オリンピックと報道

昨日、男子フィギュアの高橋大輔選手が銅メダルを取りました。
今日の朝刊は彼一色。
ですが、ふと疑問に思ったのは順位とマスコミの注目度が比例していないと言うこと。

スピードスケートの長島圭一郎選手のほうが順位が高いのに、高橋選手ほど騒がれていないような印象を、私は受けました。

女子モーグル４位の上村愛子選手への過熱報道にも同じような印象を持っています。

試合前の選手個人への注目度、そうして男子フィギュアと言う種目の特殊性が原因でしょうか？

また、自国の選手だから仕方のないことなのかもしれませんが、試合前の「ミスをしなければ、メダル圏内」という表現方法と盛り上がり方にも、多少の違和感を覚えます。
メダルまで後一歩の選手に対して、マスコミが一方的に盛り上がっているイメージがあるからです。

また、同じ世界大会であっても、オリンピックのほうが断然盛り上がり注目度が高いように思えます。
（サッカーや野球、そうしてフィギュアなどの例外はもちろんありますが。）
やはりスノーボードのHPと同じで、種目によっては世界大会とオリンピックでは出場する選手の質が違っているからなのでしょうか？

世界大会金メダルでも、オリンピックで入賞止まりの選手も多いように見受けれられます。
それはただ単に、オリンピックと言う魔物？が原因なのでしょうか？？

もっとも、これらは私個人の一方的な印象に過ぎません。
皆さんも同じように感じていらっしゃるのでしょうか？？
それとも、私だけなのでしょうか？？

なお、もしこの私の質問で、気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ないです。
私は日本の代表選手を尊敬していますし、これからもがんばってほしいと心から思っています。

No.5 ベストアンサー 回答者： takapeko 回答日時： 2010/02/21 10:36

オリンピック報道にうんざりしている者の一人です。

特に試合前の煽り方はひどいですよね。
これについては放映権を獲得したい民放が自局の番組の視聴率をあげ、スポンサーを獲得したいというのが明白なため、半分は仕方ないと考えています。

しかしメダルの数をどうとか、ライバル選手がかなり強敵なのにそうでもないような取り上げ方はアンフェアで、後になって「実は強かった」なんていうのにいつも頭に来ますね。
そんなこともあってシドニー五輪くらいから振り回されないようになりました。

世界選手権の順位やシリーズランキングに注目されるのも仕方ないと思います。
しかしたまに日本で行われる大会でもわかるように有力選手が出ていなかったり、以前より日本人が世界を転戦しやすくなっただけで、それがイコール実力というのは判断が難しいと考えています。

そういう点では４年に一度のオリンピックは全選手が集うわけで、それまでの順位は「参考」になるものの「時の運」もありますから、そのことをメディアは強調し、だから選手を応援しようという風にもっていってほしいと思いますね。

個人の選手の取り上げ方は難しいところでしょう。
そこは「絵になる人」「マスコミ受け一般受けする人」「選手個人のパーソナリティ」「選手側の協力」・・・そういうのは確実にあると思われます。

またメディアは「密着取材」として例えばメダルを獲った後、その過程のドキュメンタリーやストーリーを取り上げます。
そうなると前もって目をつけておく必要もありますので、自ずと贔屓の選手が出てしまうことは理解できますが、いまは行き過ぎの感がありますね。

すべての選手に家族がいてドラマがあります。
一部の選手だけが汗と涙の結果でオリンピックに出たわけじゃなく、それぞれが多くの人に見守られてがんばっています。
最低でもそういう尊敬の念さえあれば、見ていて不愉快にならないのになあと思います。

いまの視聴率・部数主義が続くかぎりなくならないでしょう。
ですから受け手のこちらが意識を変えるしかないと考えています。
悲しいことですが・・・

No.7 回答者： 20071229 回答日時： 2010/02/23 13:13

世界選手権は毎年あります。

オリンピックは好不調のタイミングに合わせ難いので一番実績を残すことが難しい。

日本のマスコミは客観的な実力ではなく希望的な観測でメダル候補といいます。　
奴らは人の気を、目を引けば事実でなくてもどうでもいいのです。
また国民も自国の選手を良くみてしまう輩が増えています。

No.6 回答者： VAX-MALU 回答日時： 2010/02/22 15:30

高橋大輔選手と長島圭一郎選手の報道の違いは、高橋が「男子フィギュア史上初のメダル」という付加価値が大きいと思います。

長島・加藤のWメダルも偉業ですが、男子スピードスケートは昔からお家芸であり、W黒岩、堀井学、清水宏保などメダルも数多く獲得していますので、メディアとしては長島よりも高橋でしょう。

また、冬季五輪の注目種目が昔とは違ってきました。
以前はジャンプと男子スピードスケートでしたが、現在ではフィギュアスケート男女とカーリングがテレビ的にも人気で視聴率も取れますので、そこの重点を置いた報道がなされると思います。

No.4 回答者： yot15 回答日時： 2010/02/21 07:52

　ワールドカップには、それぞれの特色的ルールがあります。

そのランクが出場順に反映したり、予選を免除されたりです。作戦的に条件が満足されれば、上位ランク者が出場しない大会も出てきます。こんな時は、下位ランク者が優勝するので、ワールドカップ優勝者が優勝候補とは限りません。これらの選手は、入賞すれば上出来なのです。大いにその健闘を称えるべきです。

　視聴率稼ぎの為、メダル獲得の期待を煽るのはやむを得ませんが、もっと正確な情報を流して欲しいものです。そして女子千メートルの高木選手のコンディションをぶち壊すような取材は、止めて欲しいことと、JOCもここまで徹底的に彼女を宣伝塔にして欲しくありません。まるで彼女の成績や夢を無視しています。

　どんな競技でも、メダルは尊いと思います。報道の面からは、ニュースの価値で取り上げ方が違います。特に民放では、クライアントが最も喜ぶものを放送します。怪我を乗り越えて復活し、この競技で日本人初のメダルと来れば、金メダル級のニュース価値となるのは当然です。しかし飽くまでメダルの値打ちは、金がトップである事は言うまでもありません。

　スポーツの総合競技会は、オリンピックが唯一最大です。他は年齢制限付きだったり、制限がある大会なら存在します。オリンピック大会でメダルをと思うのは、上位の記録を保持する選手の当然の気持ちです。こんな訳で、チャレンジが始まるのです。成功率が低くても、成功すればメダルなら、果敢に挑戦するのです。そんな所に技の進歩があるのです。練習中の成功率の報道は、選手に不利になるので報道しないのは当然でしょう。だからミスをしなければメダル圏内との言葉になります。

No.3 回答者： marife 回答日時： 2010/02/21 01:25

でも、選手から見れば誰も注目してくれないところで金メダル取って、身内（競技関係者）だけが盛り上がり、三日もすれば過去の事みたいに成るより、国民全部が注目している中で金メダルを取りたいんじゃないですか？シビレ方が全然違うじゃないですか。

だからオリンピックが最大の目標になるんですよ。

No.2 回答者： DOCTOR-OA 回答日時： 2010/02/21 00:08

毎度のお祭り騒ぎには呆れています。

報道でなくファンクラブの報告会ってところですね。

偏った報道内容はその使命を放棄しています。

ＴＶは選挙同様事前に視聴率稼ぎのネタであおり
結果についても同じ内容を次のネタが見付るまで
垂れ流し状態。

私は見たくも無いがニュースで流れるので強制的？に
見させられています。＊トイレタイム

No.1 回答者： turquoisebird 回答日時： 2010/02/20 22:56

選手個人の注目度とか、競技、種目の違いでメディアに偏りが出るのは仕方ないですね。

それに、銀メダルの方が銅より上なのだから、これで注目度も上ならそれはそれで矛盾です。
なぜならオリンピックはそもそも参加する事に意味があり、平和の祭典だからです。金メダルだけが目立つのであれば、戦争をして戦勝国が高らかに勝ち誇って無残に負けた国が服従させられる・・（ちょっと、強引でしたが）笑。・・・オリンピック大会では敗者も称えるべきです。世界中に発信され、夏季冬季問わず感動のドラマがあったのですから。まあ、選手の心情はとても悔しいとは思いますが。

マスメディアを信じちゃいけませんよ、それに！！女子フィギアの金メダル候補のキムヨナさんだって、昨年の話題になった悪口みたいなのは実際には言っていないと思います。（日本人と明確に言っているのは韓国人アナウンサー）これは表向きに親日を言えない民族性と反日感情がからむでっち上げでしょう。

日本も気負いすぎ・・実際、カナダの選手とキムヨナ選手が有力とされています。
日本選手はあくまでもメダル圏内といった感・・なのに、金メダル、金メダルと。プレッシャーですよね。
伊藤みどり選手が、ゴメンナサイと言って、海外メディアは、みどりは何故謝るのか？不思議に思ったそうです。

真央さんが、美姫さんが金メダル、金メダルだと・・こういった報道には、うんざりです。
プレッシャー感じさせず楽しく滑らせてあげたいものです。