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現在、接骨院・整体院における不正請求、水増し請求が
ひそかな?社会問題になっているようですが、
いまだに不正請求が当たり前のように行われている実態があると思います。
何故ここまで放置されてきたのでしょうか?
また、今後この業界における規制等についてはどうなっていくのでしょうか?

参考意見でもなんでもかまわないので、アドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

#1です。


元々、柔道というのは競技として非常にケガが絶えないスポーツなんですね、当たり前の話しですけど。それで脱臼や骨折なんかで独自の整復術を持っていたのです。だから、柔道整復師ってわけ。ですから、柔道整復師は文字通り柔道を習います。だから柔道整復師にケンカを売ってはいけない・笑。
最近の若い人では柔道出身でない人が多いですからたいした技術も持っていない人が珍しくないですけど、50代以上のベテランの柔道整復師は多くが柔道出身者なので脱臼や骨折の整復じゃあ優れた技術を持った人も多いですよ。西洋医学の整形外科医のほとんどは診断の技術は習いますけど整復の技術のような職人的技術を持っていないですから、ベテランの柔道整復師なら簡単に治る骨折がヘタな医者んとこいくとへんてこりんにくっつくなんてよくある話だそうです。

医師の同意があれば鍼灸も使えるのは確かですけど、この医師の同意ってのがクセモノ・苦笑。だいたい、西洋医学の医師で鍼灸や柔道整復師に好意的な人というのが医者の世界では「トンデモ医師」扱いされます。整形外科医でうっかり「鍼やカイロプラクティックが腰痛に効果があるかもしれない」なんて口にすると同業者から十字砲火を喰らいます。私が知っているある整形外科医は「カイロプラクティック治療については頭から否定せずにその効果を研究する余地がある」というかなり慎重なものの言い回しをしたにも関わらず同業者から「整形外科医とあろう者がカイロプラクティックのようなインチキ療法を否定しないなぞ言語道断」とものすごい非難をされましたよ。

このあたりの(患者の)不幸は、まあどこの国でも多少はそうなんですが、西洋医学(医師)は東洋医学を否定し、東洋医学は西洋医学を軽んじカイロプラクティックみたいのはお互いに否定するという、ま、要するにみんな「オラの治療法が一番でヨソのは全部クソ」と言い合っているんです。
これは実は江戸時代から続いている立派な伝統で、西洋医学が入ってきた頃、日本の東洋医は蘭方医を「乱暴医」と呼んで叩き、明治維新で西洋医学が認められると東洋医学は「インチキ」と否定されてずっと日陰者扱いでした。鍼灸が再評価されたのは、アメリカでヒッピー文化が花開いて西洋的価値観以外のものが再評価されるようになって日本でも復活するようになりました。
日本の医学は、患者のためにあるんじゃないんですよ。個々の医師や柔道整復師、鍼灸師、整体師にはマトモな人もいるんですけどね。
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この回答へのお礼

心理学VSスピリチュアルの世界でも同じことが言えますよね。
その間に入っているのがトランス心理学だという認識なのですが、どこにでも対立はあるのは分かります。
綺麗ごとを書くようで気が引けますが、潰し合うことじゃなく、出来るだけ共存を選べれば、ここまでの不正もなかったのかもしれませんね。
医師がちゃんと同意書を書き、その元で柔道整復師や鍼灸師が治療を行い、
経過を医師が確認していくという形を作らない限り、カルテの書き換えはなくならないでしょうし・・・。

柔道整復師になった理由はよく理解できました。
ありがとうございます。それだけ柔道整復師の腕が当時は優れていたということですね。
No2の方が教えてくれた就業的な意味も含めて、当時一番適任だったということですね。

最終的に、この件についての先行きは当分このままで、
たまに見せしめで誰かを逮捕し、気をつけろと警告を出す、程度になるのですかね。。。

知って通うか、知らずに通い続けるか、いずれにしても自分のカルテが書き換えられてても、密告する人がいない限りは分からないということですよね。
だとしても、そのうち接骨院は胡散臭い。だったら行かないとなる気もしますが・・・。

お礼日時:2010/02/22 12:45

No.2です。




>つまり西洋医学VS東洋医学?なんですかね。

柔道整復の実際は、マッサージ、電気治療やテーピング、アイシングや
ホットパックですから、東洋医学とはいえません。


>回答いただきました整形外科のリハビリですが、
実際のところは同意書が出ることは稀そうですね。

整形外科は病院ですから、同意書はいりません。
保険証持って行けば保険が使えます。


>またリハビリも病院によってはピンきりな印象もあります。

整形外科的って、なおるまで時間はすごくかかります。
また「気持ちいい or 効いた~」 と 「治る」 は必ずしもイコールに
はなりません。これは気をつけたほうが良いと思います。またお薬も重
要な治療方法ですから、私はやはり病院に分があると思います。


>必ずしも柔道整復師が行っている不正が、世の中の害でしかないかと
いうとそうでもなさそうだなというところも見えてきました。

それは他に手段が無い場合はそうでしょうが、今は必ずしもそうとはい
えません。先ほども書いたように、整形外科もありますし、鍼もあります。
何より一番の悪は 「保険が効くマッサージ」 と振れ込み、そう認識さ
れている方が、大多数だと思います。この影響でマッサージ師は今悲鳴
を上げています。どんなに腕がいいマッサージ師でも、数百円の整骨院
には勝てません。努力の範疇を超えていますから・・・

何度も言いますが、保険は我々が毎月支払っているものです。最近、保
険点数の大幅な改定が発表されました。医師の点数は下がる一方です。
このままでは医師を志す若者が減ってしまいます。これは日本の医療水
準の低下、ひいては崩壊を意味します。

保険財政が悪化している今、慰安マッサージに、保険を使っている余裕
など、微塵もないと思います。保険財政が破綻する前に、何とか手を打
ち、このシステムを、我々の子供たちに残したいものです。


>それがないと実際に困る国民がいて、その人も保険料を払っている。
と考えるとややこしいですね。

これはルールです。
「保険とは病気に使いましょう」 とみんなで決めたのです。
ケース外を認めたり、破れば秩序が乱れます。

先に書いたマッサージ師の問題もあります。マッサージは視力障害者の、
職業保護的な意味もあります。このことからも、私は一切認めるべきで
はないと思います。


ちなみに骨折、脱臼の整復は柔道整復師には認めらていません。彼らに
できるの応急処置のみです。レントゲンなしでの整復などは絶対にでき
ません。整復してからレントゲンを撮って、正しく整復できているか必
ず目で見て確認します。今の柔整師には、整復の技術は一切ありません。


今の柔道整復師は、マッサージ師とやっていることに大差はありません。
ですから柔整師の免許を廃止して、マッサージ師に編入すれば良いと思
います。もちろん保険適応条件も、

 『筋麻痺、関節拘縮等があって、医療上マッサージを必要とする』 

このマッサージの条件に、すれば良いと思います。
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>何故柔道界につながったのですか?一見何も関係なさそうなのですが・・・。



もともとは、柔道だけでは飯が食えない、柔道家の職業保護的な側面があっ
たようです。そして団体は、政治家にせっせと献金してた(現在進行形?)
ようです。政治力で言えば医師会よりも上です。医師が同じようなこと
をやれば、一気に摘発、保険指定医から除外されますが、柔道整復師に
関してはお咎めがありません。

マスコミなどに取り上げれるたびに、よからぬ力でもみ消されています。

毎年、毎年4000億円という巨額の保険料が使われています。医療費全体
見れば一割程度ですが、4000億あればいろいろなことが出来るはずです。
雇用、出産育児、社会保障などなど。しかも金の出所は、我々が払って
いる保険料ですから、見過ごせないですよね。

肩コリ腰痛の治療は、保険を使うなら整形外科のリハビリもありますし、
医師の同意書があれば鍼灸も使えます。整形外科はレントゲンが撮れる
ので、医学的に肩腰疾患の診断がつきます。ですが、接骨院・整骨院は
レントゲンも撮れないですし、診断も認められていないですから、やは
り 「ただの肩コリ」 「ただの腰痛」 ということになり、病気でないもの
に保険は使えないため 「肩の捻挫」 「腰の打撲」 と嘘の受傷理由
をつけています。これが彼らの常套手段です。


肩コリ腰痛の施術は、エステや美容整形などと同じ自己投資です。
自己投資に保険が使えるのは、やはり腐っていると思います。


不正請求の被害者は国や保険者なので、我々は基本的に訴えることがで
きません。これが非常に厄介で、この壁にも整骨院は守られていると言っ
てもいいでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
整形外科医VS柔道整復師の関係が分かりました。
つまり西洋医学VS東洋医学?なんですかね。

回答いただきました整形外科のリハビリですが、
実際のところは同意書が出ることは稀そうですね。
またリハビリも病院によってはピンきりな印象もあります。

また書きますが、正義悪という立場で物を考えた時に、
必ずしも柔道整復師が行っている不正が、世の中の害でしかないかというと
そうでもなさそうだなというところも見えてきました。

ただ、この不正が大規模な展開になってしまっているので、
抜本的に改善するには相当な力とお金がかかるのだろうと思います。
世の中に必要な不正とも言い切れないですが、
やはり国民が払っている保険料を不正に手に入れ、おいしい思いをしている人がいるのは、支払っている立場としては頭にきますね。
が、それがないと実際に困る国民がいて、その人も保険料を払っている。
と考えるとややこしいですね。

お礼日時:2010/02/22 12:34

まず接骨院と整体院は別物です。

接骨院(整骨院)は「柔道整復師」という資格を持った人じゃないと開業できません。整体院は法的な規制がないので、質問者さんが明日整体院を開業しても構いません。
保険が使えるのは接骨院(整骨院)だけで、整体院は使えません。戦後、整形外科医が不足していたので柔道整復師には他のマッサージ師や鍼灸師よりはるかに強力な権限が与えられました。その背景にはその資格名にもある柔道界のバックアップがあったことは間違いありません。
柔道整復師は、その稼ぎからくる豊富な資金力と柔道界を通じた政治力をバックに自らの利権を保持してきました。鍼灸師が保険を使うのに縛りがあるのも、理学療法士が独立開業できないのも、柔道整復師が潰してきたからです。

しかし各健保組合及び保険会社の経営が逼迫するのを受けて、柔道整復師も今までのような濡れ手に粟のオイシイ商売ができなくなってきました。かつては、柔道整復師の資格さえ手に入れれば年収一千万は固く、かつ食いっぱぐれはありませんでした。だから、柔道整復師の学校というのは医療系だから当然授業料が高い(五百万くらい)のに加え、合格証を手に入れるためには学校や関係者に「それ以外の費用」がかかりました。柔道整復師の弟子や子息はそんなに高くはなかったですが、全くの部外者が合格しようと思うと三桁の金がかかったようですよ。
しかし今は規制緩和で文字通り雨後の筍のごとく学校が開校し、若年世代の減少もあってそういう話はほとんど聞かなくなりました。そして、今は「柔道整復の資格だけで食べていくことはできない」といわれています。ほとんどの柔道整復師がカイロプラクティックなどの整体も行っています。今は新規で開業して保険請求だけで食べていくのはほとんど不可能なようですね。見せしめのための逮捕者も出て、水増し請求ができなくなると廃業に追い込まれる治療院がどんどん出るでしょうね。

ちなみに不正請求が完全にできなくなると、肩こりや慢性腰痛で接骨院(整骨院)の保険治療が受けられなくなります。肩こりって病気でもなんでもない、というのが医師及び厚生省の見解です。また最長でも三ヶ月しか治療が受けられなくなります。
「肩こりや腰痛に悩んでいて、何年も保険を使って接骨院でマッサージや電気治療を受ける」ということができなくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

更に質問で恐縮なのですが、戦後に整形外科医が不足した時に
政治が絡んでるのは現状からなんとなくわかるのですが、
何故柔道界につながったのですか?一見何も関係なさそうなのですが・・・。
政治と柔道と柔道整復師の関係性が、いまいち理解できませんでした。

こないだ水増し請求で逮捕されてた整体師?柔道整復師?がいましたが、金額的には今まさに不正請求の真っ只中にある整骨院に比べたら小さなもので、
NHKの受信料を支払わず訴えられたのと同じような行為だなと個人的にも思いました。
しかし、整骨・整体業界のこの風習(?)はそう簡単になくならない気もします。

正義悪といいますか、これをしないと経営破綻する院が続出、
失業者が続出、景気に圧迫をかける、くらいはびこっている不正だと認識しています。
また、身体を労わりたい患者(お客様?)からしても、なんで?ってなりますよね・・・。

難しい問題ですね。
抜本的な問題がどこにあるのかが、不透明すぎて。

お礼日時:2010/02/18 12:41

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