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ブラウン管テレビを売らないのはなぜ?
地上デジタル放送にするにあたり、液晶やプラズマテレビが売られています。
なぜ、ブラウン管テレビを売らなくなったのですか?
ビデオテープに地上デジタル放送を録画すると汚くなるらしいですが、なぜ、ビデオテープでもきれいに録画できるような開発をしないで、HDD内臓DVDレコーダーやブルーレイレコーダーを開発したのですか?

A 回答 (12件中1~10件)

はじめまして♪



あまり大型で高性能な物は全く見かけませんが、そこそこの安い製品群ではまだブラウン管テレビは販売されていて、中東やロシアでは製造が続いています。

ブラウン管は高電圧で動く真空管です。とても大掛かりな行程と 大型で高性能な物となると設備や組み立ての技術が人の手で調整が必要なため職人技の作業員が大量に必要でした。

そのため トップエンドの高額製品は今見ても高画質で貴重な物です。

ビデオテープも、スーパーハイバンドβマックスやD-VHSなどDVD-Videoとは比較に成らないほど高画質を実現したのですが、一般家庭に普及できず衰退した物ですね。

私の家では居間にプラズマと従来のブラウン管(安物29型)が有るのですが、ハイビジョンの地デジとアナログ放送、同じ番組を見ても通常の番組で特別なハイビジョンの優位性を感じません。(液晶の時は違和感が有ったので、プラズマに買い替えましたよ)


画素数や左右の見える幅が違うのですが、画面から50センチ程度まで近づくと昔から見慣れたブラウン管の方が好きですね(笑)


メーカーが一斉にブラウン管から撤退したのは、売れなくなって将来性を心配し、次世代の薄型テレビに製造工場を変えたのが現実です。移行期は36型ハイビジョンブラウン管テレビと40型プラズマが同程度の価格に成った時点がターニングポイントでしょうか?
その後大型化が難しいと言っていた液晶も30型以上の製造が可能になった時代に完全に駆逐されてしまったのでしょうかね。

オーディオの世界でもCD登場して、10年近くでしょうか、LPが売れなくなってからどんどん本格的なレコードプレーヤーが衰退しました。(オーディオの世界はローエンド製品とハイエンド製品だけしぶとく残りましたね)

地デジ放送をスタンダード画質で従来のVHS等に録画して、従来のブラウン管テレビで見るなら画質は十分かと思います。 
液晶やプラズマのハイビジョン用パネルでは隙間が出来るので醜い画面になるだけで、上手く画像処理していない為ですよ。

録画機がテープからデスク(ヒモから円盤)に移行したのは、早送りや巻き戻しなどの操作性です。カセットテープがMDへ移行したのと同じでしょう。(LPからCDも音質より、アクセスの早さかな?)

これは 愚痴になってしまうのですが、国産のWindow(シャープのコンピュータに乗ってたSX-Window)が、今のMacやWindowsより良かったと思うんですが駆逐されてしまいましたね。 良い物が普及するとは限らないんですよね。 企業は利益が出ないと破綻してしまいますから、世の中は難しいです。
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この回答へのお礼

面白く読ませていただきました。
とても機械に詳しいんですね。
よく分かりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 18:01

なぜ売らなくなったのか?


簡単に言えば消費者が画質よりも大画面のテレビを望んだからです。

ブラウン管の時代にアナログハイビジョンが登場しましたが価格がネックだったのかそれほど売れませんでした。
しかしながらハイビジョンでない単なるワイドテレビ(16:9)が売れたのです。
つまるところ値段がそこそこなら大きなテレビが売れる需要があったのです。

しかしブラウン管は大きく2つの問題がありました。
(1)大型化すると大気圧に耐えるためにガラスの厚みが大きくなり重たくなる
→ 確か30インチのブラウン管は80KGぐらいあって大人3人でなければ運べなかったと記憶しています。
(2)電子銃からビームをパネルに照射する原理のためどうしても奥行きが必要になる。大画面にすればなおさら奥行きが必要となる。
→ 奥行きを狭くしようと電子ビームを無理に曲げると画面の端でビームの照射面が楕円になって画質が劣化します。

現在40~60インチの薄型テレビが普通に売られていますが、もしもあれをブラウン管で作ったら一般の家庭に設置できないでしょう。
というわけでブラウン管は発色やコントラストでは液晶やプラズマよりも優位にありながら大画面化の前に徐々に駆逐される運命になりました。

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それ中でソニーはトリニトロンという名前で知られるとおりブラウン管では一級の技術を持っていました。
ほぼ平面なブラウン管を作ったのもソニーです。
その技術の優位性が逆に薄型パネルの技術開発や商品展開で他社の遅れとってしまい大幅な赤字になったのは有名な話です。
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この回答へのお礼

なんだか難しいですが、需要がなければ売れないということなのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 16:47

作らなくなったのでは無く作れなくなったが正解ですね。



・鉛などの環境物質の問題
・大画面を作ると重量が増えてしまって設置できなくなる。
・コストの問題(普通の人は薄型TVを好むのでブラウン管の生産量が減る、
 すると採算がとれなくなる)

いくら画質(といっても色ですね、垂直、水平の安定性などは薄型TVの方が上)がいいといっても
重い、長い(奥行きが)では普通の人は避けます。
一部のマニアの為だけにブラウン管を作るにしても採算が合わない。
という事です。
ソニーのPVMでTVを見ていましたがHV化の時にブラウン管を考えましたが
設置場所の問題や画面サイズで液晶TVに変えました。
今はプラズマへの入れ替えを検討していますがブラウン管TVに変える
事はないと思います。

>ビデオテープでもきれいに録画できるような開発
こっちについては既にあります。ですが消えつつある物になっています
ちなみにデジタルハイビジョンが記録出来るビデオデッキはD-VHS規格。
私自身、3台ほど所有しています。
これも使い勝手、ランニングコスト、メディアサイズの問題から既に使わなくなっています。
またアナログハイビジョン時代にはW-VHSという規格がありました。
今のデジタルハイビジョンも制限はありますがハイビジョン画質で
録画可能です。
どちらも過去のVHSも録画再生可能でした。
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この回答へのお礼

勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 18:04

最初の方の意見が正解でしょうね。


売れないではなくメーカーが売らなくなったからです。
画質的には今の最新技術のハイビジョン薄型を凌駕するハイビジョンブラウン管技術を持ちながらお客のあたらし物好きという心理にもつけ込んで強引に生産をやめてしまったといったところでしょう。
今でも初期に売られてたハイビジョンブラウン管テレビで見てる人は液晶等の画質には不満がってます。
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この回答へのお礼

私自身も液晶の画質はがっかりです。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 18:05

みなさんブラウン管の画質が悪いとおっしゃいますが、逆です。

画質にこだわりの強いマニアの皆さんは、BSデジタルが始まった頃に売られたハイビジョンブラウン管を大切にお持ちです。

ブラウン管が作られなくなったのは、商業主義的理由と、有害物質を含むという環境保護の点で生産しづらくなったからです。

ビデオに関しては、二つ理由が挙げられます。ひとつは、ディスクメディアのほうが使い勝手がよい(好きなところへすぐにジャンプできる)ということと、市販のソフトの生産コストが圧倒的に安いからです。(ディスクなら次々にプレスすれば出来ますから)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
なぜだか分かりました。

お礼日時:2010/01/29 18:10

>なぜ、ブラウン管テレビを売らなくなったのですか?


>ビデオテープでもきれいに録画できるような開発をしないで、HDD内臓DVDレコーダーやブルーレイレコーダーを開発したのですか?

いずれも、ハイビジョンのハの字も無い時代に開発されたからです。
つまり長年の技術の積み重ねにより、後発のメディアより価格面で大きなアドバンテージがあったため、後発メディアの低価格化まで生産を続けていたのです。

まずブラウン管ですが、サイズが大きくなれば重くなるという弱点があったものの、長い間ブラウン管に代わる大型画面装置が存在しなかったため、短所に目をつぶっていたのです。
今主流の液晶ですら、薄型画面デバイスとしては比較的古くから存在したものの(それでも20年ぐらい?)、しばらくの間は大画面化や高精細化等がおぼつかず、とてもブラウン管の代わりにならなかったのです。
ブラウン管で薄く大きくしかも低コストというのは限界が見えていましたが、数年前までは液晶よりはるかに安く製造できたことは紛れもない事実でした。実際、地上デジタル開始直後は36インチのブラウン管テレビ約30万円に対し、26インチの液晶テレビは約40万円もしていました。メーカーサイドは早くブラウン管に見切りをつけたかったのでしょうが、数年前までブラウン管のほうがサイズが大きくても安く買えたので、今まで販売を続けていたわけです。これも「売れる物を作り売れない物は作らない企業としては当然」です。

ビデオテープも、高精細化があまり求められていなかった時代に開発されました。これもDVDやHDDなどと比べてアクセスが遅いなどのデメリットを抱えていますが、昔はDVDもHDDも安くはなかったので、今まで売られていたわけです。
HDDも13年ぐらい前はもともとの容量がDVDより少ない状態で(DVD4.7GBに対し、当時のHDDは1.6~4.3GB程度)、15年ぐらい前になるとCDのほうが容量が多かったのです(CD700MBに対して、当時のHDDは320~500MB程度)。
DVDもドライブは10年前は十数万円もしていましたので、ビデオテープ変わりに使えなかったのです。

簡単にいえば、より進化した技術が、一般大衆に受け入れられる価格になり、古い技術が切り捨てられていったのです。
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この回答へのお礼

機械に詳しいんですね。
なぜだかよく分かりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 18:12

絵画のような、壁掛けテレビ。

世界中が見える窓枠のようなテレビ。
これが理想のTVだと答える人は、たくさんいると思います。

各メーカーも、薄いTVの開発に力を入れてきました。球体→円柱→フラットブラウン管あまり一般的でありませんでしたが、薄型ブラウン管のハンディTVもありました。
つまり、ブラウン管で、薄く大きくしかも大量生産できて、コストも安くするのは、限界が見えてきたということです。

録画についても、ビデオテープで、デジタルの録画は可能ですが、耐久性・eco・読み込みのスピード等を考えたら、DVDやBDおよびHD録画にしたほうが良いからだと思います。

「ビデオテープに、地デジを記録すると汚くなる」は、間違いです。アナログ放送記録と同等またはきれいに取れます。
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この回答へのお礼

間違いだったんですね。なるほどと思いました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 16:45

>>ブラウン管テレビを売らなくなったのですか?


画質が良くなく、コストもかかり、奥行きを短くできないので省スペースにならず重く大きいので輸送費もかかります。しかも消費電力も高い。
>>なぜ、ビデオテープでもきれいに録画できるような開発をしないで、HDD内臓DVDレコーダーやブルーレイレコーダーを開発したのですか?
技術的に無理があるからです。
ビデオテープは寿命が非常に短く、すぐに劣化して最終的には映像が見られなくなります。
それでは意味がないですよね。
なのでより寿命が長く、より綺麗なメディアを開発するのは当然のことです。
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この回答へのお礼

開発者は頭が良いですね。納得しました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 16:44

>ブラウン管テレビを売らないのはなぜ?


一応まだ売ってますが、売れないからです。
なぜなら来年ゴミになりますからね。(アナログ放送終了のため)
私は古いゲーム用に21インチのブラウン管TVを保管してますが、今更なんのメリットもないでしょう。
22インチのフルHDテレビが4万以下で売られている今、わざわざSD解像度の大きい上に重いTVを買う人がいるとは思えません。
逆に問いますが、質問者様はブラウン管TVが必要なのですか?

>ビデオテープに地上デジタル放送を録画すると汚くなるらしいですが、なぜ、ビデオテープでもきれいに録画できるような開発をしないで、HDD内臓DVDレコーダーやブルーレイレコーダーを開発したのですか?
絶望的なほど容量不足な上に不便だからです。
乱暴ですがVHSとDVDが同じ画質として両方2時間録画できるとして、メディア単価、大きさ、操作の利便性、どれをとっても時代遅れにもほどがあります。
HDDレコーダーは見たい番組を見たら消す派の人にはこの上なく使い勝手の良いデバイスですし、残したい派の人にはBDで画質劣化無く残したいと思うのは当然でしょう。
質問者様は今更見終わった物を巻き戻したりして使いたいですか?
みたいシーンを探すのに早送りだけで探したいですか?
CDからカセットテープに戻っても不便と感じませんか?
これが技術の進歩です。
一度便利な物に慣れると、不便な物には戻れません。
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この回答へのお礼

買ったHDD内臓のレコーダーも地上デジタル対応テレビも操作がすごく難しいのです。まるでパソコン並みに難しいのです。
だから、今まで通りブラウン管にしてくれたら、操作がめちゃくちゃ簡単で便利なのになと思ったわけです。
ですが、色々考えると、確かに不便なものには戻れませんね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/29 16:42

地デジは、横長画面です。

ブラウン管は正方形が作りやすいと思います。
大型画面や小型画面でも奥行きの少ない液晶の方が便利だからと思います。
売れる物を作り売れない物は作らない企業としては当然と思います。
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この回答へのお礼

なるほどと思いました。
ありがとうございます。

お礼日時:2010/01/29 16:40

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