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なぜ、中国で貧富の差ができたのですか?
中国は経済発大国になりましたが、中国の富裕層は、共産党員か共産党にコネがある人しか
いないと聞きましたが、一般人では、裕福になれないのですか?
中国に詳しい方、回答お願いします。

A 回答 (9件)

”なぜ、中国で貧富の差ができたのですか?”


      ↑
現代の中国は、政治は社会主義、経済は自由主義を
採っていますが、かつては経済も社会主義体制を
敷いていました。
その社会主義時代から、既に日本よりも貧富の差が
大きかったのです。
その時代から、共産党と何からの関係がないとお金持ち
になれなかったのです。

現代は、経済については自由主義を採っていましたので
その差が更に広がってしまった、ということです。
この格差には個人間の格差と、地域の間の格差があります。
特に、経済発展している沿岸部と、取り残された内陸部
との格差が著しいと言われています。

”中国は経済発大国になりましたが、中国の富裕層は、共産党員か共産党にコネがある人しか
いないと聞きましたが、一般人では、裕福になれないのですか?”
      ↑
専門家の調査でも、私の実感でも裕福になっている人の
殆どは共産党とコネを持っている人ですね。
一般人でも裕福になれた人もいますが、例外です。
しかし、それでも沿岸部の庶民の生活レベルは、相当上がっています。
つまり、全体的に底上げがなされているのです。
私の実感でも上海市民などはもはや日本人と遜色ありません。
そういうことで、現代は沿岸部と内陸部の格差が問題だと
思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/01 19:36

一例ですが、日本では、国内どこに住んでも、健康保険証は同じ物が使えます。

ご家族が引っ越しても、手続きをすれば問題ないわけです。
中国では、出身地以外では、健康保険が使えません。都会に出稼ぎして、裕福になろうと思っても、医療費は自分で全額を払わなければいけないわけです。

中国 という国、アメリカ という国 は、日本と違って、地方政府の集合体です。軍事や外交など全体を管轄する「政府」はありますが、経済活動などは、各地域の政府に任されています。このため、地域間の格差が大きく、放置されたままになるわけです。

日本国内でも、似たことはあるでしょう? 日本一裕福な東京都は、尖閣諸島のような国政、外交に手を出そうと、背伸びをすることはあっても、福島県など近隣の地方「政府」が困っていても、積極的に関わることはしないわけです。
それがもっともっと極端になっているのは、中国やアメリカなわけです。
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一党独裁制度だからです。



そもそも旧ソ連をはじめ「共産主義国家」と名乗っていた国家で、カール・マルクスが理想としていた共産主義を実現できた国家などありません。

あの手の国家は成立時は問題の山積していた旧体制を粉砕して成立するので、その時点では成功したように見えますが、中央のやることに批判を許さず自由選挙を否定する独裁制ですから、すぐに腐敗が始まり、それが治療されることなく広がっていきます。

見かけの共産主義ですから、権力から遠いものは私有財産を制限され捨ておかれます。権力者は国家権力の庇護のもとに国家の財を、実質的に私有化できます。

結果として、一党独裁制度のもとでは一部の権力者集団が国家を牛耳ることになるわけです。

アメリカや日本も権力に近いものが有利であることは間違いありませんが、自由選挙があるゆえに民意に基づく権力交代が起きます。共産主義国家には、この自浄の機能が無いのです。
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>なぜ、中国で貧富の差ができたのですか?



中国は共産主義の国ですから昔はみんなが等しく貧乏でした。服も全員が人民服を着ていました。お洒落など無縁でした。

日本の左翼教師が「運動会で優劣をつけるのは間違いだ。みんな手をつないで仲良くゴールインしよう」と言いだしたことがありますが、そのような「みんな等しく貧乏な社会」だったんです。

低迷した経済を建てなおすべく鄧小平さんが「黒い猫も白い猫もネズミを捕るネコは良い猫だ」と言いだし、「金持ちになれる者から金持ちになれ」と言いました。

それは画期的な発言でした。以来、中国には驚くほどの貧富の差が生まれ、まったく共産主義とは相容れない状態になっていますが、みな等しく貧しかった昔の中国より遥かに国力はつきました。
これからこの矛盾をどう打破するか。関心を持っています。悪くすると中国は7つくらいに分裂するかもしれません。
中国は大き過ぎて脅威ですから日本にとっては7つくらいに分裂してもらったほうが安心かもしれません。
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中国の共産主義の本質は、小作人を地主の支配から解放するという意味です。

国民党が地主の利益を代表していたのに対し、中国共産党は小作人の利益を代表していました。それが国共内戦の本質です。国民党が都市部を支持基盤にしていたのに対し、中国共産党は農村部で勢力を拡大しました。中国共産党は地主を縛り上げて、地主の土地を小作人に分配したのです。それが許せないから国民党は中国共産党をたたきました。中国がやったことは日本の農地改革と同じです。日本は平和的・合法的な手段で農地改革を実現したのに対し、中国共産党は暴力的・非合法的に農地改革を実現しました。

しかし、もう農業が富の源泉になるという時代ではありません。商工業が富の源泉です。中国は沿岸部=商工業地帯、内陸部=農村部で極端に経済格差があります。沿岸部と内陸部では電力の消費量が10倍違うのです。内陸部で掘り出した石炭を鉄道でせっせと沿岸部に運んでいる。石炭は固体だからパイプラインでは輸送できない。だから香港だけで、大気汚染で亡くなる人が日本一国よりも多いぐらい、沿岸部は環境問題が深刻です。

一般人とか共産党員とか全然関係ありません。沿岸部=商工業地帯で利権を握ったものが巨万の富を得たというだけのことです。沿岸部で利権を操った官僚と政商が悪の二人三脚で暴利を得た。事業の許認可権限を使って官僚は政商から多額の賄賂を得ます。これが官僚の腐敗といわれる現象。中国は大きいので地方政府の腐敗を中央政府がコントロールするのが難しい。

中国のみかんを缶詰にしていくら日本に輸出したところで、汗水流して働く農民はたいして儲かりません。それで儲けるのは商工業者なのです。絶対的に利益の規模が違います。

貧富の差は農業と商工業の収益力の差に起因します。農業は自分が流した汗の量に収益が比例するのに対して、商工業は搾取した農民の数に収益が比例します。汗を流すのは商工業者ではなくて農民であり工場であり機械だからです。それは中国に限ったことでもない。古今東西、どんな国でも同じこと。

中東産油国は昔は皆平等に貧しかった。しかし油田が発見されて、石油利権を握る王族とそうでない国民の間の経済格差は月とすっぽん並みに広がってしまった。

質問者さんが何に詳しいか分からないのでとりとめのない回答になってしまいました。
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>一般人では、裕福になれないのですか?



そんなことはありませんよ。

共産党員でなくても、事業を開始して巨万の個人資産を作る人は大勢います。
もちろん、億万長者になってゆく過程で共産党員が近づいてくるので、かれらをコネといえばコネですが、もともと親とか親族が共産党員であって、、、という意味のコネでは無い人はいます。

また、別の友人は、雇われの経営者でしたが、最近、カナダへの投資移民で永住権をとりました。少なくとも7000万円ぐらいはカナダに送金したということでしょう。勤め人でも、その程度の資産を作る”一般人”は特に珍しくないです。
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>>一般人では、裕福になれないのですか?



そんなことはありませんよ。ただ、同じ条件でスタートしても、能力の差、決断力・努力の差、運の有る無しにより、成功者と失敗者は生まれます。
貧しい工場の工員から大富豪になったような方もいます。これは資本主義社会でも同じです。
もちろん、共産党にコネがあれば、ずっと有利になることは間違いないですが。

ただし、現時点ではバブルが崩壊して経済が減速していましたし、反日デモの影響で中国への投資も減るでしょう。
さらに、質問者さんの言われるように貧富の差が大きくなったので、経済重視から、さらに毛沢東時代の軍事第一に中国は方針転換したようです。
なので、これから一般人が富豪を狙うのは難しいでしょうね。
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貧富の差をなくす為の制度である


 『共産国家』だからです。

 矛盾しているように聞こえますが、貧富の差をなくす為には
税制による公平にするための『巨大な政府』そして『強権を保有刷する政府』が
必要です。これが正しく機能しているならなにも問題はないのですが・・・
 この政府が腐敗したばあい、権力を有する人間が法律を使い巨大な富を得ることができます
これが既得権益になり中国で貧富の差ができるわけです
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公平な選挙が無いからです。

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