※緊急 違法性はあるのでしょうか？（いや、あると思うので具体的な罪状を

※緊急　違法性はあるのでしょうか？（いや、あると思うので具体的な罪状を教えてください）

昨年私の勤めていた会社が倒産してしまい、今年から新しい仕事に就きました。
この不景気な世の中、一般的な職業には就くことができず、探偵事務所に就職しました。

最初面接の時に、「違法な捜査は一切やっていない」と言われていたのですが、これ本当に違法じゃないの？と思うことがいくつかあります。

1.尾行相手の車にGPSの発信機をつけている（当然許可はとってません）

2.他人の家の郵便ポストを勝手に開けて郵便物の送り主やあて先、名前を確認をする（開封はしません）

3.車で張り込みをする場合、近くの空き地や月極め駐車場に勝手に駐車させる（地主に怒られました）
　徒歩で尾行、張り込みする場合は向かいのマンションの非常階段から監視したりする（大家に怒られました）

4.他人の敷地に無断で入って建物の外観や庭の様子、車のナンバーを映像に収める。

5.ラブホテルの駐車場（カーテンで車を隠すタイプの駐車場）で無断でカーテンを開けて、車の映像を撮る。

などあります。違法捜査はやっていないと聞いて就職したのに、これでは続けられません。
かといって数ヶ月で退職してしまったら、新しい仕事探すときに面接官に「この人は忍耐力のない人なんだな」と思われそうで・・・orz
「前の会社が違法なことしてて・・・」なんて言っても、面接官の心象悪くなりそうですし。と愚痴でしたすいません。
具体的な罪状や罰金・懲役などわかる方いらっしゃったら、お願いいたします。

No.1 ベストアンサー 回答者： kumap2010 回答日時： 2010/06/10 22:25

(1)合法。

業務の範囲での盗聴や尾行は合法。
ＧＰＳを取り付けるときに不法侵入などしていなければ問題無し。

(2)合法。
郵便物の外側をプライバシーとして保護する法律は無い。
ポストを開ける行為も違法性は無し。

(3)合法。
ただし民事上ではアウトなので民事訴訟を起こされたら損害賠償の支払いが発生する可能性有り。

(4)柵や塀などで囲われている敷地へ入ったら不法侵入。
一部だけでも開放されている敷地であれば合法。

(5)合法。これも民法上の問題だけ。
ラブホテルや車所有者から訴えられれば賠償責任が発生する可能性はある。


ということで、たしかに見た感じでは違法捜査はしていませんね。
刑法上の問題は無いので逮捕されたりすることはありません。

探偵といっても法律上は民間と同じ。
仮に一般人が同じことをしても違法性はありません。

探偵業の許可を得ていないと盗聴や尾行は疑われて警察に連行される可能性がありますけどね。
あと４番だけは「囲われた敷地」への侵入は違法になりますので注意してください。

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。刑法上はセーフなんですか、意外な結果に驚いています。

＞柵や塀などで囲われている敷地へ入ったら不法侵入。
＞一部だけでも開放されている敷地であれば合法。
庭の周りを垣根で囲ってありましたが、車の出入りできる隙間はありました。

人の出入りできる隙間があれば

住居・建物の建っている囲繞地については、建物そのものに侵入していなくても、刑法130条の住居侵入罪（建造物侵入罪）が成立するとされる。これは、その部分に侵入されただけで住居・建物利用の平穏が害されたのと同じような侵害があるといえるためである（最判昭和51年3月4日刑集30-2-79参照）。

↑には該当しないということですね。

マンションの非常階段とかも住居侵入罪とかなりそうなんですけど、法律って難しいですね。

お礼日時：2010/06/10 22:50

No.4 回答者： samuchan 回答日時： 2010/06/14 16:58

探偵さんなんだからテレビドラマのような活動ですね。

いい給料でしょうし、会社の代表さんもその筋の人や警察関係者知ってるんじゃないですか。大丈夫!!最後は会社がケツ拭いてくれるから。くれるかなあ?　

No.3 回答者： kumap2010 回答日時： 2010/06/10 23:33

>マンションの非常階段とかも住居侵入罪とかなりそうなんですけど、法律って難しいですね。

マンションの非常階段ってだいたい簡易的なドアがついてますよね。
ドアを開けて入らなければいけない空間に入ったらアウトです。

そうじゃないと、何もない開放的な空間にしておいて、、
そこに一歩入っただけで「はい不法侵入で逮捕」ってことも出来ちゃいます。

だからちゃんと全面を囲って、私有地であることをアピールしておかなかった場合は
罪には問えないという条件になっているのです。

No.2 回答者： Tagaru 回答日時： 2010/06/10 23:06

どれも犯罪には至らず、違法（刑法に反する）スレスレのところですね。

3～5は不法侵入罪で逮捕も可能ですが（郵便物を取るために敷地に侵入した場合なら2も）、退去を命じられてすぐに応じた場合なら許容範囲として免除されかねません。

しかしながら、毎度退去を命ぜられて退去するものの、度々同じ敷地に進入している場合はその許容範囲を超えているものとして、地主に通報でもされたら逮捕は免れないでしょう。

万が一逮捕された場合どうなるのか？
侵入の実行者だけでなく、状況次第ではその会社の上司や代表者も使用者責任として責任を問われることになります。
探偵業は何よりも信用が第一の商売でしょうから、客を失うのは避けて通れないでしょう。

先ほどは（刑法において）違法スレスレと申し上げましたが、民法には明らかに反しています。（ただし逮捕はありません）

調査対象の方（々）や、その過程で迷惑をかけた人達だけでなく、依頼主からも損害賠償の請求をされると100％裁判では負けます。

頻度や相手が実際の被害額の程度で大きく差は出ますが、少なくともこれらすべてが一度に請求額されたとしたら最低でも100万円は下らないでしょう。（むしろこれでも足らない方だと思います）

この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
刑法上はギリギリセーフでも、民法上はアウトですか。やっぱり私にはできない仕事ですね。
（法に触れていて仕事と呼ぶのもおかしいですが）

そもそも法律以前に常識の範疇で許されないことが多いですよね・・・。
配偶者の浮気などで困っている人を助けたいとう自分なりの正義感で就いた仕事ですが、やはりもう無理です。

お礼日時：2010/06/10 23:22