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朝まで生テレビを見て思ったのですが、議論を始めるのに必要なのは、確かな事実です。
議論=理想までの過程の模索であり、そのためには現状認識が不可欠です。
よって事実が極度に曖昧な中での議論は無意味です。
にも関わらず、熱狂される温暖化の議論において
・温暖化しているのか否か(寒冷化か)
・もししているのなら原因は人間か
・温暖化は人間に悪影響を与えるか

議論の根幹になる基本的な事実の全てが、科学的に分かっていないようです。
もちろん私は武田さんみたいに、環境問題なんかないんだ!詐欺だ!と懐疑論ばかり主張したいわけではありません。
ただ、議論をするにはまだ早いのでは、と思っているのです
どうして議論の根幹になる事実の全てがこんなにもはっきりしない中で議論が行われ、各国がCO2何%減らした減らさないの話まで進んでしまうのでしょうか。

もちろん多数派が主張する事実を仮定に議論が進められているわけですが、少数派の主張する事実も厳然としています。
仮定も曖昧過ぎます。
これでは議論は妄想や宗教です。
よって、この議論は、科学者の研究が進んで事実が少し程度分かってからで良いと私は思っています。
皆さんはどう考えていますか?

A 回答 (10件)

1.温暖化しているのか否か(寒冷化か)


 ゆっくりとした温暖化はあります。100年で0.7度のペースです。この温暖化は炭酸ガスの排出が急増した1950年代以降からではなくて、1800年代前半に寒冷だったダルトン極小期が終わって以来続いていることで自然現象です。2000年頃から温度上昇は止まっています。
 IPCCの報告では1980年代、1990年代は急激に気温が上昇し、炭酸ガス濃度の上昇以外の要因ではそれを説明できないとしていますが、人工衛星による観測ではその時期の温度はほとんど上がっていません。発表されている地上観測の数値は恣意的な観測点の選択や補正の名を借りたねつ造によって温度が急速に高くなったように見せているとの疑いがかけられています。
http://www.drroyspencer.com/latest-global-temper … 人工衛星の測定による気温
http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/sate … 地表観測と衛星観測の気温差
http://d.hatena.ne.jp/nytola/20100228/1267399494 nytolaの日記 科学史上最悪のスキャンダルの続き
http://www.kinyu.co.jp/index_earth.html 金融財務研究会セミナー 「地球温暖化論」の裏話
 
2.温暖化の原因は人間か
温暖化の原因は、1600年代から1800年代前半まで続いた小氷期からの回復と、1900年代後半の8000年ぶりという非常に活発な太陽活動です。
太陽活動の気温への影響のタイムラグ(時間的遅れ)は15年位であり、太陽活動の低下の影響は2015年頃から出てきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% … 太陽変動
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 400年間の太陽黒点数の推移

 20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/p … 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告
http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8. … 
太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム 
 アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進することを繰り返しています。
http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37 
http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliH …
 太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候となり、京都のヤマザクラの開花が遅れていることからも、太陽活動と気温の密接な関係がうかがわれます。
http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray … 
オマーンのモンスーンと太陽活動に非常に密接な相関

 温暖化炭酸ガス原因説では人為的に排出した炭酸ガスが温度上昇の原因とされていますが、実は原理的に炭酸ガス濃度の上昇による気温の上昇はほとんどゼロに近いものです。

 温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。
 炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、10mでは100%吸収します。
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)
 現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと390ppmとの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。
 実際に炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と同じ大きさの大気放射が観測されていて、地表から上向きに出た地球放射はすべて炭酸ガスに吸収され、周囲の空気を暖めることなく、再放射されて大気放射として地表に戻っています。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke0 … 近藤純正先生のHPの図 3.5
 15μmの波長では炭酸ガスに吸収されずに宇宙まで出る地球放射は全くありませんから、炭酸ガスの濃度が高くなっても、炭酸ガスによる吸収は増えませんし、温室効果も増しません。
 1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルは、実験で空気中の炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにしています。炭酸ガスが宇宙に放射する高度の0.1気圧の成層圏下部でも吸収は飽和しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 大気通過後の放射スペクトル分布 
 炭酸ガスよりもはるかに広い吸収波長域を持つ水蒸気も吸収可能な波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に水蒸気濃度が高くなっても、温室効果は増大しませんし、水蒸気による正のフィードバックもあり得ません。負のフィードバックが観測されていますから、炭酸ガス濃度倍増時の温度上昇は1.5~4.5度でなくて、0.4度未満です。
 メタンの吸収波長(7.6μm)と一酸化二窒素の吸収波長(7.8μm)は水蒸気と吸収波長が重なっていて、地球放射を全て吸収していますから、濃度が増しても温室効果は増大しません。

 炭酸ガス濃度が増すと、15μmの吸収波長域が長波長側と短波長側に広がるから、温室効果が高まるとの主張がありますが、それは水蒸気が存在しない架空の世界での話で、実際の空気には炭酸ガスの50倍近い水蒸気が含まれていて、広がるはずの波長域と吸収波長が重なっています。従って、広がるはずの波長域は水蒸気によって既に吸収されてしまっていますから、炭酸ガス濃度が増しても温室効果は高まりません。(既出の大気通過後の放射スペクトル分布の図を参照)
 炭酸ガスに一度吸収された地球放射は半分が上向きに再放射され、炭酸ガス濃度が増すと、吸収と再放射を繰り返して宇宙へ出て行く距離が増すから温室効果が高まるとの主張がありますが、地表では15μmについて上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。15μmの地球放射と大気放射の差引はゼロで、宇宙に出て行く放射はありませんから、上記の主張は誤りです。

3.温暖化は人間に悪影響を与えるか
 トータルとしては悪影響はありません。過去100年の0.7度の上昇で暑い夏が多くなってきて、米の白変米の増加のような障害も一部で生じていますが、高温に強い品種ができて普及してきています。また、田植えの時期をずらして高温障害を受けにくくする対策もおこなわれていて、その問題は解決しつつあります。
 気温の上昇は2000年頃から止まって横ばいとなっていて、IPCCの上昇予測からどんどんはずれてきています。海面上昇のスピードも2003年頃からかなり鈍化しています。
http://www.drroyspencer.com/latest-global-temper … 人工衛星の測定による気温
http://wattsupwiththat.com/2010/04/25/prediction …  IPCC気温上昇予測と実際の気温の推移
http://sealevel.colorado.edu/  海水準
 炭酸ガス濃度の上昇は本当は温暖化の原因ではありませんから、太陽活動が低下する今後は気温が低下傾向になります。太陽活動が気温に影響するまでに15年前後のタイムラグ(時間的遅れ)がありますから、2015年頃から低温傾向になるはずです。
 今世紀末までに炭酸ガス濃度が現在の2倍の780ppmになると、世界の食糧生産は大幅に増加します。200ppm増やすだけでも、作物の光合成速度が高まることにより、水稲、小麦、大豆は15%近く、バレイショとワタは2~5割も増収します。
http://unit.aist.go.jp/ripo/ci/kanene/kkr5/sessi …
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温暖化は現在停止してます。


停止した原因はIPCC提唱原理の人為起源CO2を上回る寒冷化要因が発生したからであり、その寒冷化要因とは太陽活動の低下です。

よって、人為起源CO2の影響より太陽活動の方が気候変動に与える影響が大きいと判明します。
ですから、人為起源CO2より自然放出CO2量の増大の方が地球温暖化要因としては遥かに大きいと結論付けられます。

以上、この推論のそれぞれの段階で幾つも自然原理の説明を省きました。
省いた結果この推論が理解不明となる方は、地球温暖化原理を論ずる資格はないです。


人為起源CO2の排出量削減はした方がしないよりは地球温暖化の速度を低下させる事が可能ですが、まるでプロパガンダのようなCO2削減運動は愚かしい限り。
日本の環境省の主導するIPCC思想の啓蒙活動は、プロパガンダであると理解し、その政治目的または科学的詭弁に載せられて国の進路を誤ってはなりません。

プロパガンダに洗脳された愚かしい民は温暖化原理を無視し集団妄動しています。
この度の民主党政権も、実現不能若しくは実行すれば国民生活に与える影響は尋常ならざるCO2削減目標を提示しています。

現在の地球温暖化問題は政治問題と成り果て、もはや科学ではありません。
我々のすべき事は、この政治プロパガンダに適当に応じつつ、国民生活に与える影響を極力避け、そして真に温暖化を停止する方法を国際的に提唱すべきです。

地球の自然環境の回復努力こそが真の温暖化対策です。


以上、随分と詳細説明を省きましたが、更にご質問あれば受け答えします。
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「少数派の主張する事実も厳然としています。

仮定も曖昧過ぎます。」と言う断定は如何なものかと思います。
マスコミは目新しく議論が伯仲すれば良いと言う価値判断で放送していますが、この手の遣り取りは「ノストラダムスの大予言」の様に話題が起きる限り決着は着きません。
参考URLは既に何度も改定を続けていますが、武田氏を始めとする懐疑派が番組で真摯にそれに触れて反論されている事は、寡聞ながら例を知りません。
そう言った意味では、NASA陰謀説・UFO情報隠蔽説と同様のバラエティ番組ネタであり、真剣な論議をされている学者の皆さんや公的機関に失礼だと思います。
勿論「学会で取り上げてくれない」との言い分が出て来るでしょうが、それなら受けた反論を真摯に受け止めた上の露出で在るべきで、受けを狙って既に決着済みの議論をそのまま再提示すべきではありません。

参考URL:http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/k …
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私は環境破壊に関しては、もうすでに手遅れだと思っていますが、温暖化という概念には反対の立場のものです。

が、平行線をたどっても議論になりませんので、全面的に温暖化という考えが正しい前提でお話します。

現在、温暖化論を積極的に支持し、その具体的な方法としての二酸化炭素削減論の大部分は、ほとんど効果がないばかりか、逆効果としか思えません。

本当に二酸化炭素の排出量を減少させるつもりであれば、まず議論し、実行するべきは、世界人口を半分にする議論です。
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国連などの国際政治ではすでに、1980年代に温暖化対策の必要性について認識されはじめ、1992年に気候変動枠組み条約ができました。

これには、世界のほとんどの国が署名しました。
この条約ができたのは温暖化の原因が明らかになったからではありません。 温暖化対策の必要性が認識されたので、国際的な議論や検討の場を作ったというだけです。京都議定書はそういう流れで、できたわけです。
京都議定書はアメリカが批准しなかったりということはありますが、それは決して温暖化対策の必要性そのものを否定したからではなく、リスクの評価と方法論で意見の違いがあり、利害が衝突したということです。 国際社会では温暖化対策の必要性は共通の認識ですが、具体的対策に関しては、それぞれ自国が有利になるように様々な駆け引きが行われているのです。

科学的事実の認定が不十分なうちに、ここまで進んだ理由は温暖化対策はリスク管理の問題であり、わかっている範囲でそのリスクの大きさに応じた最小限のコストによる対策は実施していかなければならないからです。
温暖化対策は地球的規模の問題なので、たとえ原因について納得がいかなくても国際的な動きから孤立することはできません。むしろ国際的な対策の方向性を日本にとって有利な方向に導くように積極的な動きをしなけれなりません。

日本国内では温暖化対策の必要性そのものを議論していますが、国際的には1992年に気候変動枠組条約ができた時点で、対策の必要性は認識されたわけで、20年近く前に終わった話です。
ただし、温暖化の原因が科学的に証明されたということとは違います。 温暖化の原因や将来の予測など科学的な検討を行う必要性は20年以上前から認識されており、IPCCが設立されました。 いまも検討の必要性は変わっていません。

温暖化の科学的知見を深めるために疑問があることについて、議論をすることは大いにすべきことです。今後、これまで知られていなかった画期的な事実が判明すれば、対策の必要性についての議論に発展するかもしれません。しかし、いまのところ過去20年以上にわたる研究や検証の範囲を超えるものは出ていません。したがって、温暖化対策の必要性に対する国際的な認識を修正するには至っていません。
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温暖化以前に汚い日本の町並みに緑を増やしていけばいいだけの話。

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質問者の意見に真っ向から反対する意見で申し訳ありませんが、



・温暖化しているのか否か(寒冷化か)…確実に温暖化している
・もししているのなら原因は人間か…ほぼ人間の活動が原因と考えられる
・温暖化は人間に悪影響を与えるか…非常に重大な悪影響を与える

これが現在、世界的に広く認められている結論です。もちろん異論もあることは承知しています。しかし、この問題がすでに30年間も議論されてきたことをご存知でしょうか。
30年前、一部の学者からCO2の増加によって地球が温暖化し、海面上昇や伝染病の蔓延など様々な悪影響が出てくることが予想されました。これに対し、別の学者から地球は温暖化していない、温暖化しているとしても自然現象であり、人間の活動によるものではないとの意見も出されて、真っ向から対立しました。
こんな場合、貴方ならどうしますか。もっときちんと議論して、科学的なデータを積み重ねて結論すべきだと考えるでしょう。当時の国連もそう考えました。それで大量の科学者(日本人も含まれます)を動員して、地球温暖化の関する情報を収集、検証することにしたのです。この組織をIPCCといいます。科学者たちは1988年から活動を開始して、2007年に第4次報告書を提出しました。その結論が、冒頭に述べたものです。詳細は以下を見てください。
http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/ar4syr.pdf
もう少し、科学的研究が進んで、きちんと議論すべきだというのが貴方にご意見だと思いますが、すでに上のような大規模な議論が行われた上で、CO2の削減目標などの対策が定められているわけで、決してあやふやな根拠や政治的な判断のみによって決められたものではありません。
もちろん、まだ不確実な要素があることはIPCC自身も認めています。異論についても、単なるマスコミで名前を売りたかったり、著書の売上を伸ばすために古い議論を蒸し返しているような場合(貴方も指摘されているような事例)を除いて、真剣に議論すべきだと思います。
しかし一方で、このまま温暖化が進むと、後戻りのできない大きな損害を人類や他の生物が被る可能性があります。できるだけ早く対策を取っておかないと悪化してからでは、もう遅いのです。(風邪はひき始めが肝心。肺炎になってから「やっぱり風邪だったね」ではもう遅い)
温暖化については、いろいろ異論があることは承知していますが、30年間も議論を重ねて、一定の結論も出ている状態(裁判でいえば有罪判決が出ている)です。異論は異論で議論することは必要ですが、もう行動を始める時期に来ていると思います。このまま放置して人類に大きな危機が訪れた時に、「いやあ、私の異論は間違いでした。すまんすまん。」といわれても仕方がありません。
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私も専門家ではありませんが、質問者様の意見・感覚は正常だと思えます。


現在は、温暖化問題は完全に政治(国際議論発案の主導権確保)に利用されているといっても過言ではないと感じます。マスコミも科学的論証と政治的プロパガンダを識別せず、センセーショナルな話題に飛びついて報道します(マスコミの性でしょうが)。この報道くらいしか情報入手手段の無い、我々がミスリードされても致し方ないという状況でしょうか。
ただ私なりに感じるのは
・温暖化は進行しているのは間違いない。
・しかし、この温暖化が「異常」なのかどうかは不明。そもそも「正常」とはどういう状態なのかも定義定されていない。地球規模の歴史では、氷河期や間氷河期(正しい言い方は忘れました)を繰り返しているそうですが、これらの温度変動の範囲を正常範囲としても現在の温暖化傾向が続くと異常状態に突入するのか?
・温暖化の原因がCO2とされているが、その根拠や影響度合いはあまり確かではなさそう(一部の検証されていない論説のみがセンセーショナルがゆえにマスコミや政治団体に利用されている印象)。
・一方、石炭や石油という限られた資源を野放図に浪費し続けても良いかといえば、答えはNO。したがって、温暖化問題と資源枯渇問題とが混同されて議論されている。
といったところです。

もしかすると、質問者様の疑問には次の書籍が答えてくれるかもしれません。(この書籍の主張が正しいか否かは別として、考え方は重要だと感じました)
○正しく知る地球温暖化:誠文堂新光社:赤祖父俊一
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話がやや突飛かもしれませんが「原爆はこのままでいいのかどうか?」ということで「でも現状いいところもあるしねぇ」などという意見に耳を貸していたら、原爆を削減していくこともできないでしょう。


環境にとって「悪いんじゃないの?」というようなことを人間がしているのだとしたら、それはやはり中止するなりして、わが身を正すべきじゃないでしょうか?。

確かに「思惑」というものが交錯しているのが現状で、そういった意味では注意が必要なことですが、しかしそれでもなお「科学文明」が今のままの使われ方で推進していくのに「危険性を感じないか」という「直感」みたいなものを優先させるのは大事なことだと思います。
数値ばかりで議論も変です。
一番優先されなければいけないのは「自然とは?人間とは?」という根源的なものへの希求であり、より原始的な感情だと私は思います。
CO2削減値がいくつで、というのは、あくまでも「基準値」に過ぎず、確たる意味など持っていないのです。
「我々はどうやってこの地球に住み続けていくのか」ということが一番大事な、我々が絶えず考えていかなければいけない「課題」でしょう。

「ありやなしや」は議論で卓上で動いているうちはいいのです。
しかしこの「可否論」…二者択一の選択というのは、本気でやればやるほど人間を「地獄の淵」に追いやり、大きな悲劇を残してきました。
世界大戦然り、核爆弾の製造然り、宗教間の争いしかり、です。
そしてその「可否」を科学の天秤の上に載せての討論も、やはりいつまで行っても「危険」から逃れられない道筋にしか乗らないのです。

謙虚になるべきです。
正しいかどうかを事前に判断することなどできません。
飛び出た釘をたたき戻すような、愚直な繰り返しくらいで、私は今の人類のできることは「精一杯」だと思っています。
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例えば、地球の平均気温が上がり続けていることは統計的に見ても明らかであり事実です。

オゾンホールの問題、砂漠化の問題もまた然りです。
確かに事実を確認しないで予測の範囲で進められている部分もあろうかと思われます。実際にCO2の削減に関しても値は予測値で出していますし、効果についても予想です。
ただし“何もしないよりマシ”ということです。これは非常に重要なことであると私は考えます。
現実には温暖化はあり得ないくらいすごいスピードで進んでいますし、放置しておけば一般的に言われているような、『地球まるごと水浸し』に確実なってしまいます。これはいままで放置していた(気づきもしなかった)結果であり、この右肩上がりの温暖化の温度上昇率を緩めるだけでも大変な進歩ではないでしょうか?利害ばかりを追求してきたバカな人間がやっと打ち出した効果的な対策であり、地球存続の第一歩です。たとえこれが効果があまりないただの延命処置であったとしても、考えている間にさらに効果的な対策が考えられるかもしれません。なんにせよ、行動しないであ~だこ~だ言ってる間に滅亡するよかよっぽどいいんじゃないかなぁ~と私は思います。

長文失礼いたしました。
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