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中国は民主主義とは言えないと思いますが、経済発展しています。

経済発展と民主主義であることは関係が無いのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

大いに関係があります。


経済が発展するということは労働者階級の力が強くなることです。

そのことは歴史が証明しています。
英国の産業革命、フランスのフランス革命然りです。

国が富むと必然的に民主化が強まっていきます。
今の中国はまだまだ発展途上であり活力が十分にあります。
今後はより民主化に向けてシフトしていくことでしょう。

既に中国は共産主義国家でなく、経済大国として世界の枠組みの中に
取り入れられています。それに相応しい責任のある地位が求められます。
中国は内と外の圧力から自然と成熟した民主化に向かうことになります。

でも、その前に大掃除が必要になるのですがね。
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この回答へのお礼

なるほど。これからそうなるということですね。天安門事件以後、国民は経済成長に満足して民主化にはあまり興味がないようにも見えたのでこのまま行くのかなと思ってしまいました。
経済成長していけばそれ相応の外圧がかかるのですね。それ以降がどういう形で民主化するのか興味深いです。
ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2010/05/09 23:13

4000ドル以上で、民主主義の国は民主主義を止めない


というのはあるようです
http://www.fasid.or.jp/chosa/forum/bbl/pdf/166_r …
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この回答へのお礼

とても興味深く読ませていただきました。
民主主義が成長を助けることは明らかなようですが、ただまだ十分に実証されていないようですね。
それぞれの国にそれぞれ事情や過程があるのも実に興味深かったです。
4000ドル以上の国で民主主義のところは民主主義をやめないというのは安定してくると読めばいいのでしょうか…。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/09 23:26

そもそも、民主主義とは経済分野のシステム名ではなく、政治分野での統治システムの名前です。



中国経済と他の「民主主義」社会とを比較するのであれば、「共産主義」と「資本主義」で比較するべき
では?

中国は一国二制度を取っており統治システムは「共産主義」ですが、経済システムは「資本主義」ですよ
ね。民主主義の国では経済も民主化されている国が殆どですから、民主主義=資本主義であり、共産圏で
は成り立たない、というイメージをもたれるのでしょうが、中国では立派に成り立っていると言うことで
す。

ただ、中国の資本主義は、ちょっと(どころではなく?)、いびつで、他の資本主義社会ではありえない
ことが起こります。

例えば、経済がデフレ化したとき、他の資本主義国では、中央銀行が市場に資本を注入し、また政策金利
を抑えるなどして、市場がお金を使いやすい状況を生み出します(公共投資などで国が無理やり需要を
起こすこともありますが)。ですが、基本的に、例えばお金をかすか貸さないかを決めるのは市中銀行で
あり、銀行が金を貸したいと思っても、国民や企業が借りに来なければ市場が活性化することはありませ
ん。

ですが、中国ではそのありえないことが起こるのです。政府が、銀行に「お金を貸しなさい」という命令
を下すと、中国の銀行は本当に貸すんです。無理やりにでも。

有名な話で、鉄鋼が生産過剰になったとき、政府が鉄鋼業者に「生産を中止しなさい」という命令を下す
と業者は本当に生産を中止します。

例えば、国が地方に、「GDP成長率何%を達成しなさい」という命令を下せば、本当に成長率何%を達
成する国が中国なんです。

参考URLは、そんな中国だからこそ起きる奇怪なニュースです。
「29省中28省のGDP成長が全国平均上回る!各地方自治体によるデータ改竄の疑いも―中国」

香港とチベットを除く29省の内、28省が中国が国全体で達成したGDP成長率の割合を上回ってい
た、というニュースです。しかも殆どの省で3%以上も。

下回ったのがウイグル自治区のみで、しかもその割合はたった0.9%ですから。計算上ありえない数字
が平気で出てくる国が中国です。

経済は資本主義で、民主化されている「ように見える」国が中国です。

参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100429-00000 …
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この回答へのお礼

そうですね。、「共産主義」と「資本主義」はよく比較されるのですが、質問者は「民主主義」と「経済発展」の相関関係を探りたく質問致しました。「民主主義」ではなく「経済発展」するのなら、いや「民主主義」でないほうが「経済発展」するのなら(賢い独裁)、そのほうがいいのではないのかとさえ思える気がして。まさに中国がその成功モデルなのかなとも思え、果たしてこのままいくのかなと疑問が湧きました。お書きいただいたのはまさに一党独裁の上に成り立つ奇妙な資本主義ですね。これがどこまで通用するかというのが興味深いところです。ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2010/05/11 22:32

 その国の潜在能力に対して、経済レベルが格段に低い場合、民主主義に移行しても、政府の力が弱いため、国内の政治が混乱し、経済開発の利益は外国に持っていかれることが多くなります。



 アジアで経済成長路線に乗った国は、ある程度の経済規模になるまで、独裁制やそれに近い長期政権でした。

 韓国=朴軍事政権、台湾=国民党独裁、シンガポール=リー長期政権、マレーシア=マハティール長期政権。

 また、ソ連も政権発足当時は劇的な経済成長を成し遂げました。

 しかし、潜在能力の40~50%ぐらいまでは、強力な独裁的政府が経済を押し上げるには効率的ですが(基本セオリーとして、インフラを整備し、少ない資金を集中投下する。)、経済がある程度豊かになって、その潜在力を100%経済の実力として具現化するには、個人個人の能力を100%発揮できなければなりません。
 その為には、個人の自由が欠かせません。
 
 ですから、発展途上国から中進国、更に先進国レベルに近づくためには、どこかの時点で民主化をしなければなりません。

 つまり、歴史的な実例からすると、経済発展を開始するには、民主主義は必要ないが、あるレベル以上になろうとすれば、避けて通れないようです。

 韓国は光州事件など混乱が起きましたが、そこを無事通過しました。台湾は無事通過しましたし、シンガポール・マレーシアなどは、元々民主主義下の長期政権で、無事通過がようであったようです。

 それに対して、タイは民主化の定着に苦労しています。(ブラジル・メキシコなども相当苦労して長期間掛かりました。)

<参考>
 中国は、これからその時期を迎えようとしていますが、ハードルはかなり高いと言え、長期経済停滞になる可能性もかなりあります。
 理由1:多民族国家で国土が広大なので、民主化=分離独立を誘発しやすい。
 理由2:軍が国軍ではなく共産党軍の性格をもった人民解放軍であること。
     →民主化し複数政党となり、共産党以外が政権を仮に取っても、軍の支配権がなければ政権が維持できない。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ございません。なるほど。それぞれ各国にいろいろな事情やプロセスがあったようですね。ただ経済発展の初期には独裁やそれに近い政権も有効な場合があるのですね。しかしどこかの時点で民主化をしなければならないのはやはり共通のようで・・・。中国のこれからを考えますと規模的にも今までにないものとなりそうなので、かなりハードルが高く痛みを伴いそうですね。
これから起こりうることを静かに見守りたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/16 21:53

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