dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

現在ドル建て外貨預金を保有しています。
1ドル120円の頃購入してしまい、6年程塩漬けの状態です。
先日銀行員から「ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険」を外貨預金を使って一括で納付してはどうかと提案されました。
資金は、10~15年程は使う予定のないものです。現在40代の主婦です。生命保険は他のもので十分足りています。
外貨預金の運用方法として、現在この商品が適当なのか悩んでいます。
このままにしておくのがよいのか、または他に適当な運用方法があれば教えてください。

A 回答 (2件)

質問者様にはショッキングな事も書きながら説明します(覚悟して読んでくださいね!)。


まずは外貨預金ですが、期待リターンは円金利並みです。
日本に比べて外国の方が金利は高い場合が多いですが、『金利の高い通貨は長期的に下落する』事で円預金、外貨預金ともにどっちが有利とははっきりと言えません。
これを知っておいてください。

ジブラルタ生命の米国ドル建終身保険の概要↓
http://www.hoken-erabi.net/seihoshohin/goods/095 …

では、この保険が支払われるタイミングですが、「死亡保険金」・「高度障害保険金」の時に解約さえしていなければ必ず支払われるというものです。
質問者様は『外貨預金をやられた目的』は何だったでしょうか?
恐らく『増やす事』ではないですか?
この保険はお金を増やすのが目的ではなくて死亡保障や高度障害になった時の自分の家族を経済的ダメージから守るための物だと思われます。
つまり、この保険は増やす事を目的としている訳ではないのです。
しかも、生命保険は他の物でも十分足りている筈ですから、保険のかけすぎになります。
勿論、解約すれば解約返戻金が帰ってきますが、それだったら税法上有利なゼロクーポン債を中途売却を前提に期間が長めの物を購入した方がよい。

そもそも外貨預金は為替差益が出た時は税金を支払わなくてはなりません。
現在は米国は短期金利ベースではほとんど金利が入らない状態になっていますが、将来、金利が上昇してくると思います。
ですから、やるのならば税法上有利な外貨MMF、もしも金利が上がったら満期まで長めのゼロクーポン債を買っておく方が税金の心配が要らないです。
外貨MMFは金利部分は20%課税されますが、為替差益は非課税で金利は外貨定期預金並みの利回りです。
ゼロクーポン債は金利が付かない代わりに額面金額に比べて大きく割り引かれており、償還時は額面金額が戻ってくる債券でして、中途売却の場合は年間利益50万円までの非課税枠(利益50万円超の部分は総合課税、詳しくは証券会社で聞いてください)、損失が出た時は確定申告をして給与と損益通算する事で税金が安くなります。
ゼロクーポン債の注意点は満期まで持つと雑所得となるので税法上不利になる点です。
なお、米国の長期金利は日本に比べて高いですが、期待リターンは円金利並みである点は注意してください。

それから、これは質問者様の判断によりますが、私の場合は米ドルから海外ETFを購入しています。
投資対象は株式、REIT、債券と色々有ります。
例えば海外ETFを使って世界中の株式に国際分散投資する事も簡単にできます。
主にネット証券で扱っていますが大手証券会社でも取り扱っています。
みなさんが最もなじみのある株式インデックスならばダウ工業株30種平均が有りますが、これに直接投資をして毎月分配のお楽しみを得る最も簡単な方法はDIA(Diamonds Trust Serise1)を購入すれば良い。
米国では銘柄コードの事をティッカーと呼ばれており、Diamonds Trust Serise1のティッカーはDIAです。
現在の株価、配当水準では配当利回りは年2.77%程度ですが、二重課税されますので年2.24%程度の配当利回りで毎月分配+ダウ30種連動の2つのお楽しみが有ります。
DIAに限らず、色んなETFが有るので自分で研究してみてください。
米ドルは外貨預金にしておくのが勿体ないぐらいですよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

おっしゃる通り保険を増やすための手段と考えることに私も抵抗があり、その一言ですっきりしました。
ゼロクーポン債と外貨MMFについて検討してみます。税金やその他金融商品のことなど、回答の中でいろいろ勉強になることがありました。
詳しくありがとうございました。

お礼日時:2010/03/11 02:25

問題は、為替による差損25%です。

(1ドル=90円として)

ドル⇒ドルへ資金を動かしても、為替差損がなくなる事はありません。
つまり、為替差損をどうにかしようとして、預金から保険へ資金を
動かすならば、それは無駄です。

資金を動かして、たまたま円安になり、120円を超えたとしても、
保険の解約払戻率が100%を超えていなければ、
今度は、それがネックになって、解約できなくなります。

現在の銀行預金高、為替レート、為替手数料などを考えて、
プラスになったならば、資金を引き上げることをお勧めします。
それまでは、塩漬けにするしかありません。

または、本格的に投資を勉強されて、眠っているドル資金は、
捨てたものと諦めて、投資に廻してください。
上手くすれば、25%程度の差損は回収できます。
もちろん、25%が50%の損害に拡大する危険も十分にあります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

しばらく使わないとはいえ、今度は解約返戻率を気にして円安のタイミングを逃してしまうこともありますね。しばらくは、このままにして円安に振れる機会を待ちたいと思います。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2010/03/11 02:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!