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福岡市在住者です。
むくげの挿し木管理について教えてください。
最近、鉢に挿し木したのですが、
これから冬に向かいますが、根が張るまで
1.水はほぼ毎日遣るべきですか。
2.日当たりの管理方法は?
3.肥料は?どうしたらいいですか。
福岡市と云っても12~2月は結構寒く雪や風当たりが強いです。

A 回答 (3件)

こんばんは.



>『むくげの挿し木管理について』
>福岡市在住者です。
>むくげの挿し木管理について教えてください。


分類:アオイ科 フヨウ属
学名:Hibiscus  syriacus
和名:ムクゲ

ムクゲは本来は暖地性の植物ですが,
品種によっては非常に耐寒性に優れている種類もあります.
開花は夏から秋にかけてみられ,
培養土は腐食質に富んだ肥沃土が適しています.
一度植え付けて置けば,手は掛からず毎年良く開花し,
落葉樹で日光を好みますがある程度の日陰でも耐える.

繁殖には,株分け・挿し木・実生があります.
挿し木方法:
6~7月の気温の高い時期に,今年に伸びた枝を用いて
3~4枚の葉を付けるように20cm程の長さの枝を切り,
その際に花や蕾がついていれば必ず取り除いておく.
枝の下部を切れ味のよいナイフなどで斜めにカットする.
それを3~5時間水につけて4~5センチ綺麗な砂に挿す.
発根までは直射光を避け肥料は与えず薄日が射す場所で栽培します.

ただし,『ミスト栽培』という,ビニールで囲った温室内で,
直射光の当たる環境下で機器を使い十分な量の霧を発生させ,
高温多湿環境下で挿し木苗の生長を促す特殊な手法技術もあります.

>最近、鉢に挿し木したのですが、
>これから冬に向かいますが、根が張るまで
>1.水はほぼ毎日遣るべきですか。
>2.日当たりの管理方法は?
>3.肥料は?どうしたらいいですか。
>福岡市と云っても12~2月は結構寒く雪や風当たりが強いです。

私も同じ福岡市在住の者です.
結論から申し上げます.
>「最近、鉢に挿し木したのですが、」
先述したように『落葉』は,
環境が生育に適しない秋になり冬になると,
自ら葉を落として生育を止め暖かい時期を待つ状態を暗示しています.
つまりムクゲも他の植物同様に,
間違いなく秋~冬は挿し木の時期に適していない事をご理解ください.

通常の『むくげ』の,挿し木繁殖は,
6~7月の気温上昇し安定した梅雨時期から行います.
挿し木作業を「>ご質問の『最近』を,
「9~10月に入って」と判断し回答すれば,
確実に挿し木繁殖の時期としては完全に遅いでしょう.
それでも発根し根鉢が完成されていれば,
福岡の戸外での冬越しの可能性はありますが…,
時期の遅い挿し木の場合,冬越し前に株が充実していないために,
通常の鉢植えや庭植えでの場合は,
子株での冬越し期間の体力が無くまず枯れるでしょう.
室内の栽培では越冬栽培は管理が非常に難しく,
初心者には肥培環境の維持管理面から不可能と考えられます.

対応策:
加温設備が整った温室であれば冬を迎えるこれからの時期でも,
発根が促され来春まで常時適正環境を保つ事ができれば,
正常に来春まで生育させる事はできるでしょう.
その場合,生育のための温室内の採光と空中湿度を心がける事も重要です.

温室が無い場合:
ビニール製の簡易小型温室を購入する.
ただし,小型温室の場合外気の直接的な影響を受けやすく,
高度な栽培知識と技術(手間)が必要ですが,
温度調節のための『サーモスタット』『ヒーター』があれば可能です.
温室は屋外のできるだけ日当たりの良い所に設置する.
ただし日中の直射日光が当たる場所では,
温室内の気温が上りすぎるので,直射光線が当たる時間は,
温度調節のために一部を開放して気温を下げる必要があります.
この作業が毎日続く非常に大変な作業です.
太陽光不足では光合成の能力が落ち軟弱な株に育ちますし,
植物体内の生理活性も上らず気温も上昇せず正常に生育できません.
さらに日中と夜間の温度差が激しいと,どのような植物でも,
栽培はできません.温度差を少なくする栽培方法を
随時適切に行わなければ成らなく非常な注意力も必要です.
(注)水槽・ビニール簡易温室はできるだけ大きい方が育てやすい.
(注)温度調節の器具などは熱帯魚販売店などで販売されています.

使用方法:
簡易温室の中にスノコをひき,鉢が浮くように置く.
その中に金属ボールに水を入れヒーターを投入し水を張る.
この場合ヒーターが水中に常に完全に沈めて置く必要がある.
ヒーターが水から出るとヒーターが割れるので注意が必要.
ヒーターは100V100Wの物を2~3本使用する.
これは1本が切れても残りのヒーターが,
外気の気温低下に拠る氷結を防ぎ最低気温を確保するためです.
サーモスタットの温度設定:
発根している場合は,設定温度を15~20℃前後に設定する.
(注)温度を上げすぎると,ヒョロヒョロのモヤシの様な軟弱な株に成長する.

簡易温室の場合は,挿し木が現在発根していないようであれは,
賢明な判断としては,冬越しはあきらめて来年の6~7月になって,
屋外で再度挑戦することがお勧めします.

小型温室の気温は間接的にヒーターで水を暖めた温度を利用し,
そこから発生した水蒸気で空中湿度と温室内の気温を保つようにする.
それでも電気代が結構掛かります.

なお質問する際のアドバイスです.
回答者が判断する際の試料として
「何月何日に挿し木をしたのか.」「栽培場所は室内・屋外なのか.」
「栽培場所の環境はどうゆう状況」で,
「挿し木苗の現状は発根しているのかまだなのか」などの,
詳しい状況がわからなければ広範囲からの説明を必要とする事になります.
さらにそのために手探りで適当な回答しか出来ない事をご理解していただき,
回答者がご質問文章から問題状況を容易に判断できるようにして,
一度の回答済むようにご配慮ください.
この回答で疑問が解消されない場合は再度新規に質問を投稿されてください.
その際にはかならず適切なお答えを差し上げます.

最後にこの回答でご質問に対する疑問が解消できましたら,  
速やかにここのルールに従って,
「回答への補足」「回答へのお礼」などと共に,
ポイントを付けて次の【質問】でも多くの回答をいただけるように
きちんと対処してください.

この回答がご質問者さまの栽培技術向上の一助になれば幸いです.
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この回答へのお礼

どうもご親切に詳細なご教示有り難うございました。
夏に開花するのですから、挿し木しても無理だったみたいですね。
残念。でもせっかく作業したのだからもう少しこのままにしておきます。

お礼日時:2009/10/18 23:29

むくげの挿し木は2~3月と6~8月が適期です。

少し遅いかもしれません。発根までに約3週間ほどかかります。この期間は半日陰で管理し、みずやりで湿度を十分に保ちます。発根後は少しずつ日にあてて水やりを減らしていきます。
うまく発根したら、来年の3月ごろ赤玉土小粒と腐葉土7:3の混合土に鉢上げします。それまで肥料はやらないほうが良いでしょう。
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この回答へのお礼

やはり遅かったみたいですね。
赤紫の花がきれいで是非挿し木しなくちゃとの思いから挿し木したのですが・・・。

お礼日時:2009/10/18 23:32

1.葉が青い内は水はたっぷりやります。


  葉が落ちても湿り気程度の水は必要です。
2.葉が落ちるまでは日当たりに、落ちてしまえば日陰でいいです。
3.肥料は春までやらないほうがいいです。
   ちゃんと着いていればやってもいいけどね。
  
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この回答へのお礼

有難うございました。
しっかり育てたいと思います。

お礼日時:2009/10/17 23:11

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