解があるんですよ。そのどういう意図でその問題が出題されて、それはどの部分を読み解く事でたどり着ける正解なのか?
それは余計な先入観や思い込みを捨てて、問題文を読み込む事で見えてくるように出来てるんです。
どうしても、自分はこう思うという部分が強く出てしまうのが読書が好きだったりする人には多いんです。
それが出過ぎるが故に、そこで求められてる正解を中々見つけ難いと。
先ずはシンプルに過去問や問題集をやりこんでいって、回答の詳しい解説を読んでいく中でその正解にたどり着く為に必要なプロセスをつかみ取って行く。ただ合ってた間違ってたに一喜一憂せずに、何故それが正解で、それは何処をどう読むことでたどり着く正解なのか?そして自分は何処をどう読んでしまったのか?
読み方はいろいろあって良いんですけど、その設問で求められてる正解にたどり着くような読解が必要なのが現代文なんですよね。
なるべくシンプルに文章を自分の中に流していって、設問に挑んでいく事が実は一番正解に近づく良い方法なんです。それには慣れていくしかありませんし、まだ中1ですからね。あまりガチガチに不安を煽らずに、勉強していけば良いと思いますよ☆
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この回答へのお礼

御回答、どうもありがとうございました。
なるほど、と頷きながら拝見しました。

よく夫が「多くの人が『これだ』と思う文が回答なんだよ」となどと冗談めかして言っているのですが、本人は神妙な顔で「うん。でもそれがよくわからない」と答えています。
本人は全く意識していないのですが、深読みしてしまうのが普通になっているのかもしれません。
また「その問に対してそのように思うの?」と驚くような独特な答えを書いていたりで、「普通想像できないよ、大丈夫かいな・・・」と心配になることもあります。

アドバイスにございましたように、過去問や問題集にとりくんで、解説もよく読み、長文読解経験数を増やしたいと思います。
大変助かりました。ありがとうございます!

お礼日時:2009/08/27 22:25

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