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辺野古沿岸でないといけなかった本当の理由とは?

今更な感がある質問ですが、鳩山総理が普天間問題で県外・海外移設を模索したものの、「届かず」辞任しました。
結果的に政治生命を賭した形となったわけですが、そのシナリオで納得するには程遠い気持ちです。
ひとつは、政治生命を賭けた、というほど必死で県外・海外移設の道を模索していたようにはとても見えなかった。

もうひとつは、自民党政権は何かと十分な説明をしてこなかったと自分は思っていて、現行案ができたときもなぜそれが最善の策なのか、なぜ今まで着工できなかったのか、よくわからなかったこともあって、
県外・海外移設を断念する場合でも、全力を尽くしましたがこうこうこういう事情があってやっぱり辺野古でないと駄目でした、という説明を鳩山首相の口から聞きたかったです。
こないだまで万年野党だった素人ばかりの政権だから、最初から多くは期待していないし、政権発足後1年程度は少々甘めの採点をするつもりだったけど、その説明くらいはできるはずで、せずに辞めていくことには憤りを感じます。
それがあれば、社民党も連立離脱しなかったかもしれないし、首相自身辞任に追い込まれずにすんだかもしれないと思うんですが。
日米密約を暴露した鳩山政権に、なぜそれができなかったのか、自身の辞任にまで至った問題なのに、大いに疑問です。

自分が見た限りでは、唯一、「抑止力」を理由にしていましたが、そんなものは苦し紛れの表面上の理由でしかないと思います。
本当に抑止力が理由なら、2014年に予定されている海兵隊の大部分のグアムへの移転は、なんとしても阻止しなくてはいけないはずだし、そんな合意をした自民党政権は厳しい批判を受けなければならないはずだと思うのですが、実際にはそれを特に問題視するような意見は聞いたことがありません。

そもそも、アメリカ海兵隊が沖縄にいることが、日本の防衛や平和の観点でどれだけ重要なのか、疑問を唱える意見も少なくないようですが、本当のところはどうなんでしょう。
2014年に8000人がグアムに移転してからも、残り(最大でも)何千人かの部隊に、サイパンやテニアンではなく沖縄にいてもらうことにどれだけの意味があるのでしょう。
多額のお金と沖縄への負担を正当化するだけの意味があるのでしょうか?

どなたか、推測でもいいので納得のいく説明ができる方いますか?

A 回答 (11件中11~11件)

辺野古を開発して利益を上げたいゼネコンの圧力。



官僚が既成事実にこだわりサボタージュしたこと。

民主党議員の中で沖縄の海兵隊について勘違いをしていて、それを改めようとしない愚かな人がいたこと。

内閣官房長官が適任者でなかったこと。

小沢氏が選挙にこだわり、新進議員の活力を削いでしまったこと。等など。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
非常に参考になりました。

鳩山総理のようなリーダーには、実務に長けた側近がいればうまく行ったかもしれません。
そういった意味では、官房長官は適任とは程遠かったように思います。
しかし、その官房長官を任命したのも、普天間移設問題の座長に据えたのも鳩山(前)首相本人なので、自身の政治責任は免れられないでしょうが。

それと、現行案にしても、自民党政権下で官僚が中心になってつくって日米合意にこぎつけたものなので、覆そうとされたら官僚としては面白くはないでしょうね。
しかしそうはいっても、現政権の方針なのだから、腹の中では面白くなくても全力で努力しないといけないはずですが、そうはならなかった。
そういう、役人のサボタージュは政権交代後至るところで見られる気がします。
役人のコントロールも含めて内閣の責任ですが、なかなか難しいものがあるでしょうね。
諸外国ではどうしてるんでしょうね?
新内閣のお手並みを拝見、まあ正直言って、鳩山氏以上に期待できない感じは否めないのですが、頑張ってもらうしかないですからね。

お礼日時:2010/06/04 21:42

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