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日本書紀って一体何なんですか?単なる神話で物語だと思っていたんですが…。
今度、日本書紀について調べてみようと思っているのですが、基礎的なことから教えて下さい。テーマが日本文化を深層から捉えていくということで日本書紀が題材となっているのですが、どういう風な観点から観ていけば良いとか教えて下さると幸いです

A 回答 (3件)

「日本書紀」は、体裁としては歴史書です。

中国の正史記述方法を参考に、天皇を中心とした朝廷の正史として編まれました。が、どこの国でもそうですが、王朝の由来話みたいなものは神話と区別がつかないものなので(歴史が科学になる以前はそれで不都合がなかったわけです)神話として読まれることも多い、というわけです。実際に読んでみれば判りますが、前半の神話はともかく、後半の紀伝体による歴代天皇の記述は、ざっと読むだけだとかなり退屈ですよ。
観点としては、中国文化の影響を切り出してみると面白いでしょう。どこまでが中国からの輸入思想で、それを取り除いたあとに残るものはなんなのか。あるいは「日本書紀」が征服王朝による正史である点に着目すると、出雲や北九州といった大和と対立する勢力があったとされる地域がどのように扱われているかとか、「古事記」は民間で編まれたとされているので両者の違いを見るとか、切り口はいろいろあると思います。
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日本書紀が完成したのは天皇制の国家体勢が律令制度を中心に固まってきた頃なんですね。


で、これは天皇中心の歴史書です。神々の時代(アマテラスとかオオクニヌシとか)から持統天皇までを編年体でびっしり漢文で書いてあるものです。
これは、天皇というものの権威や地位の正当性を示したかったがため、という事のようです。天皇の絶対的権威の裏づけとして広く認知させる為に文書化の必要があったわけです。

天皇というものは人ニシテ人ニアラズ、この世に舞い降りた現人神(あらひとがみ)であるぞよ、現在の天皇もその系譜にある由緒正しき神様であるからして、皆のもの、天皇をおそれ敬いたまえ。・・・というわけです。

うーん。日本文化の深層、ですかあ。 まあ、キリストやユダヤの神様と違って日本にはたくさんの神様がいましたので、そのへんの事じゃないんですかねえ。神様がおりてこられてこの世に存在するのが天皇、というのも独自性があるんじゃないかな。
国家の体勢がやっと整ったこの時期、法律にも刑罰にも政策にも、絶対的な力の裏づけが必要だったのは想像が出来ます。律令制度の有効性を保つ為に神様を政治に利用した、なんていったらいいすぎなんでしょうかね。
題材が古事記のほうであれば、おもしろい話がいっぱいあるんですけど、日本書紀は政治色プンプン、というイメージがあるのは私の勝手な先入観でしょうか。
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日本書記に限らず、各国の国の成り立ちに関しての書物は物語の形式をとり、比喩をたくさん取り入れているものです。


中央権力に対して従属しない勢力は多くの場合、動物などに喩えられます。これは、その部族の紋章だったりすることが多いのですが‥。そして、自然災害についても化け物などの姿を借りて示すことが珍しくありあませんネ。
日本書記も、同様であり、国家が成立した当初の権力抗争や治水事業、あるいは、他の部族を征伐していった経緯など‥多くの情報を読み取れるものです。よく読むと当時の生活の一部なども見えてきます。
まずは、そのままの文章をじっくりと読み、ついで、比喩の正体について考えながら読んでみられては如何でしょうか。
以上kawakawaでした
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