プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 今年の日本シリーズ第1戦や、夏の甲子園の準々決勝(花巻東VS明豊)等でもありましたが、ランナー1・3塁の時にワザとスクイズを失敗させて2盗を成功させる、いわゆる偽装スクイズですが、これをやられた相手としてはどうしたらいいのでしょうか?
 解説で野村元監督は、迷わず2塁に送球すべきだと言ってましたが、3塁ランナーの足次第ではホームに生還させかねない気もします。
 ただ、相手が何もできず1ストライクと引き換えにランナー2・3塁の状況を作れるなら、もっと頻繁にありそうですが、奇襲とも呼ばれる
位なので珍しいのでしょう…。
 野球に詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (8件)

捕手のみならず野手の観察力、集中力が必要とされる高度な連携プレイーです。

だからこそ完成度の高い日ハムでもひっかかったのです。
>迷わず2塁に送球すべきだと....
これが成立する条件は上記の通りです。
日ハムにもいい勉強になったでしょう。

V9時代の巨人なら対処できたかな。
元巨人の名参謀だった牧野氏だったら何と解説したでしょうかね。
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この回答へのお礼

V9時代から偽装スクイズはあったんですかね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/12 18:17

野村監督が言うように2塁に送球が正しいです。


もちろん、3塁ランナーの動きも重要です。
しかし、3塁ランナーもキャッチャーからの送球でアウトになってはいけないために3塁ベース付近にいます。

仮に2塁に投げてから、走ったとしても間でボールをカットされればホームでタッチアウトになります。

セカンドとショートのうち、ベースに入らない方が前に出てボールをカットできます。
タイミング次第ではピッチャーも可能です。
従ってキャッチャーは低く送球する必要があります。

セカンドやショートがカットに入る練習は草野球でもやりますね。
草野球は偽装スクイズではなく、1,3塁のダブルスチールが多いので。
でも、考えの基本は一緒ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

3塁ランナーも注意しつつ、悪送球にならないように2塁を見て送球するワケですから、迷わずとは言え、やはりキャッチャーは大変ですね。

お礼日時:2009/11/06 18:58

ベースの前に出るあまりにもワザとらしい偽装スクイズは、キャッチャーの送球を妨害したとき、守備妨害になる可能性もあると思います。


特に最近のアマチュアは厳しいかな?記憶にはないですが・・・・。
とすると、下の回答者さんたちの内容も考慮すると、セカンド送球でしょうか?
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この回答へのお礼

守備妨害の事も考えると、やはりバッター(日本シリーズでは木村)の演技が求められますね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/06 18:49

No.3の追記です。


最初の回答が言葉足らずでした。すみません。

>> 一塁走者も単独の盗塁程シビアなスタートを切っていませんから
> というのは、2盗より1点の方が痛いので、まずバッテリーにスクイズをより警戒させるためですかね。

これは一塁走者の「技術」と「意図」のつもりで書きました。
そもそもスクイズの場合、一塁・二塁走者のスタートは盗塁を決めるほどの積極性で行われるというよりも、スクイズプレーだからスタートするという「オプション的スタート」であることが多いです。
投手のモーションを盗むギリギリのスタートではなく、投球が行われるのを確実に認識してからスタートする。
牽制で刺されたりしては元も子もありませんし、プレーのハイライトは本塁にあり、二塁・三塁への直接送球は念頭に置かれていないですよね。
スクイズが成功でも不成功でも少なくとも次塁には到達しようという意図でのスタートです。
(2ランスクイズというスペシャルプレーも存在しますが)
偽装スクイズの場合もプレーのハイライトは「騙すこと」であり「走者の盗塁」にはありません。
というのも、一塁走者が足の速い選手であれば単に盗塁をさせれば良い。
三塁ランナーでバッテリーを牽制していれば、高い確率で二盗は決まります。
空振りのストライクカウントをあげずに済む分そのほうが良いですよね。
問題は何故偽装スクイズをしなければいけないか、です。
巨人-日ハム戦の状況を思い出していただくと、一塁走者は阿部です。
巨人の思惑は鈍足の走者をなんとか二塁に進めてダブルプレーを消したいということにありました。
いくら意表をついても阿部の足で二盗は無理ですし、阿部は普段から盗塁の練習もしていない(=良いスタート自体できない)と思われます。
なので、ここでは「二塁に送球させない」ことが作戦の主眼。
一塁走者が良いスタートを切るに越したことはないですが、偽装スクイズが行われる背景自体が、そもそも良いスタートを切ろうにも切れないということにあると思います。
「迷わず二塁に送球されたらお手上げ」というプレーだからこそ、奇襲であり博打である、と。
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この回答へのお礼

ますます深いですね。阿部なのに、というより阿部だから偽装スクイズだったワケですね。補足ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/06 18:45

そもそもスクイズの場合はあわててサードに投げる必要が無いんです。


スクイズダッシュをかけていた状況なら、サードランナーは何をやってもまにあいません。
すぐに二塁送球のモ-ションを起こしながら、視線の端で(間違ってもサード向いてはいけません、暴投につながります)サードランナーを捕らえるんです。そしてサードランナーが自分に向かっていなければそのまま送球、向かっていればセカンドへ偽投後サード送球です。
投げ始めてから投げ終わるまでの判断なんです。

まあランナー阿部だったらそこまで切羽詰った状況じゃないですが。

あとセカンド送球して投手にカットしてもらう方法もあります。
この場合のセカンド送球は、ワンバウンドでランナーの足元に届く低い送球です。山なりだとカットできません。
それに対応力のある投手じゃないと反応できません。
多分こちらのほうが、難易度が高いかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

一瞬に求められる状況処理能力…深いですね。クイックモーションが普及しても、まだ素人目には進塁を防ぐかどうかの責任はキャッチャーのウエイトが大きい気がしますが、偽装スクイズにせよ何にせよ(?)確かに、ピッチャーも危険を察知しないとダメですね。

余談ですが、最近もダルビッシュが相手のスクイズだか盗塁だかに上手く対応したとニュースで解説されてました。

お礼日時:2009/11/05 13:39

・偽装スクイズの捕手の対応について



迷わず二塁送球です。
判断基準は三塁走者の動き。
偽装スクイズで三塁走者が刺されては意味がないので、
三塁走者は偽装スタートを切るものの、かなり早いタイミングで帰塁しています。
少なくとも捕手が捕球した時点で三塁に滑り込み始めているくらいでないと間に合わない。
予め偽装スクイズを想定してさえいれば、
三塁走者の位置を確認した瞬間に偽装看破して二塁送球できるんです。
走者の確認は捕手以外の内野手が確認して偽装であることを声を出して捕手に知らせても良いですよね。
一塁走者も単独の盗塁程シビアなスタートを切っていませんから、三塁走者の位置確認のロスがあっても刺せる可能性は十分あります。


・三塁走者のホーム生還の危険性について

一度帰塁した三塁走者が再スタートを切ったとしても、
二塁からの本塁送球で十分アウトのタイミングです。
50mを5.5秒で走る俊足ランナーでも塁間27.431mは単純計算で3秒かかります。
(実際には50mを常にトップスピードで走っている訳ではないので、単純計算より遅くなります)
本塁-二塁間は38.795mで、送球スピードを120km/h(=33m/s)だとすれば1秒強。
二塁ベースカバーの捕球から本塁送球までのロスもありますので、3秒で間に合いそうに思えますが、二塁ベースカバーは捕球前に三塁走者のスタートを確認していますから二塁よりも手前で捕球します。
すると実際には二塁-本塁間のボールの往復はもっと早い訳です。
更に言えば、三塁走者は帰塁の動き(大抵の場合ヘッドスライディングなどで戻っている)から体勢を立て直してスタートしなければいけない。
塁間4秒はかかってしまうんじゃないでしょうか。
超俊足ランナーでもアウトのほうが確率が高いプレーとなると、リスクが高すぎます。
0アウトもしくは1アウトでランナー二塁・三塁なら普通に攻撃しても得点の確率は高く、取る意味のないリスクです。
というわけで、偽装スクイズの時に三塁走者は本塁を陥れることよりも、自分がアウトにならないことに集中しているはずです。


・偽装スクイズのポイント

偽装スクイズのミソは「守備側が想定していない」ことにあります。
スクイズに際した守備側の頭にある最優先事項は、

当てられた場合 … 本塁で三塁走者を刺す
空振りさせた場合 … 飛び出した三塁走者をランダウンプレーで刺す

相手打者がスクイズの構えを見せた時点で守備側の頭はこの2点で一杯になります。
得点に絡むプレーですから緊張度が高く、他のことを考えているゆとりがない。
捕手は打者の空振りの時点で「三塁走者を刺せる」という喜びで一種の興奮状態。
三塁走者が刺せれば失点のリスクが格段に減るから当然です。
が、実際には三塁走者は既に帰塁しており、呆気にとられている内に一塁走者は二塁に到達。
この「呆気にとられる」が重要で、準備・想定していない動きは瞬時には出来ないものです。
三塁走者が想定外に早い帰塁をしていることで、捕手の頭は一瞬でも混乱します。
それが1秒であっても一塁走者が進塁するには十分です。
この1秒を作り出す為に相手の虚をつくことが偽装スクイズのミソです。
逆に想定されていた場合は単に一塁走者を殺してしまうことになりかねませんから、仕掛ける側にもリスクはあります。
また、頻度が少ないからこそ奇襲として成功するんです。
多用するチームとなると奇襲が王道として成立してしまっていて、簡単に対応されてしまいます。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。時間的かつ心理的な問題への解説は、とても分かりやすいです。

3塁ランナーは一度帰塁するのですね。となると、やはり迷わず2塁送球ですね。

>一塁走者も単独の盗塁程シビアなスタートを切っていませんから
というのは、2盗より1点の方が痛いので、まずバッテリーにスクイズをより警戒させるためですかね。

そして、おっしゃる通り、守備側が想定していない事が第一ですね。原監督はWBCでも考えた位ですから、日本シリーズではバッターの木村の上手さというより、日ハムの守備側が(片隅にでも)念頭に置くべきだったのですね。

お礼日時:2009/11/05 12:25

スクイズだと思わせないと成り立たない作戦ですよね。

読まれていれば二塁送球でアウトになる可能性が高いから偽装するわけで、偽装でもある程度の3塁ランナーの飛び出しがあることも牽制でさされる可能性を秘めていますね。特に二塁送球と見せかけてピッチャーがカットする可能性を考えるとおそらく2塁に送球したからと言って3塁ランナーは安直にはスタートを切れないので、この作戦3塁ランナーは基本的に何も出来ないでしょう。唯一2塁送球でエラーがあった場合に一点取れるかも知れないですが、それも奇襲でなければ足の遅いランナーの無謀な2塁盗塁になってしまいますね。
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この回答へのお礼

なるほど、3塁ランナーというより、1塁ランナーの進塁にあわよくばホームインで1点ですかね。

確かにピッチャーがカットする可能性もありますね。やはり攻撃側は2盗の後にホームを狙い、そのタイミング次第で、守備側も2塁またはピッチャー方向への送球が第一ですかね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/05 11:19

2塁への盗塁になるのですから当然アウトになるリスクもあるわけですし。


2塁送球の間に本塁突入というのもアウトになる危険性が高い。
ひとつ間違うと1,3塁という絶好のチャンスを逃すことになります。
そういうリスクの高い作戦を頻繁にやるわけにはいきません。
勝負どころの「ここぞ!」という場面でしか使わない奇襲です。
それよりも打者にヒットなり犠牲フライなりを期待するほうが得点確率が高く安全策です。
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この回答へのお礼

という事は、やはり守備側はまず2塁に送球(し、ホームに走られたらホームへ)という野村元監督の解説が普通ですかね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/05 11:10

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