C#でのbatファイル実行結果取得

既存のbatファイルが存在し、C#プログラムより、実行結果コ－ドを取得したいのですが、どうやっても「0」が帰ってきましまい、悩んでいます。　よいアドバイス＆指摘を下さい。

<batファイル>
　@echo off
　set RET_CODE=%1
　echo %RET_CODE%
　exit /b %RET_CODE%

<C#プログラム>
　ProcessStartInfo psInfo = new ProcessStartInfo();
　psInfo.FileName = @"D:/app/Send.bat";
　psInfo.Arguments = "45";
　psInfo.CreateNoWindow = true;
　psInfo.UseShellExecute = false;
　psInfo.RedirectStandardOutput = true;
　Process ps= Process.Start(psInfo);
　string st = ps.StandardOutput.ReadToEnd();　←　何も出ない？
　ps.WaitForExit();
　string rt = ps.ExitCode.ToString();　←　必ず「0」が返却？

No.3 ベストアンサー 回答者： chie65535 回答日時： 2009/12/04 16:36

追記の追記。

psInfo.FileName = @"D:/app/Send.bat";
psInfo.Arguments = "45";
と書くと、実は
psInfo.FileName = @"C:\WINDOWS\SYSTEM32\CMD.EXE";
psInfo.Arguments = @"D:/app/Send.bat 45";
と言うように「CMD.EXEが起動するように、Windowsが小細工をする」のです。

そのため、Send.batは「子プロセスのCMD.EXEが実行」します。

その為
exit /b 終了コード
と書くと、この終了コードは「子プロセスとして動いているCMD.EXEのERRORLEVELになるだけで、CMD.EXEの終了コードにはならない」のです。

そして、Send.batを実行し終わった子プロセスのCMD.EXEは「これ以上、もう、何もする事がなく、正常終了してしまう」ので「正常終了時の終了コードとして０で終了」します。

終了コードが０で終了すれば、当然
ps.ExitCode
の値は「常に０」です。

そういう訳で「子プロセスとして動いているCMD.EXEを終了させ、終了コードを持たせる」には
exit 終了コード
と書いて「/b無しのexitコマンドを実行」しなければなりません。

こうすれば「Send.batを起動した子プロセスのCMD.EXEの終了コードが、exitコマンドで指定した値になる」のです。

exitコマンドで指定した値が終了コードになれば、当然
ps.ExitCode
の値も「引数で渡した値」になります。

この回答への補足

何度も丁寧なご説明ありがとうございます。
ご指摘の通り「/b無しのexitコマンドを実行」すれば、処理結果コ－ドを取得することができました。

実は、既存で存在する「batファイル」が、「/b付きのexitコマンドを実行」しているため、今回の問題に直面しましたが、実際のところ、そのbatファイルを使用しているのかが、不確実なため困っております。

最後のご回答にあります「CMD.EXEが起動するように、Windowsが小細工をする」の箇所ですが、逆に「小細工をさせない」方法はあるのでしょうか？

補足日時：2009/12/04 17:29

この回答へのお礼

しばらく、「補足に対する回答がいただけるかな？」と待っておりましたが、反応がないようですので、これにて完了にさせていただきます。
あいがとうございました。

お礼日時：2009/12/17 17:11

No.2 回答者： chie65535 回答日時： 2009/12/04 16:09

追記。

EXIT /B 終了コード
と
EXIT 終了コード
の違いが良く判らないと言う場合は、以下の検証を行ってみて下さい。

---------main.bat
CMD /c sub1.bat
if ERRORLEVEL 10 echo 10
pause
call sub1.bat
if ERRORLEVEL 10 echo 10
pause
CMD /c sub2.bat
if ERRORLEVEL 10 echo 10
pause
call sub2.bat
if ERRORLEVEL 10 echo 10
pause

---------sub1.bat
exit /b 10

---------sub2.bat
exit /b 10

---------実行結果
C:>main
C:>CMD /c sub1.bat　←別プロセスとしてsub1.batを起動
C:>exit /b 10　←sub1.batが終了する。子プロセスとして起動したCMDは「もう何もする事がなく、正常終了する」ので終了コードは０
C:>if ERRORLEVEL 10 echo 10　←main.batのERRORLEVELには値が返らない
C:>pause
続行するには何かキーを押してください．．．
C:>call sub1.bat　←同一プロセスとしてsub1.batを起動
C:>exit /b 10　←sub1.batが終了する。「10」はERRORLEVELに渡る
C:>if ERRORLEVEL 10 echo 10　←main.batのERRORLEVELに値が返る
10　←10を表示する
C:>pause
続行するには何かキーを押してください．．．
C:>CMD /c sub2.bat　←別プロセスとしてsub2.batを起動
C:>exit 10　←子プロセスとしてsub2.batを起動したCMDが終了する。終了コードはexitで指定した10
C:>if ERRORLEVEL 10 echo 10　←main.batのERRORLEVELに値が返る
10　←10を表示する
C:>pause
続行するには何かキーを押してください．．．
C:>call sub2.bat　←同一プロセスとしてsub2.batを起動
C:>exit 10　←親プロセスとしてmain.batを実行中のCMDが終了する。終了コードはexitで指定した10。ここでDOS窓も閉じてしまい、main.batの続きは実行されない

No.1 回答者： chie65535 回答日時： 2009/12/04 15:20

EXIT /B 終了コード

は、バッチ中に書いた場合「プロセスの終了コードではなく、環境変数ERRORLEVELに指定した値をセットし、バッチのみを終了」します。この時、シェルであるCMD.EXEは終了しませんので、プロセスの終了コードには値が渡りません。

一方、
EXIT 終了コード
は、バッチ中に書いた場合「シェルであるCMD.EXEの終了コードに指定した値をセットし、バッチと一緒にシェルであるCMD.EXEも終了」します。

要は「バッチファイルのexitコマンドに/bを付けたのが悪い」のです。