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映画「寅さん」の生き方に憧れています。
これってやはり、映画の世界だけのものなんでしょうか?
寅さんのような生き方をしている方は
実際いるのでしょうか?
どう思いますか?

A 回答 (2件)

原則的に、人間が想像できるもので、現実化できないものは一つもないと思います。


「寅さん」という作品も、原作者が当然いて、想像の産物=創造物であるからには、現実にもいてしかるべきだと思います。
但し、寅さんという一人の人物に近い人はいても、また、周りの登場人物に近い人がいても、それら全員の組み合わせの妙だけは、現実とは違うものとなります。
「事実は小説より奇なり」というように、ひとりの原作者から生まれる映画作品よりも、全員が作者になって織り成す実際社会の方が小説よりも深いし味わいがあるのは当然のことです。
実際、寅さんが現実にいるとして、話題にすらならないでしょう。
寅さんも映画で見るから、面白く感ずるのだと思います。
逆に言えば、人の数だけ、あなたや私の人生も、映画にすれば、いくらでも人に感動を与えたり、面白さを強調できる視点を提供できるのです。
筋書きができている作品でさえ面白いなら、筋書きがない我々の人生即ち普通の人生はどれほど神妙な作品、どれほど深淵な作品であることでしょうか?
私は、映画とはではなくて、実際の自分や周りの人を見てそう感ずることは多いものです。
余談が過ぎましたが、答えは「実際にいる」です。寅さんよりも寅さんらしい人だっていると思いますよ。
だって、人が生まれた数だけ、無限大の個性として、どんどん増え続けているのですから・・・
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あ…と、少し勘違いしてるかも知れないね。


寅さんは「楽天的」じゃないんです。
寅さんは「自分の居場所が無いから」旅を続けた人だったんですよ。

「くるまや」で生活してる人達は、妹の「さくら」(実は腹違いの妹。自分は芸者との間の子供)も含めて「他人」なんです。
血のつながりはあるけど、自分がどうしても「はじけもの」だ、という認識は消えなかったんですね。
結婚して世帯を持って、ということも考え、恋もたくさんするけれど、それが成就しないのは結局「引け目」が自分の中にあるから。
だから「自分以上に幸せに出来る相手」が現れると「逃げて」しまう。
言い方は悪いけど「腰を据えるべき自信」が無いんだと思う。

だから、寅さんは寂しい。
満男と泉の仲を取り持つことで、ようやく車家の一員として自他共に「受け入れられる」所だったけど、残念ながら渥美さんの命が続かなかった。
そこで旅も終わるはずだったろうに、と思うと寂しい限りです。

私も好きなんです、寅さん。
昔は憧れたけど…今はそうじゃないですね。

同じ生き方、というのならば、実際に旅から旅へ、と言う仕事ではなくても居るんでしょうね。
故郷って、大事です。
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