
司馬遼太郎や城山三郎って大作家ですよね。でもダメなんです。何がダメかというと、最後まで読めないんですよ、本が。どうしても途中(それも早い段階で)でギブアップしちゃうんです。比較的最後まで読めるのは吉村昭とか…。同じようなことが他のジャンルでもあって、例えば、推理小説分野では、宮部みゆきはスラスラだけど、高村薫はダメ。経済小説では清水一行はダメだけど、高杉良は何冊でもOKとか。これって文体というか、文章のリズムが合わないからなんでしょうか。それとも他に何か理由があるのでしょうか。こんな体験した人のご意見、お聞かせください。
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
私も大作家で一人だけどうしてもだめな人がいます。
高村光太郎です。「知恵子抄」を読むと、どうしても眠くなってしまいます。
大作家でも、人それぞれ好みが違うってことでしょうか?
ちなみに、今、宮部みゆきの「模倣犯」を読んでいます。すごくおもしろいです。
大作家だから、世界中の人に受け入れられるというわけではないと思いますよ。やっぱり好みの問題だと思います。大作家だと気にせず、読みたい本を楽しむのがいいと思います。
あんまりアドバイスにならなくてごめんなさい。
No.4
- 回答日時:
文章のリズムという点では、同じ作者でも若いころの方が読み易いというか、引き込まれるような書き方の方は多いと思います。
大仏次郎、井上靖氏などその典型で、司馬遼太郎さんの著作も晩年になるに従い、くどくて読みづらくなったような気がします。
[燃えよ剣]など新撰組関連の初期の作品は、それまで講談モノ、大衆文学として軽蔑されてきた分野に新風を入れたと思います。
野坂昭如さんは句読点がなく、とても常人が読める文とは思えませんが[大江健三郎]の[万延元年のフットボール]はひど過ぎます。
ノーベル賞の推薦人は余程の癖のある人、または団体が読み易い英語に翻訳して画策したとしか思えないですね。。。

No.3
- 回答日時:
全ての作家の作品を楽しく最後まで読める人は殆んどいないでしょう。
書かれた物には作者の思想が反映されますので、生身の人間と同じで肌の合う人合わない人がいて当然です。従って単に楽しむために読む場合は肌に合わない作家の作品を読む必要はないと思います。人は年と共に自分の考えと異なる人の作品を読まなくなるのが普通です。それだけに若いときの読書が大事だといわれるのだと思います。
肌に合わない人の作品を何故読むか、それは単純に楽しむためではなく、人間として自分の幅を広くするためであり、研究のためではないでしょうか。ある人物や時代をある作家はどう描いているか、好き嫌いとは違った観点から読むわけです。そのようなニーズがなければ嫌いな作家、関心のない作家の作品を読む必要はなく、時間の無駄だと思います。
No.2
- 回答日時:
同じ体験ありますよ。
それは仕方のないことです。文章の言い回しなんかも原因の一つかもしれませんが
大きな原因は、その作家と意見が合わないからです。
例えば、歴史小説だと昔の事実に基づいて書かれているので
大差ないようにも思えますが、その作者が登場人物の誰に肩入れしてるかで話は大きく変わってきます。
本はその世界に入っていくので、その世界を作り出した作家と
意見が合わなければ、最後まで読めなくても仕方ないですね。
アドバイスありがとうございます。意見が合わないというよりも、嫌いなのかもしれませんね、その作家が。作風というんじゃなくて、人間性が。文は人なり、といわれるように、無意識の部分で感じ取っているものがあるのかも知れません。今、ふと、そう思いました。
No.1
- 回答日時:
なかなか興味深いことですね。
城山三郎と吉村昭は、似てますよ。しいて言えば、吉村昭さんの方が、少し重い気がします。題材が、少し違って、歴史上の人物、事件を城山さんは、取り上げますね。吉村さんは、もう少し身近なことも取り上げますね。例えば、「暑い夏、冷たい夏」だったかは、弟さんのことでしたね。それと吉村さんのは、第二次大戦までのが、多いのですが、城山さんのは、明治時代のも多いです。
ただ、吉村さんのにも、解体新書にまつわる話があったり、やはり、よく似ているように思います。
たまたま読まれたのが、興味のない題材だったということはないでしょうか。
題材、関係あるかも知れませんね。吉村氏は比較的市井の中に題材を求めているケ-スが多いように思います。それが共感を呼ぶのかも知れませんね。
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