自動小銃の弾を避ける盾ってありますか？

良く立てこもり犯人に近づく警官部隊がゴッツイ盾を持って接近して行きますが、強力な小銃相手では完全な防護にはならないと聞いた事あるのですが、本当の所はどうなのでしょうか？市販で売ってるのは３８口径までが精々で、それ以上は見たこと無いので駄目なのかな？
戦争の時の兵士が盾を持たないのも、どうせ気休めだから邪魔だと持たないんでしょうか？確か軍事用ヘルメットも直撃には気休めだと聞きました。何とぞよろしくお願いいたします。

No.2 ベストアンサー 回答者： nazca091 回答日時： 2010/03/09 11:45

現代の兵士たちに与えられているヘルメットや防弾ベストは手榴弾や対人地雷、至近弾の爆風や弾片から心臓・頭を護るためのものであって、防弾効果はじつは薄いんです。

警察官の着る物も正確には防刃ベストですよね。
小銃や戦車の徹甲弾のような運動エネルギー弾は、大口径の弾丸を撃ち出すより小口径の弾を高速で撃ち出した方が有効と考えられているので、貫徹力がとんでもなく強力になってしまい着用できるような防弾チョッキでは防げなくなってしまいました。
コスト面の問題もあるんですが、兵士の撃つ小銃の弾はまず当らないと言われており(狙撃はともかく、戦場では2000発以上撃ってやっと1発当るという統計的なデータもあるそうです)、だったら用心しなくてもいいだろう、それより行動が制限される方が問題だと考えられているようです。
米軍などでは一人々々の歩兵のＩＴ化が進められていて、育成や負傷、戦死後の手当にかかるコストの問題から兵士1人の価値が高くなっており使い捨てには出来にくくなってきました。(今までがそうだったというのではなく、現実として歩兵の高い損耗性は許容されてきた、という意味で)
高価な電子機器とかさばるバッテリを持ち、兵士の命も守らねばならないとすれば未来的には動力付きの甲冑、つまりパワードスーツ的な装備や1人乗り用の機械化装甲兵器、つまりアニメに出てきそうな戦闘ロボットが登場する可能性もあるわけです。

この回答へのお礼

nazca091さん　回答感謝します
多岐に渡る知識には　『お～　そうだったのかあ！』と感服させていただきました
安価な22LRとかと違って、小銃弾は一発でも結構な額でしょうから、効果対費用を考えると戦争って金かかるんですね。まあ効果がない方がいいんだけど・・・・。
早稲田あたりで作られてるパワーアシストスーツが軍用になったらボトムズにでもなるのかなｗ　専門家さんもガンダムは無理だけど、ボトムズだったら作れるって言っていたけど、現実化したら嬉しいような悲しいような
どうもありがとうございました

お礼日時：2010/03/09 13:06

No.3 回答者： mk57pvls 回答日時： 2010/03/09 12:59

こんにちは

> 強力な小銃相手では完全な防護にはならないと聞いた事あるのですが、本当の
> 所はどうなのでしょうか？

重装甲タイプのシールド、というのがあります。
例えば こんなヤツ（↓）
http://www.securico.co.jp/products/military-poli …
防弾レベルが（NIJ規格：米司法省調達規格）で"NIJ-III++/EN-B6"準拠って
なってますんで確かに小銃（NATO 7.62mm FMJ）クラスまでの耐弾性能はある
ようです。
但し（重量が）80Kgもあるので「持って接近」じゃなくて「押しながら接近」
となるのでしょうが・・・。

> 戦争の時の兵士が盾を持たないのも、どうせ気休めだから邪魔だと持たない
> んでしょうか？

いや、前述のHeavy Armor shieldの例にあるように高い耐弾性能と引き替えに
盾自体が「クソ重たく」なってしまうんで、物理的に持ち運びは無理でしょう。

この回答へのお礼

mk57pvlsさん　回答ありがとうございます
おわっ　こんな化け物盾あるんですね。まさか実在するとは・・・。第一次か第二次大戦でドイツ軍が兵士に被せる弁当箱装甲（コロ付き）を思い出しました。ほふく前進で前進のみ可能で、退却の時はヒモで引っ張って貰うって情けない兵器？でしたけどｗ
いつかこれに二足歩行機能がついたらもうボトムズですねｗ。
どうもありがとうございました

お礼日時：2010/03/09 13:27

No.1 回答者： debukuro 回答日時： 2010/03/09 10:40

平頭弾なら貫通するでしょうね

平頭弾じゃなかったら斜めに当たると跳弾すると思います

この回答へのお礼

回答どうもです
跳弾しない用途の平頭弾って言葉を初めてしりました　紙ターゲットが綺麗に打ち抜けるので競技会用のマッチターゲット騨って勝手に勘違いしてました　
ありがとうございます

お礼日時：2010/03/09 11:17