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私は小学校の時の原稿用紙の使い方の授業で
「二重かぎかっこはかぎかっこの中に入れる」とならいました。
しかし、成長した今、色々な文章を読んでいると二重かぎかっこが外側に来ているのをよく見ます。
そのうえ、先日の現代文のテストに『○○テスト第○回「現代文」』とあって、さらに混乱しています。
(国語の先生のつくったものだから間違っていないだろうという考えです。)

「『』」と『「」』、用法としてはどちらが正しいのでしょうか?
小学校に習ったものが違っていたのか、この4~5年で慣習が変わってしまったのか、
詳しい方、回答よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

> 小学校に習ったものが違っていたのか、この4~5年で慣習が変わってしまったのか、



符号の用法について国が定めた基準としては、次のものが最も詳細だと思われますが、これは現代でも立派に生きています。

● くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)
昭和21年3月 文部省教科書局調査課国語調査室
http://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/ …

この基準では、カギ(「 」)およびフタヘカギ( 『 』 )の用法について、次のように定めています。
-------------------------------------------------------
1. カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思ふ語句に用ひる。
これにフタヘカギを用ひることもある。

2. カギの中にさらにカギを用ひたい場合は、フタヘカギを用ひる。

3. カギの代りに“ ”を用ひることがある。“ ”をノノカギと呼ぶ。

-------------------------------------------------------
* 注: ノノカギは機種依存文字なので、ダブルクォートに代えました。

ただし、この基準の前文を読むと分かる通り、これはあくまでガイドラインに過ぎません。「符号の使用については、個々人の判断でご自由に」というのがお国の方針のようです。
したがって、『○○テスト第○回「現代文」』という表記は国が示した基準に沿ってはいませんが、それはそれで一向に差支えないわけです。

もっとも、いくら自由だからと言って一つの文書の中で場所によって使い方がバラバラだと、読み手が混乱するのは言うまでもありませんね ( ^^;

この回答への補足

↓のお礼に補足を。
お礼ポイントはこちらの独断と偏見でつけさせていただきますm(__)m

補足日時:2008/02/01 15:58
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この回答へのお礼

こんなに沢山の回答をいただけるとは思っていませんでした!
ここでまとめてお礼させていただきます。

要するに・・・

例としてあげた『○○テスト第○回「現代文」』というのは
文章ではないため、単なる飾りとして『』を使っている。
原稿用紙に書くような文章の場合は「『』」が正しい。

というような感じでしょうか。
作文などでは今まで通り「『』」で使っていけば良いんでしょうね。
でも、きっと『「」』が正しいと思って文章中でも使っている人がいるかもしれませんね・・・
やっぱり日本語って奥が深いですね~
大変勉強になりました、皆さんありがとうございました。

お礼日時:2008/02/01 15:57

http://lightnovel.jpn.org/study/bracket.html
に「」『』の使い方の例があります。『』は書籍タイトルを示す意味でも使用するようです。

一方以下のページには、
http://www.sezax.co.jp/infomation/pdf/vol_66.pdf
 『 』 二重かぎ、二重かぎ括弧 引用や参考にした書籍や
  定期刊行物を囲むために使用。
   (論文や作品名は普通のかぎを使う)
とあります。

テストのタイトルは「」『』どちらになるか判然としませんが、出題した先生はタイトルを明示する目的で『』でくくり、「」は"現代文"を強調する目的で使用したのではないかと思います。

何にせよ先生に直接聞いてみたらいかがですか?
変な聞き方をして揚げ足取りと思われたら困りますが…
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「二重括弧は内側」なんて初めて聞きました(小説書いているくせに)。


とりあえず、ここ数年でどうこうといった話ではないと思います。
小学生くらいだと“鉤括弧=誰かの喋ったことの”ような認識だと思うのですが、それを前提にしていたのかもしれませんよ。


また、本来はそういう規則なのかもしれませんが、#3さんの言うように二重括弧は強調としても使われていますので

○○テスト第○回「現代文」

という文字列を強調すれば

『○○テスト第○回「現代文」』

となるのは自然かと。
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こんにちは。


私も習ったのは質問者さんと同じです。
後者の方は、発言内容(人のしゃべった内容)と何かに表記された内容を示すカギ括弧を区別する為に用いたのではないでしょうか。
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国民の表記は自由です。

括弧は例えば人のせりふと説明の区別、強調などの意味でも使われる。
読むときも指名され音読はかっこということもあるがふつうは読み飛ばす(^^)
数学の記号の括弧と同じで何重に使ってもいい。ただ開く閉じるの関係がややこしくなるから表記かえるわけです。

素が「」というのは(学校での言い方は)1つは昔の印刷方法にあります。ガリ版があったころには口などうまく書かないと原紙が切れた(穴になる)
2重括弧などは使いたくない(^^) いまはワープロでプリンタ印刷だから花文字で飾っても自由自在です。
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>『○○テスト第○回「現代文」』とあって



↑は原則からすれば間違いで、質問者さんが習ったのが正解です。

ただし、二重かぎかっこ(『』)は「強調」の意味で用いることもあるので、
↑のケースについてはアリかもしれません。
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わたしも「『』」で習いました。



“国語の先生だから間違っていない”とは言い切れないのではなのでしょうか。

もしくは、タイトルだから目立つ様にということで二重かぎかっこでくくったのかもしれません。
私たちが習った「『』」は文章中での使い方ですし、タイトルとして使うなら『「」』でも問題ないのではないでしょうか。
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例題では、単なる強調として使われているのではないでしょうか。



原稿用紙の使い方の時は、文章内の発言箇所の記述要領としての用法を習われただけだと思われます。

別のものだと考えてもらえばいいでしょう。
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