牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

オーディオI/Fについて、NT1-Aとの組み合わせ
最悪だ…2000文字に収めたのにエラーの一言で全部消えた…ふざけるな~…っ…!
ので、大分心が折れたので要点だけ書きます…はぁ;

音質向上を目指しています
環境は以下
マイク:FV320、iriverの内臓マイク
I/F;パソコン(asio)、iriverマイクとライン、コンポも入るかな…
MTR:reaper
用途と環境:女性ボーカル自宅録音用(求めるのは透き通った系、発音発声ブレスを豊かで繊細に、かつ近くでクリアに聴き取ってくれる録音環境を求めてます)
今回の予算:2万円程度

以下質問
(1)近所の車の音まで拾うサイドアドレスコンデンサーマイクに逆に惹かれました。最有力はNT1-Aです。これを最低限活かすI/F、もしくは組み合わせ(ファンタムだけ2000そこらの奴を買った方が良い気がしてます。マイクプリやミキサーは良くわかりません)はどんな感じでしょうか?

(2)値段が4桁とか、安物のI/Fを使うとどうなりますか?音質は凄く下がりますか?サンプリング周波数しか音質を示す項目を知りません。24bit96kHzの値段4桁の安物と2万の24bit96kHzではオプション(使いこなせるかは別としてエフェクトには興味あるもののとりあえず最低限ボーカル録音出来れば良いです)やIN/OUTの数を別として音質は違ってしまうんでしょうか?最低限24bit96kHzのIFにしろと聞きますが、それを下回るとNT1-A等は受け切れませんか?

(3)フィールドレコーダーも気になっています。声だけ録音する場合、上記のNT+IFと比べて音質はどちらが良いでしょうか?iriverが現在可能な高音質録音になっているもので、ちょっと気になります

(4)手軽に出来るちょっとした本格派録音設備としてIF+ミキサー+マイクという形でおすすめするというケースを知りました。ミキサーで音質は変わるのでしょうか?マイクプリは何となく、マイクレベルをラインレベルに引き上げるのだろうから相対的に周囲のノイズを減らしてくれるんでしょうけど…それだけな感じがしています。相違ありましたら指摘願います^^;

(5)上記NTを使う場合、付属のものを除くとして最低限必要な物は全部で「受け切れるI/F」「マイクスタンド」「除湿剤」「ファンタム電源」の4つで良いでしょうか?

(6)ファンタムはただの電源ですよね…?買うとしたら適当に2000そこらの安い物を使おうと思っています、特に違いはないですよね…?

(7)もう一つあったような…あ、レイテンシですね。ミキサ、マイクプリ等つけた時レイテンシは問題ないものなんでしょうか?以前せっかく買ったのにasio導入するまで0.5くらいあった事があり、苦労しまして…大丈夫なのでしょうか。。。

まとめ
『音質向上(発音、発声、ブレスを豊かで繊細に、かつ近くでクリアに聴き取ってくれる録音環境)を求めるにはコンデンサーマイク(特にNT1-A)+受け切れるIFだと思っていて、それを今回、不可能であれば将来的にNT1-Aを受けきれる録音環境にまずしたい。今回の予算が2万円程度。NT1-Aを視野に入れた音質向上』の手ほどきをして頂けましたら幸いです

A 回答 (6件)

はいはいNo.1ですが



まぁ、全体的に言いたい事は、この手の質問回答掲示板レベルでは、書いてる私的には自分の経験則で宣ってますが、あくまで「俺とこはこの手でうまくいった」「これやったら大失敗だった」という個人レベルの経験談に過ぎないので、全く同じ条件なら「俺と同じ事になるぞ」とは言えるけど、あくまでネットの製品レビューの延長線に過ぎないよと。
レビューと違って「俺は何でそう思うのか」という理由は言えるけど、「あの回答者が言うとおりにすりゃ間違いない」的に捉えたら、レビューで右往左往するのと大して変わらないので、あくまでも「あの人の場合はこうだったららしい…」程度に冷めた半身に構えた解釈して、私と全く同じ結果が出せるとは限らないという点を忘れるなよ。最後の最後は(何せ高い買い物だから)自分で決断するんだぞ。

…ということですな。それを踏まえて、私の経験則範囲内ですが、

まぁ多少の難行苦行があってもNT3に拘りたいというのはあなたの決断なんでしょうから、その意気は買いましょうと。

NT3は、本体のI/Fの故障(の時はやむなし)、ケーブルが粗悪(は、音屋の製品なら大丈夫なはず)以外では、まず本体にホワイトノイズは乗りません。そこが個人的に超お勧めポイント。マジ低ノイズ。都合6本使ってますがハズレ無し。

なので、上記のやむなし故障を度外視すれば、ノイズが乗ったら環境ノイズ拾ってるか、I/Fのプリゲイン上げすぎのノイズ(これは2~3万までのI/Fではそんなもん。上げすぎ注意)か、ファンタム電源にノイズが乗ってるか(これも安いI/Fではある程度しゃーない。そん時はNT3なら電池駆動に切り換える)しかありません。
なので、ホワイトノイズが乗ったら、故障以外は絶対に解決可能な外部原因なので、確実に解決の事。

NT-3とFastTrackの関係では、まぁ一般論的には「録音機材(I/F)がマイクより実売価格安いなんてどうよ」という関係はあります。私の経験的に。だから私は、仮に10万円するマイクを買おうとするなら、10万円越すくらいの高性能の録音機は当然持ってるんだろうねぇ…的な投稿を何度もしているのは、質問者の方もお気づきの事と思います。

ただ、NT-3とFastTrackなら、まぁ悪目に言っても8割方はマイクの性能は引き出せると思います。私は古い中古だけど定価20万円弱したI/F使ってますが(実際には中古でメチャ安かったが)、そのI/F、定価14万円くらいのMTR(これも半値以下で入手したが)、定価2万円程度のMTRと使い比べて、安いMTRでも録り方次第でほぼI/F直に近い音では録れたので…多分、私のI/Fで私の腕でNT-3の実力の9割は録れてると思うので、FastTrackでも8割強は十分狙えるでしょ…と思う。
もっと高いマイクを使うと、露骨に差が出てくると思います。というか実際出てくるし。その意味では、NT-3はまだまだこれで安物のマイクなんですよ。上には上がという意味で。

>ただ、ケンタさんが5000マイク+20000IFを勧められているように思いました
>これはIFの重要性を物語っているように思えて…

そこはね、先々に高いマイク(もちろん録音環境問題が出てくるが)を買うという目標が明確だったら、今、FastTrack買っても後からI/Fも欲しくなる…ってのがあるので、もしマイクグレードアップが前提なら、今は安いマイクで修行と割り切って、ちょっとでも良いI/F買うに越した事はない…ってのはあるんですよ。

ただ、予算3万くらいでは、全部I/Fに注ぎ込んでもFastTrackから明確なグレードアップ感のあるI/Fは買えないというのも事実なので、そこは質問者の決断です。

予算3万が崩せないなら(それはわかる)、NT-3+FastTrackは。ある程度は「ベストを尽くした選択」だとは思います。が、将来不満も出ると思うけど、そこまでは今の条件下の限りでは、私は責任持てないよってことですな。

そして、現状で機器の部分だけ言えば、最初のグレードアップ項目はマイクよりもI/F側になるとは思います。問題はその時の予算次第ですが…
その時に、I/Fを直で買い換えるか、マイクプリアンプ等でグレードアップを図るか…は、その時に「どういう部分の音質向上を狙いたいか」次第ですね。

むしろ、今まで話を出しませんでしたが、I/Fを使う時にはPCの能力とコンディションも重要な事をお忘れ無く。古いノートパソコンだと、FastTrackり安定動作に四苦八苦する事もあります。そのあたりは、FastTrackの技術情報等も、買う前に参照の事です。
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この回答へのお礼

大変遅くなりました
色々とあり、その色々のおかげですぐお礼出来なかったです
色々、を少し書きます

結論から言ってしまうと、すみません、組み合わせを変えてしまいました。。。
せっかく長々付き合って頂いたのに、いえ、長々付き合って頂いたからこその組み合わせ変更なのですが…
結論としまして、NT3ではなく、NT1-Aを選びました
これだけ付き合って下さった訳ですから、ある程度理由を書こうと思います
早速このQ&A参考にして下さった方もいらっしゃるようですし
理由は以下です

・NT3の不良品が届き、返品する事になった(きっかけ)
ここだけの話ですがその際ちょっと試し録りさせてもらいましたら(苦笑)、高音を強く録る特性があると感じました。ゲイン上げれば最初に高音が痛くなってきてしまい…sが特に厳しかったです。それに比べるとNT1-Aは殆どフラットだと感じました。取れないならきついけど録れる分はイコライザすれば良いじゃん、というのは分かります。でも練習用にフラットを好む自分としては素直な1を気に入ってしまいました。個人的な雑感としましては3が『男性vo、シャウト等激しく歌うタイプの女性vo向き』で1が『繊細に歌うタイプの女性vo向き』と感じました。でも3もお勧めしてもらっただけあって感度は良好でした。なのに1と比べると確かに中々低ノイズだとも思いました。そして程度の差こそあれ、1も3もゲインを上げれば窓を閉めてても鳥の鳴き声を拾ったりしてしまいますね(笑)
やはり1はそんな所等も顕著なように思います
逆に、1も3もその感度の凄さに笑ってしまいました(笑)

・これが最も大きな理由、返品する際に手軽に録音環境の整った場所を借りられる事を思い出した
近くにネカフェがあるんですが、そこは防音設備なちょっと特殊なスペースを借りる事が出来る店でして。これが大きかったです。これならノイズの問題はクリア出来ると思いました。
つまり、将来的にNT1を受ける環境に手を出しても無駄にならないと判断しました。
将来的な予算の上限が広がりました。

・最後…どうでも良いんですがちょっと自分にとって重要な事…ウィンドスクリーンではなくポップガードがついてくるということ(苦笑)
どうせレコするならかっこいい方が良いなぁ、なんて思ったりしまして…ウィンドスクリーンだとポップガードいらないですし、見た目のかっこよさを選んじゃいました(苦笑)

簡単に書くと以上です
それと、一つ訂正(笑)
マイクがまだまだ安いのは重々承知しております…(苦笑)
ここ「こんな風に書いたらつっこまれるんだろうなぁ」と思いながらも初の(自分にとって)本格マイクなので、いきがって書いてみた部分です(笑)

さて
最後です
ケンタさんノイズ問題とか、録音方法にまで言及してご教授して下さり有難うございました
FASTの基本的な注意も促して下さる心配りも嬉しく思いました
言うまでもなくBAに。
それと最終的に組み合わせ変えてしまってすみませんです

またがんがん質問とかしちゃうと思いますが気が向いたらまた答えてやって下さると嬉しいです
長々有難うございました^^

お礼日時:2010/06/09 11:31

No.1です。



一点お詫び。確かにNT1-Aは、今「音屋」で買ったらケーブルもポップガードも付いてきますね。完全に忘れていました。申し訳ない。
私が買った頃は、純粋にマイクだけ(今より価格も高かった)単品売りだったので、ついついその記憶が…
もしもNT1-Aを買われた場合は、付属のモノで大丈夫です。

NT-3は、単に私がごく個人的に「最も信頼する素人向けコンデンサマイク」なもので、ついつい他人に勧めてしまいますが、私の自宅環境ではNT1-Aに比べて遙かに使い勝手がよいモノの、それでも感度はそこそこ高くて、環境によっては(サイドアドレスよりは絶対にマシだが)屋内ノイズを拾う事もままありますから、未経験の人が「買ってすぐにバッチリ」かどうかまでは責任持てないです。
質問者の方の録音環境をこの目で見られるわけではないですから…マイク自体はコストパフォーマンスはかなり良いですが、ある程度の試行錯誤はつきまとうという点は、一定は覚悟して下さい。
まぁ、初心者がコンデンサマイク使うなら、このことは絶対について回りますが。

新提案というわけではないですが、
・完全ド素人録音(かつての私も同じです)で、ボーカル録りに特化している。
・まだ歌い手もド素人で、録音本番はともかく練習段階ではマイク手持ちで歌いたい。
(できりゃ録音本番も手持ちで歌いたい。でないとノリが出せない←本来はボーカルとしては大失格だが、素人なのでやむなし。)

なんて状況の知り合いが、私に「なんか良いコンデンサマイク貸してくれ。」(←良くある)って時には、私はこのマイク好んで貸してます。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

上のレビューで、高域がどうこうという既述は私も同感ですが、ボーカル用という事で近接効果もある程度押さえてあり、マイクの使い方が下手な初心者ボーカルには扱いやすいです。
NT-3だと、マイクと口の距離・角度をちゃんと一定に保てない(興奮すると身体を揺らしながら歌うような)ボーカルだと、ちょっと扱いづらい事が多いです。そういうのは、ひとえにボーカルが悪いのですが、初心者ボーカルだと、いくら言って聞かせても、なかなか悪い癖は直りませんから。「私は身体でリズムを取らないとノリが作れない」などとしゃーしゃーと言う初心者ボーカルはかなり多いし(もうお前帰れ!と言いたくなる事も)

前問いでこのマイクを出さなかったのは、まだファンタム電源の問題が途中だったからです。このマイクは機器側にファンタム電源が必要。

オーディオI/Fについては、どの機種が優秀か…ということよりも、もっと単純な話で、初心者は基本的には導入時に絶対にトラブりますから、その時に
・できるだけ説明書が丁寧で、またWEB上に有益な解決情報が多いもの
・最新ドライバやバグフィックスの情報提供が手厚いメーカー
・バンドルソフトができるだけ定番の系列のもの(これもWEB上に情報が多い)
というものでないと、こんな場所では初心者に勧めづらいからです。

そういう事から、私的には国産のROLAND、YAMAHA、TASCAMと、あとは国産並みにWEBサービスが充実しているM-AUDIOくらいしか、推薦の土俵に上げられない。
後は、最低必要な入出力性能と価格(質問者の予算)の問題です。何もM-AUDIOがベストというわけではなく、その時の質問者の予算聞いたら「これくらいしかないな」というだけのことですよ。

費用対効果だけ言えば、No.4でご推薦のFocusrite Saffire 6 USBも、なかなか評判は良いですが、私はここのサービスはちょっと初心者向きかどうか自信ないので、自分からは初心者向け候補によう揚げられんということ。相手がベテランなら当然アリだと思います。

「電池で動くコンデンサマイク」は、実際には「素人向き」ということと同義です。本当は、電池駆動可能なコンデンサマイクは、絶対的性能比較ではやや下のランクです。だけど、素人が扱いきれない高価高性能なコンデンサマイクよりは扱いやすい=荒く使っても小マシな音で録れる…ので、「低技術力でも使い易い」というのは、素人には大事な事だと私は思っています。オーディオI/Fにも同じ事が言えますが。

とにかく、これらの話は、あくまで「例示アドバイス」の域は出ません。
「こういう機器さえ買えば、確実に結果が出る」というものではないので、あんまり手放しで浮かれちゃダメですよ。

必要物は、I/F、ケーブル、マイク、スタンドと、余裕があればポップカードというとこで良いでしょう。乾燥剤は、NT-3なら夏場は必須とまでは言いません。冬までにご準備を。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます

申し訳有りません、一点だけ、お聞きしたい所があります
それと、何点か訂正を

コンデンサーの覚悟は、流石にNT1クラスはないですが、NT3ならあります
屋内ノイズ…レビュー等の情報を見る限り単一により随分扱い易いと聞きます
当たり前の話だとは思われますが、もちろんホワイトノイズ程度はフィルターかけます
その他のノイズについても、コンデンサーは絶対扱いたいのでNT1ならまだしもNT3(初心者にもおすすめ出来る程度)なら試行錯誤望む所です
むしろ試行錯誤で良くなる可能性を秘めているのならやりがいを感じるくらいです
求めるレベルに辿り着くのに、通らなければならない道なら大歓迎です
そうやって歌と共に技術すらレベルアップさせていければ嬉しい限りです、頑張らせてもらいます
買ってすぐばっちりでなくても構いません

それと、歌い方については体を揺らしながら歌うなんてむしろ逆に到底出来ません^^;
お腹を使っている最中に振動なんて…出来るだけ体が動いたりしないよう(動くと歌いにくいので)つま先で主に体重を支えクッションとしています
手に何か持ったりも嫌いです
両手は出来るだけだらっとして録れたり出来れば嬉しいので、やはり何も持たずに済むコンデンサーが欲しいです

最後の訂正
すみません、誤解を招く発言をしてました
恐らくケイタさんのお勧めするものなら間違いなく良い効果を実感、体感出来、満足出来るだろうという旨の文に見えたと思います
真意は「ケンタさんくらいの人に勧めてもらって良い効果を実感、体感出来なければそれはもう大抵の人に相談しても同じだと思えるから間違いだと思う事は無いだろう」という事です
もうケンタさんに色々と教えてもらって知識を得、そういった面では満足しているんです
なので、宜しければ最後にお一つだけお聞かせください

NT3+FAST TRACKではやはりIFが受け切れませんか?
恐らくそうだと思いますが、どの程度足りてないものなのでしょう…
100のNTを50にしてしまう程でしょうか?
それとも僅差なのでしょうか?

M-AUDIOを推薦されている理由も分かり、NT3も自分の中で更に固まってきました
NT-3+FAST TRACKの組み合わせにしようと思っています
ただ、ケンタさんが5000マイク+20000IFを勧められているように思いました
これはIFの重要性を物語っているように思えて…
簡単な例ですが、音質的に100を50で受け結果50にしてしまうよりも70を100で受けて70にした方が良いよ、という事なのかなと思えてきます
もう次で最後にしますので、宜しかったら一点、お答え頂ければ幸いですm(_ _)m
マイクとIFを揃えた後のもしかしたらあるかもしれない更なる録音環境のグレードアップ、その最初に手をつけるべき部分の参考にも、出来たら良いなと思っています
そしてそれを最後に購入してしまおうと思います

お礼日時:2010/05/30 17:05

詳しい回答者が既にお答えになっているので、敢えて口出しする必要はありませんが...



(1) NT1-Aは使ったことがありませんが、このクラスのマイクを使うなら、最低限、ファンタム電源を搭載したオーディオインターフェイス、マイクスタンド、両端XLRのバランス型マイクケーブル、です。

それ以外に、できれば音響的に調整された防音室(録音スタジオ)が望ましく、宅録ならボーカルブースが欲しいところでしょう。なくても音は録れますが、余計な音が入ると、聞かされる側としては興ざめということもあります。

オーディオI/Fは、具体名を挙げるなら、Cakewalk UA-25EXCWが無難、音のキャラクタが好みに合うならFocusrite Saffire 6 USB、やや平板な音ながらTASCAM US-144Mk2辺りでも良いでしょう。

(2) サンプリングレートは、実際のところ、それほど重要ではありません。どこのメーカーも、使っているIC自体は大差ないので、数字だけで良いなら24bit/96kHzへの対応は難しいことではありません。音質に最も影響するのは、マイクプリなどのアナログ回路の質、電源回路の質など、カタログ上には現れない部分です。最低限、24bit/48kHzに対応していれば実用上十分であり、歌唱力やマイクのセッティングの巧拙の方が遥かに大きく影響します。

(3) ポータブルレコーダーも、いやしくも「音楽向け」を謳うものなら、それなりの音で録れます。もっとも、オケはヘッドフォンで聞きつつ、自分の声はモニターせずに録音することになって、マルチトラック録音にはやや使いにくいように思います。

(4) ミキサーというのは、文字通り、複数の音をグループ化する装置です。マルチトラック録音ではあまり出番がなく、逆に、出番があるとすればかなり高機能なミキサーが必要になるので、何人ものバンドメンバーと一緒に演るのでなければ当分必要ないでしょう。音質は、マイクプリなどが変わるので、当然変わります。もちろん、「変わる」と「良くなる」が別の話なのは、いうまでもありません。

マイクプリは、マイクレベルの信号をラインレベルに増幅する装置ですが、それ以上に、音質に変化を持たせる「プラスα」の部分が重要です。もっとも、音楽制作向けのオーディオI/Fならマイクプリ自体は内蔵しているので、その「プラスα」が必要なければ、不要です。その「プラスα」の部分は、内蔵のプリアンプでは物足りなくなったときに手を出すべきものです。オーディオI/Fを使いこなせることが先決です。

(5) NT1-Aに見合うオーディオI/Fは、ふつう、ファンタム電源を内蔵しているので、単体のファンタム電源は不要です。両端XLRのバランス型ケーブルが必要なのは、(1)で述べた通りです。

(6) 上述の通り。

(7) ASIOというのは、ASIOという規格に準拠したオーディオI/Fとそのドライバ群のことです。(1)で挙げたオーディオI/Fは、Windowsの場合、いずれもASIO準拠のドライバで使います。

レイテンシーは、パソコンの性能次第です。レイテンシーとは、録音した音をどれだけ短い時間で再生できるか、という意味であり、高性能なパソコンほどこの時間を短縮できるからです。ハードウェアとの相性にもよります。

レイテンシーが問題になる場合、ダイレクトモニタリング機能のあるオーディオI/Fなら、マイクからの音を直接モニターアウト(ヘッドフォンなど)に出力でき、レイテンシーなしでモニタリングできます。もっとも、「現に録音された音」ではないので、DAW上でのエフェクトの効果などは聞くことが出来ません。

ともあれ、予算2万円だとオーディオI/Fだけで手一杯です。ケーブルとスタンドで5000円くらいはかかるので、到底、マイクまで手が回りません。NT1-Aが最も良い選択肢かどうか、冷静に考え直した方が良いように思うので、とりあえずコンデンサマイク「も」使える準備として、また「音が悪いのが機材のせいではないことの保証」として、オーディオI/Fだけ買い足すというのが現実的ではないかと思います。
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この回答へのお礼

圧倒的なまでに考え直させられました(苦笑)
もうケンタさんの回答見終わった時点でですね…あ、もう無理だなと^^;
長文にて詳しく回答有難うございます、今回はIFだけにしようかなぁと思っております
有難うございました!

お礼日時:2010/05/30 08:23

はじめまして♪



「心が折れたので要点だけ」の割には詳しくて長い質問ですねぇ。(^o^)

個々の詳しい事は回答の先輩ケンタ様にオマカセして、基本概念と言いますか経験上のコネタです。(たまたま私だけ?のケースかもしれませんが、、)

マイクアンプはミキサーに大抵入っていますが、マイクとの相性が重要です。オーディオではスピーカーとパワーアンプの組み合わせのような物で、電気特性等の仕様では判断出来ない部分が有りますね。

コンデンサーマイクの電源はミキサーのマイクアンプ部や専用のマイクプリアンプの音質うんぬんと言う以前に重要な部分です。

車で言えばドラテクや車の性能がユーザー感性とか機器のスペックに相当しますが、マイクをタイヤに例えたらファンタム電源は路面状況に相当しますかね。
雨や振り回す事も有る場合のマイクはダイナミック型でタフな物、ラリー用タイヤでしょうか? 湿度や気温、路面の凹凸に敏感ですが一定の条件下で最適なF1用タイヤがコンデンサーマイクとも言えますが、平面性の高い舗装路が前提ですので、電圧と供給電流だけを考えた時に未舗装路のダートコースのようなファンタム電源では実力発揮以前に事故ってしまう可能性が有りますね(ドライバー、利用者の腕次第で事故は回避出来るかもしれませんが、、、)

オーディオインターフェース(又はその機能の機器が)有るのでしたら、ご予算範囲で考えますと専用のマイクプリよりは48Vのファンタム対応したミキサーのマイク端子を利用されるのが良さそうに思います。(個人的感想です。ケンタ様はどう評価されますでしょう?)

「良い」「悪い」ではなく、ご質問者様の考え方でシステムを構築してください。 私はオーディオが好きで、スピーカーの自作も好きなんですが、いつの間にか録音以外にイベントで音響担当にもなってしまっただけの素人ですよ~。
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この回答へのお礼

ですね、長いです;

回答有難うございます、ファンタムもあまり悪いの使うと危ない事、良く分かりました
分かり易い回答有難うございました^^

お礼日時:2010/05/30 08:20

No.1です。

申し訳ないが続きです。

(5)について
「受けきれるI/F」=「ファンタム電源内蔵I/F」と位置づけましょう。
ファンタム電源を内蔵していないI/Fは、所詮はコンデンサマイク用ではないです。それだけ音質性能が低い。
ファンタム内蔵I/Fなら、コンデンサマイク対応ですから別売の「ファンタム電源」など不要です。

抜けているのは「XLRバランスのマイクケーブル」。
このタイプのケーブル使わないと、そもそもファンタム電源が流れませんから。
NT1-Aのような、曲がりなりにも業務仕様のマイクには、ケーブルは添付されません。その点、安物マイクと同じように考えていると、商品が到着してから途方に暮れます。
まぁ、NT1-Aならこういうので十分です。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

(6)について
ファンタム電源も、あまり安い物では品質が悪いものもあります。
ただ、(5)で適切なI/Fを選べば、必要無いわけです。

(7)について
ASIOドライバは、I/Fを買ったら付いてくる物を使います。
PC内蔵オーディオ用のASIOドライバは、半分まがい物みたいなもんですので、I/F買ったらとっととアンインストールする事になります。入ってても百害有って一利もないので。
ASIOというのはハードウェアの規格なので、PC内蔵オーディオは普通はASIO機能はありません。それを、さもASIOっぽく動く様にごまかすドライバが、今お使いのドライバのはず。
最近のI/Fは、正規のASIOハード積んでます。そしてI/Fに合ったASIOドライバを使わないと無意味です。

で、レイテンシですが、これはお使いのPCの性能も関係するので、正直実際にI/Fを買って繋いでチューニングしてみないと、どれほどレイテンシが発生するかわかんないです。

レイテンシ皆無のI/Fが欲しいなら、PCは十分な性能があることを前提に、5万円以上のI/F買うしかないです。安いI/Fでは、実用上問題なければ良しとするしかありません。それが耐えられないとなると、MTRかフィールドレコーダ使うしかないです。

回答まとめ

NT1-Aが使いたいと言うところは理解しますが、本当にNT1-Aに相応しい機材で固めたいなら、2万円程度では辛すぎます。I/Fは比較的廉価で定評がある物を使うにしても、トータルで4~5万くらいは見込まないと…です。

そして、NT1-Aならスタジオでも借りないと、外部ノイズに悩まされて良好な録音ができない事もお忘れ無く。取り扱いも気を使って難しいですよ。

ということで、まだ不明な点がありましたら補足下さい。
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この回答へのお礼

さてと…有り難い事ながらお言葉に甘えさせて頂き、補足を
でも、わざわざこんな無茶な質問に答えて下さって有り難いです
ケンタさんみたいな詳しい方からすればそんな少ない予算でまともな環境求めるとかふざけんな~、って感じですよね(苦笑)
それでも前回の様に予算がそれならそれなりの組み合わせを~、って付き合って提示までしてくれたりして感謝です^^
ちなみにですね、ネット上で調べて何も知らず参考にした回答の殆どがケンタさんだったという事が今回、回答頂いた後「あの情報どこだったっけ?」と回答文を探した時に判明しました(笑)
正直びっくりしました(苦笑)
それと(7)
これについては仰る通り、見事に見抜かれてました(苦笑)
asio導入に当たってネット上を探したのですがその時『asioではないがasioのように動かすもの』というような旨の文があったので、記憶の片隅にありました

よし、それじゃあ補足へ

(5)ありゃ…?XLRケーブル付属だったような…
あのケーブルは違うという事でしょうか?
ふむ、XLRバランスのマイクケーブル、と書かれているので恐らくXLRケーブル、とはまた別のものなのでしょうね…

とりあえず、ケンタさんの回答を見てまずすぐに思った事
NT1-Aは無謀なんだと(苦笑)
すぐに諦めました
将来的にも、です
そういったことは後々、スタジオを借りた時に同時に借りたりする事にします
今回の目的は変わりませんが、手段を少しシフトします
目的はあくまで正確な歌唱の確認、次に人に聞いてもらう時良い音質だと楽しいかなぁ…といった感じですね
そもそもやはり防音設備なんて無理ですし、どれだけ頑張っても所詮スタジオには敵う気がしません
なので、手段は…ケンタさんの
「生まれて初めてのコンデンサマイクということなら
・あんまり華奢でない、なるべく頑丈なタイプ
・宅録用なら、指向性の狭い環境ノイズを拾いにくい物
が良いと思う」
という他回答を参考にし、MT1-AからNT-3へシフトしようと思います…!
まだ、無謀でしょうか?
IFは…前回の回答通り、Fast Trackにしようと思います
これについても、ケンタさんはM-AUDIOのFast Track系を他の方にお勧めされていましたね
ケンタさんがお勧めするんですから間違いはないんでしょう、きっと(笑)
初心者なのでダイレクトモニタ、リヴァーヴとかあるのも凄いなぁと思います
さて、この組み合わせ、ケンタさんはどう思われますか?
IF足りないでしょうか?

ちなみに、調べ始めて近接効果というのを知り、今までの録音した物の結果にある種の納得をしました
高音は録らないくせに低音が録れ過ぎていたので
それを知った上でiriverを少し離して録音すると透き通り具合に違いが生まれて新たにちょっとびっくりしました
なので、やはりコンデンサーという意思は固い…ですかね
ダイナミックはもういいや^^;という感じがあります
やっぱりオフマイクで使いたいです
そこで、ですね
ケンタさんの主観で結構なんですが、良かったらもう一通り程組み合わせを教えて頂けないでしょうか?
今回の予算は大体2万円ですが、ある程度ちゃんとしたコンデンサーが欲しいので最終的な総予算は3万円くらいかなと考えています
なのでmtで15000、fastで10000、その他で5000…
宅録ならこの程度の基本的な設備が揃っていればいいやと思います
正確に確認するには十分事足りると思えます
それで、この組み合わせの他にもう一通りとすると、ケンタさんならどんなものが良いと推して来るのか気になりまして…
出来れば、主観で良いので簡単に違いをコメントして下さると嬉しいです
やはり質感の世界
ケンタさんの主観なら丸飲んで平気かなと
宜しければお願いしますm(_ _)m

それと…今回の組み合わせですと必要な物はマイク、IF以外に『XLRバランスのマイクケーブル』『除湿剤』『ポップガード』『マイクスタンド』の4点で大丈夫でしょうか?
それにしても電池だけで動くマイクなんて凄いですね…ファンタム要らないなんて
驚きです
うん、こんな所ですかね
長くなりましたが、よろしくお願いします!

お礼日時:2010/05/30 08:18

NT1-Aもかつて所有。

今は別のサイドアドレスのコンデンサマイクがメインですが、MTRもオーディオインターフェースも所有/定常的に使用。プリアンプ数種も外部ファンタム電源も所有の者です。

(1)について
サイドアドレスコンデンサマイクを使いたいなら、機材より「外部のノイズが入ってこない録音環境」を確保する方が先決です。そういう環境が確保できないなら、サイドアドレスのマイク買ってもガックリ来るだけで、ボーカル用の指向性の鋭いマイク使う方がよっぽどマシです。

これは経験則からの個人的見解ですが、NT1-Aクラスを使うなら、オーディオインターフェースの最低(最低も最低)価格ラインは、UA-25EXクラスの2万5千円超です。
それより下のクラスのI/Fだと、わざわざ扱いにくいNT1-Aクラスより、もっと扱いやすいマイク使う方が良いです。

(2)について
実は、ビット数/サンプルレートは録音音質とは直接関係がありません。単なるデジタル回路の仕様が書いてあるだけです。
録音音質を大きく支配するのは、マイクの信号を最初に受けるアナログ回路の品質と、アナログ信号をデジタル変換するA/Dコンバータ回路の品質です。

少し古いプロ規格だと24bit48KHzがごく当たり前でしたが、今のアマチュア用24bit192KHzの機材より旧プロ規格の24bit48KHz機材の方が、比較もできないほど高音質です。
24bit192KHzで高音質を謳っているのは、20万円程度する本物プロ用の機材以外は、単なる「煽り記事」です。

その点は全く別の土俵として、1万円ギリのI/Fよりは実売2万円半ば以降のI/Fの方が、総じて音質は良いです。実売1万円ギリ~2万円前後となると、機種によって微妙です。
(3)について
私は、実質録音素人の方なら、下手に扱いきれっこないNT1-Aクラスを使うよりは、フィールドレコーダの方が間違いがない…とは思います。
フィールドレコーダも扱いきれないようでは、サイドアドレスコンデンサマイクなど到底扱いきれないので。

ただ、将来的にサイドアドレスコンデンサマイクにも夢が…というのはわからないこともないので、そういうマイクも接続可能なこの機種あたりを、私個人のお勧めとしておきます。(ここは、人によって違うお勧めも出ると思いますが)

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

(4)について
その点は、素人同士のレビュー合戦では「とにかく自分のシステムが良い」という自慢情報の出し合いになってしまうので注意が必要。
いろいろな音源(楽器とかシンセとか)をフルに録音する場合なら、ミキサーが欲しい事も多いですが、単にボーカル単体録音だけするなら、(I/Fを中心に据える場合は)
マイク→I/F→PC
で十分です。その場合はミキサーなんか要りません。
I/FにちゃんとしたXLRマイク端子が付いていれば、基本的にはプリアンプは必要ありません。

プリアンプは、マイクの音にある種の色づけをするために存在する(素人向けの機器の限りでは)ものなので、「こういう音が欲しい」という明確な目標が無いうちは手を出すものではありません。正しい調整法を身に付けてもいないのに「プリアンプを使うと音が良くなった」というのは、素人レビューでは本人の思い込みの場合がほとんどです。
それほどプリアンプの調整は難しい。

と、ここで残り文字数がヤバイので、すいませんがもう一投させて下さい。
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この回答へのお礼

うわわ…
なんとなんと…早速二個も投稿してくださるとは…その上更に補足受け付けます、と
なんというか、感謝感謝ですね><;
わざわざ長い文章有難うございます、痛み入ります
ケンタさんのような方に見てもらえて、回答してもらえて運が良かったと思います(笑)
この分なら凄く安心して録音環境に手を出せそうです^^
それでは早速ですが、補足させて下さい!

お礼日時:2010/05/30 06:27

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