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加藤諦三さんの心理学書って本当に信用できるのでしょうか?

本屋の心理学のコーナーにいくと絶対、この人の本が置いてあるのを見かけるのですが、どうしても違和感を感じてしまいます。

私自身も3年前までは、この人の本にすごくはまっていて熱心に読んでいたのですが、最近になって読み返してみると、どうしても考え方が偏っているなぁと思ってしまいます。

(3年間でたくさんの人と会って経験を積んで、自分自身が変化したからかもしれません。)

確かに文章や内容はすごく分かりやすいし、もっともらしいことや一見、専門的っぽいことが書かれているのですが、よく読んでみると、「こういう人はこうだ」とかすごく断定的に書かれていて、なんだかすごく人の見方が狭い人だなぁと思ってしまいます。

今、思うと3年前の私は加藤さんの本にすごく影響を受けたけど、他人に対して必要以上に穿った見方をしてしまっ
たり、無駄に悩んでしまうことも多かった気がします(全部を加藤さんのせいだと言うわけではないのですが、見当外れのことで悩むことも多かったなと思います)。

加藤さんのHPを拝見するとやたら「心理的○○」と書かれているのですが、それもなんだか見てて嘘くさ~く思えてしまいます。

公式HPには専門分野を「心理学、精神衛生学、哲学」と書かれていますが、心理学を専門的に研究している人が専門分野を「心理学」とだけ大雑把に書くようなことって本当にあるのでしょうか?

ネットで調べてみると悪い評判も多いし、この先生はいわゆるトンデモ先生なのでしょうか?心理学の分野で本当に信用できる人なのでしょうか?

一見もっともらしいことが書かれていて納得してしまいそうになるのですが、よく読んでみるとなんかおかしいなと思ってしまいます。

本が売れてるのは事実だけど、やたらめったら親が悪いって言ってたり、発達心理や精神分析の古い研究にすごいこだわってたり、本当に心理学の専門家なのかなと思えてしまうことが多いです。

よかったら皆さんの意見、お聞きしたいです、よろしくお願い致します。

A 回答 (9件)

私も三年ほど前にこぞって読み、参考にしていました。


今日久々に本を手にし、
途中読むのを辞めようかと思いましたが
最後に何か得るものがあるのでは、身のためになるものがあるのでは、と期待し最後まで一気に読みました。


しかし、かなり人間を偏って見すぎだと思いました。
人を~主義者と枠に納めて自分の判断する価値で
自分の嫌いな分類にハマった人間を批判しすぎる。
具体的な例をあげ、人を批判する。
段々悪口を読んでるような気分になって
かなり気分を害しました。
人を慰めたり深い心を読み取りアドバイスするのは、信頼関係があっての上だ。と書いてあるのに、どんな相手が読むかも分からない本に特定の人物を書き、心を分かったようにズケズケとキツい言葉で分かったようなことを書く。矛盾してると思ったし、それを書いたところで読み手はどうしたらいいのかと前を向けない書き方。これを読んで心理学が大嫌いになりました。この本は悩める人を作り悩ませ結果解決も分からまま、沼に埋めるようなものです。それを書いたあんたが一番不味いんじゃないかと怒りを買いました。
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こんにちは、私も一人の著者の本を集中して読んでいたことが


あったので回答しました。
結局本だけを参考にしても実際はそれまでの自分の経験でその本の内容
を読み砕く訳で、書いてある内容は新しいことだから完全に理解することは
難しいのではと

私も自己啓発書とかNLP等色々な本を読み自分なりに実践しました。
しかし、ある意味ただの常識はずれ人間になっただけでした。

よく考えて出た結果が、もともと常識があるのにそれを変えるということは
非常識になるわけです。
書籍をよんで行動を起こすことはかなり危険だと思いました。

ですので心理学等の本は一線置いて接した方が良いと思います。
一見もっともそうなことを書いてあり納得してしまいそうになると言う
質問者さまの一度疑って見る考えはとても大事だとおもいます。

本は小説等をよんで楽しむ程度でいいんですよね。
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 個人的感想ですが、一応家にあったけっこう前に書かれた加藤先生の本をもう一度読んでみたのですが、かなり自己体験からの親離れの心理は説いているように思えました。



 「父のおもりをしていた」「あまりにも恩着せがましい父親だった」「私が親離れのためにしたことは・・・」など自分の父親との感情葛藤からの自立のことがよく書かれていました。

 ただ個人的に違和感を覚えるのは、自分の母親のことがあまり書かれていないことです。(一般化としては書かれていますが) そして一般的に父親の問題と母親の問題が同列な扱いでつづられています。

 父親の問題と母親の問題では子供にとっての扱いがたぶん大分違うと思うのですが、どうなのでしょうか?(特に男は) たとえば、「まず自分を大切にすることである」と本にありましたが、根源的に母親との関係が異常だった人はとても自分を大切になど思えないと思うのですが、そこをすらっと書けるのは、母親との関係が先生は安定していたからではないかと、勘ぐってしまいます。人間の否定的側面とか母親の異常心理などにもそうとう長けている方だなとは思いますが、母親が異常だったときの対処法がいまいちピンときません。

 ぜひ母親との問題、たとえば母親との共依存からどう脱却するかとか、(私自身のテーマですが)について、限定してまた書いていただきたい。太宰治とかどうしても社会とうまくなじめず、精神的に苦しむ人たちの問題は、相当数母親との問題ではないかと思っています。そして相当数自分の力で道を切り開けず悩んでいるのではないかと思います。
 
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2点。



どんな本も、人のアドバイスも、過剰に依存しすぎるといいことはありません。いいと思えば取り入れる。違和感があれば、やめる。反対意見なら、反面教師とする。そういう、是々非々の態度こそ健全ではないかと。なので、個人をいいか、悪いかの議論は無意味です。人によって違うからです。

専門家か専門家でないか?これを、大学を中心とした研究機関で、論文を書いたか?教授になったか?で判断するのは、古い権威主義です。心理学とはなにか、について定義を述べられる方もおりますが、そんなものに、いちいち従う必要はないと思います。専門家ではなくても、心理的なことについて、書いたり、話したり、カウンセリングをしたり、する人はいくらでもいます。いいかわるいかは、やはり自分の判断が重要だと思いますよ。

私自身は、自分が落ち込んだ時、その整理をして、自分を客観視するには、よいアドバイスがたくさんあるが、ネガティブすぎたり、それを乗り越えてどう生きるかにつていの指南は少ない。落ち込んだとき少し読んで、元気になったら忘れる。その程度の認識です。
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自分は心理学のプロではないですし、素人の一読者として加藤諦三氏の書籍を読んだ意見を述べます。



まず著作を読んで、この人は自分で自分を傷つけてしまいやすい感受性を持っているのだと思いました。著作の多くは人間なら誰しもが経験することをこの人独特の感受性で解釈し、それをこの社会にありふれた不幸とリンクさせているものが多いです。その為、視野の狭い読者が読んだ場合、著者の理論はあくまで仮説であるということが見えにくくなり、著者と同調して他人や自分自身を責め傷つけてしまいたくなる。彼の著作の多くがそういう構造になってしまっています。

加藤氏は、人間が自分の苦しみの原因を特定しそれを自覚することで不幸な境遇から脱することができると考えていますが、それは完全な仮説であり根拠のあるものではありません。
彼がそのような仮説に執着しているのは、恐らく自分の話を誰かに聞いてもらいたいという欠乏感から同じ様な内容の本を何度も書き連ねてそれを満たそうとしてしまうからなのでしょう。

著作には、自分や自分と同じ悩みをもつ誰かを救いたいと謳いながらも、恨みつらみのように自分の不幸の「原因」を書き連ねているものが非常に多いです。本のラストページまで読み終えても精神論や根性論に終始し一向に具体的な解決策は述べられません。実際に著者本人に他人を救いたいという意識はあるのでしょうが、このような行為は救いにはなり得ないと思います。

では何がこの加藤諦三氏と、その読者が求める救いになるのか?
私の場合は加藤氏の中にその答えを見出すことはありませんでしたが、自分の人生経験を通して分かったことがいくつかありますのでここに挙げたいと思います。

・不幸の原因をこれ以上特定しても無意味だと知る。
・自分だけが辛い、不幸、恵まれていないと思うことを止める。
・他人に関心を持ち、理解しようとし、一方的な解釈による決め付けや批判をしない。
・自分!自分!と自分の事ばかり考えず、自分の事は一旦「忘れて」他人の幸せを願い行動する。

人間は皆が皆平等に恵まれた条件を与えられて生きているわけではありません。
加藤氏のクセや人間心理に対する考察に対して批判したくなる気持ちもあるかもしれませんが、彼もまた条件に恵まれなかった一人であり、至らないところはありますから大目にみてあげて下さい。
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そもそも加藤諦三さんは「○○の心理学」という本を数多く執筆していますが、心理学者や専門家ではありません(同様に臨床やカウンセリングなどの実務経験もありません)。



1980年代より以前の著書は「心理学」ではなく「○○な青春」とか「○○の哲学」というタイトルが多かったようです。

No.3の方がおっしゃるように彼の本は心理学とタイトルがついてはいますが、内容は彼の訴える人生訓についてまとめたものがほとんどです。いわば加藤さんが考え出した、加藤さんの中における"心理の学問" なのだ、的ニュアンスでしょうか。

心理学者の経歴がなくても、その人が自分の人生を振り返り、その体験談やら日頃の心がけやらを本にしたいと思い「経営の心理学」とか「成功の心理学」とか何とかいうタイトルで本を出すということはよくあります。

その考え方によって多数の人が感銘を受けるとか、今まで気づいていなかったことに気づくとか、
とにかくこの本は売れそうだとか思ったら出版社は出版します。

食品衛生法の表示義務とは違って、「このタイトルで売れそうだ」という判断が出版社でなされれば、「○○の心理学」というタイトルで本は出版されます。

いわゆるその手の自己啓発本はすでにごまんとあります(内容に感銘を受けて、著者のプロフィールを見てみたら、心理学者でものなんでもなかったとか)。

質問者さまの指摘されているように心理学の専門家が自分の専門分野を「心理学」とだけ書くことはまずありません。

過去にも質問者さま以外の方が同じようなことを疑問に思い、質問しています。よかったら参照してみてください↓

■加藤諦三さんって本当は何の研究者なんですか?
 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5841936.html
■加藤諦三さんって心理学者なのですか?
 http://okwave.jp/qa/q4899258.html
■加藤諦三さんはどういう心理学者ですか?
 http://okwave.jp/qa/q2762006.html
■【相談】作家の加藤諦三さんは「心理学」という言葉を安易に使わないで欲しい。
 http://okwave.jp/qa/q5280682.html
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まず、心理学という学問上の問題においては記述には問題が多い点が多々散見されるのは事実です。

あくまでも彼の訴える人生訓と言ったものであるのが事実だということです。

心理学という学問上においても記述は正確ではありませんし、哲学という学問上においてもカテゴライズが難しい。彼独自の体系というのが正確な把握だと思います。

内容的にはある程度の説得力があり。ある程度の筋は通っています。変に理屈っぽい部分が多いですが変に宗教じみてないし、とても前向きで比較的現実的な人生訓のようなものだと思います。

どのような学問体系でも絶対的に正しい学問体系というものは厳密に言えば現実にはありません。とくに心理学、哲学といった人文学分野においては、千年単位での歴史があるのに未だに数学の体系のような、明確な方程式がみつかっていない状態です。それは当たり前のことでしょう。

彼の言葉には彼の体系があり、彼なりの説得力を提示しています。それでいてある程度の独自性もあります。
彼の本を読んで、同意したり、疑問に思ったり、勇気づけられたり、自分は異なった意見を持ったり。そういったプロセスを経て、あなた自身の体系をあなたが作り上げるよう努力してみてはいかがでしょうか。

どんな本でも踏み台にして、糧にして行くべきでしょう。加藤さんの本はいわゆる、自己が確立できない、自立が出来ない人が、それでいてうまく現実に適応出来ない人が、読んで、わかりやすく明快に書いていますし、いい本も多いと思います。

ある人の本をすべて正しいと思って盲信したり、部分的に精確で無いから全否定したりする態度ではどんな本を読んでも自身の成長は無いでしょう。また、人が精確で無いと言うから適当に距離を置いて本を読む態度でも自身の成長は無いでしょう。

私も過去、多くのあまり良く無い本に騙されてきた経験がありますが、無駄では無かったと思います。何故なら自分なりにいい本と悪い本を区別出来るようになったから。

私が書いている文章も、ある意味、私の体系上の意見であり、100%正しい訳では有りません。
信用するか否かはあなた次第です。

ただ、加藤さんの本は多くの方に支持を受けていますし、社会的評価もあるので、ある程度の信用はしても構わないとは思います。
私的には彼の本よりも論語を読んだ方がためになると思いますが。
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youtubeでこの人の人生相談の一つを聞いたことがある。



ある女性の相談。
自分が教師をしており、夫は調理師の免許を持っているが主夫をしており、一般の夫婦と役割が逆転している。
夫が息子を育て家庭を守り、自分が外で稼いできたそうです。

その相談者の話し方はどうも高飛車に感じていたら、やはりコメンテーターも「あなた いつもそういう喋りか方をするんですか」と聞くと「そうですよ」とそれが何か?といわんばかりだった。
本人はその喋り方が他人に不快感を与えていると気づかないでいるようだった。

相談は息子が家庭内暴力をし、家のものを破壊し、マンションを乗っ取って鍵をかけてしまい、入れなくなったので、息子からどうやったらマンションを取り戻せるのかという相談。

聞くと息子は主夫である夫に対して暴力をしていたそうです。
怒りだな と私は思った。
「父親は外で稼いで家で威厳を持っているもんだろう うちはそうじゃない。頼れる強いリーダーが不在」ということで、父親に「しっかりしろ」と訴えたくて暴力をふるっていたのだと私は思った。

この家の強いリーダーはこの高飛車な喋り方をする外で生活費を稼いでくる母親。
普通じゃない、と 息子はいらだっていたのだと思う。

コメンテーターは「何が原因だと思います?」と相談者にそっと促す。
「母源病って言いたいんでしょう? 私は勉強しており加藤さんの本を沢山読んでいるから知ってます」と言った。

それを聞いて「んーー」と私は思った。
頭でいくら知識があり知っていても、それを身に取り入れないと、本当に知っているとはいえない。
テストで正解を書いてもやることがそれとは違っていたら、本当に知っているとは言えない と。

母源病とは違う原因。
役割の逆転、家庭が機能不全なのが原因、強い信頼できるボスが不在なのが原因で息子が凶暴化してしまったのだと思った。

で、この相談者は役所とか警察とか弁護士とかあらゆるところに相談してきたのだそうです。
困ったときは公的機関に相談するのが適切なやり方と教師であるわたししは知っており、あなたに言われなくても既にやっておられます わたくしは ってわけです。

んーーー 
もっとも重要なことはやらず、他のみやっている。
もっとも重要なこと それは夫を立てること。
家庭の機能を回復させること。
夫の役割を奪わないこと。

と思って聞いていたわけですが、、、この相談者 他人に意見は聞く耳持たずとばかりに、加藤さんを圧倒的威嚇をしたあげくにガチャンと電話を切った。

「他人とコミュニケーションを取れない人は」と加藤さんの一言コメントがその後流れた。

そう この相談者、他人の存在を許さない人、独善的 1人で全部やってみんなを支配してやろうとしている。
そのために他人とコミュニケーションを取る必要は無いと確信している。
なんでもかんでもやり、他人の分までやってしまうってのは愛じゃない、支配だ。

電話を切られなければ加藤さんは、「あなたには愛が無い」と言い切り、「どうしてですか 息子の望むものは買ってやってきたし、働かない夫にかわって文句もあまり言わず私が稼いできたのに、これが愛ではないとしたら、何が愛なんですか。」となって「それは愛じゃない あなたは強奪者だ 支配者だ そんなところに愛は芽生えない、他の植物が生えることを許さない不毛の大地があなたなんですよ。 豊かな大地はいろいろな植物を育てるものです。あなたが人を育てる、人の存在を許す大地になれば、あなたの家庭に愛は生えてきます」と言ったんじゃないかと。

加藤さんの場合、日本に少なくなった威厳ある父性だと思います。
その父性の存在を許さないと、集団から規律が消え混沌とした世界になっちゃいます。
そういう父性の消えた社会は、やがてこの相談者の家庭のようになってしまうと思います。
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私も貴方と同じ事を感じている一人です。

専門家ではありません、素人ですが、人間の心や精神や魂というものの一面のみから、全体を把握していると装っているように書いてありますが、本当の全体を把握していなくて、子供の時の体験が人間の全てを作っていると言う解釈している感じがします。

人間の心や精神や魂の問題の専門家を自分で言うならば、もっと自分自身や、人間の心をもっと、もっと深く掘り下げた考察が欲しいと感じています。心の問題を扱う場合、精神分析という一面と、個人心理学という一面と、実存分析という哲学や宗教に近い方面からのアプローチをしない限りは『全体像』は把握できないと思っているものの一人です。

彼の視点には『人はパンのみにて生きるものにあらず』という視点と人間の生きる本当の動機というものと行動する人間の衝動性に付いても考察がかなり偏っていると憶測できます。

地位や名誉をどうして人間は求めるのか?地位や名誉だけで人間の心は本当に満たされるのか?そうして本当の幸せとは何であるのかという考察や視点を一切していないところが、読んでいても素人の私でも逆に日本の『心理学』の未熟さにユーモアさえ感じます。

あの人を舞台に上がらせて只本が売れてゆく事をよしとしているマスコミの幼稚さや、日本の精神衛生の暗い未来を危惧している一人です。
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