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宮崎牛が全滅したら日本各地の畜産業は本当にやばいの?

現在ニュースで毎日のように宮崎でのコウテイ疫被害について報道されているのですが、
実際に全頭処分になると、宮崎から子牛を買っていた日本各地の畜産業はどれぐらい大変なのでしょうか?

宮崎の人が本当に泣いているのは、心が痛いくらい分かるのですが、
一旦、宮崎のことを忘れるとすると、

(1)他県の種牛の精子だけでは足りないのか?

(2)他県のエース級種牛はそんなに宮崎の種牛よりもしょぼいのか?
 (宮崎の種牛は内閣総理大臣賞的な賞をもらうくらい優秀なのは知っています)

(3)他県の種牛の精子や子牛を販売している業者は、実際のところ宮崎産のシェアが減って、
 むしろ、自分の所の種牛の精子や子牛がシェア拡大による売上増加で実は嬉しいくらいなのか?

(4)どうせあんなクソ高い牛を食べない庶民にとっては、あまり関係のないことなのか?


宮崎県の方が、言葉も出ないくらい悲惨なのは嫌と言うほど分かってますし、
本当にかわいそうだとは思いますが、
実際のところ、まだまだうまい牛の育成に関しては、
他県の精子や子牛で十分対応可能なのでしょうか?

ご存知の方おりましたら宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

他の方もかかれていますが、日本のブランド牛のうち、地元産ということを要件にしてない牛であれば、多くの部分が宮崎牛の種で出来ているようです。



宮崎の場合、種牛が優秀なのも、ですが、
肥育農家にしてみれば、宮崎産の子牛の肥育方法のノウハウは豊富に蓄積されているけれど、他の産地の牛だとよくわからない、というのがあるようです。生育があまり順調にできなければ値段も大きく変化しますから、これは結構大きな問題のようですよ。

牛なんてどれでも似たようなもんじゃないのかな、と素人の私は考えますが、しかし実際に肥育される農家の方にしてみれば違いがあるのでしょう。
また、松阪牛クラスになりますと値段も桁違いですからね、多少の失敗は、、、とは言えないのじゃないのでしょうか。

ま、私も国産和牛なんて滅多に食べれませんから、どうでもいいといえばどうでも良いのですが。

と、テレビでやっていましたが、これは、という種牛を選別するには、何年もかかってすこしずつ絞り込んでいくそうです。300頭から30頭そして1頭という風に。
これも、実際には種付けをして、その子牛が大きくなって肉質を見るまでわからないわけですから、最短で7年かかるそうで。

そうなると、他地域はそれだけの体制をつくって種牛をつくるだけの事を、今までにしていないとなかなか対応できないと思うんですよね。

畜産に限らず大抵の製造業では、原料やパーツというのは手近に手に入るものを選ぶのではなく、最適のものを多少はなれた産地から持ってきますよね。それと同じ理屈だと思います。
ましてや畜産農家というのは、通常はそこまで大規模ではありませんし、1-2年の試行錯誤に耐えられるものなのか、疑問です。
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ホントに全滅してしまったら、クローンを考えるかもしれませんね。

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強烈な皮肉だなぁ…。

でも実際に近しいことを考えていそうなのが笑えない。

日本三大ブランド牛といわれるもののうち、松阪牛では40%が宮崎生まれの牛です。
また、東国原宮崎県知事いわく30を超す都道府県に宮崎の子牛が出荷されているそうです。
(本人のツイッターより)
冷凍保管してある精子のおかげで、一年は持ちこたえられるそうですが…。

ある種ブランドとして成立してしまっており、信用度が違うのと温暖な気候から生育が順調なのとで宮崎県産が重宝されています。
もともと火事場的なパイの強奪は日本では嫌われていますし、他県がこれを機に、というのはそこまで大きな動きとしてはなさそうです。
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宮崎牛が全滅するだけですので他の地域は大丈夫です。

特に長崎県五島列島で育てられているながさき和牛は孤立した島ですのでそう簡単には口蹄疫も侵入できません。

宮崎牛が無くなったら山田正彦さんが経営する鬼岳牧場から和牛を買えば良いのです!

山田正彦さんは口蹄疫問題には厳格に対応しており、経過観察中の49頭も殺処分を命令するほどの大物です!
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