ショボ短歌会

先日、歴史の資料集を眺めていると、太平洋戦争について「太平洋戦争という名称が一般的だが、戦域が曖昧であることから、アジア太平洋戦争という名称が普及しつつある」という記述があったのですが、はっきり言って、聞いた事がありません。
この名前は本当に普及しているのですか?

A 回答 (4件)

先の戦争の呼称についてはそれぞれの歴史観、イデオロギーと結びついている面があるので一概には言えないのですが、一般的に最も普及しているのは「太平洋戦争」だと思います。

戦後、GHQの指示によってこの呼称を使うようになったためだと思うのですが、戦時中に日本は太平洋だけでなく、中国などとも戦っていた事実から保守派は戦時中に日本政府が使っていた「大東亜戦争」という呼称を用いる傾向があります。

そうした中で、ご指摘の「アジア太平洋戦争」という呼称がもっともふさわしいのではないかという意見が出てきているのですが、一般的な認知度は低いと言わざるをえず、また、日本がソ連と戦った事実を想起しにくいなど、必ずしも適切とは言えないため、今後普及していくかは疑問です。
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>この名前は本当に普及しているのですか?



多少大きな書店にでも行けば「アジア太平洋戦争なんちゃら」みたいな題名の書籍が何冊かおいてあるように現代社会において「使用されている例がある」ことは確かでしょう。(普及しているかどうかは人の判断による所かと)
ただ、アジア太平洋戦争という名称を使用する場合は左寄りの思想の方である方が一般的であるという印象は受けます。

完全に雑談ですが、戦域が曖昧であるという理由なら、
ペルーとチリの太平洋戦争の方がよほど曖昧であり、そっちを「南米太平洋戦争」とか「秘智戦争」にすりゃいいのに思ってしまいますけどね。(硝石戦争とは呼ばれることはあるみたいですが)
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圧倒的に普及している第二次世界大戦の太平洋方面の戦争についての呼称は今もやっぱり「太平洋戦争」でしょう。



元々真珠湾攻撃により始まった対米英蘭戦争は
帝国海軍はこれを「太平洋戦争」と呼称すべきと提唱しましたが
陸軍がこれでは「支那事変」以降の連続性がわからなくなると反対し
「大東亜戦争」という理念先行の名前を付けたといいます。

ただし、「アジア太平洋戦争」も戦域が明らかになることと、19世紀の南米における「太平洋戦争」と明らかに区別できると言うメリットがあるので、歴史関係の書籍に使われることが増えて来てはいるようです。

ただし、普通の会話にでることはやはりまれです。
たいてい「太平洋戦争」で南米の戦争と間違われることもなく話は通じますから。
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普及はしていませんがその方が適切です。


と言うのは「太平洋戦争」という名の戦争が別にあるからです。
第二次大戦前に南アメリカの太平洋岸での戦争で小規模だったのでほとんど忘られていますが、その正式名が「太平洋戦争」です。
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