1つだけ過去を変えられるとしたら?

私は現在36歳で家事手伝いをしていますが、大学院に興味を持っています。大学は、関西外国語大学を卒業しましたが、言語学、教育学、国際関係、環境学、農業学に関心をもっています。この不景気で就職するのが困難な中どの分野を進めばいいのか迷っています。このことについて何かアドバイスがあればよろしくお願いします。また、就職を意識する際、通信系か通学系の大学院どちらのほうがいいですか?

A 回答 (4件)

私は研究者として生き残れた者です。



大学院が大学と違うところは、大学院に入って始めて一対一の師弟関係が出来あがり、本質的に徒弟制度の中で、本当の意味での研究活動の一端が始められることです。従って、通信教育の大学院は資格を取るという以外に、意味を感じません。またそのことから、ここには師弟としての人間の遭遇劇があります。結婚と同じで、運良く馬の合った先生につくと、研究にどんどんのめり込めて、貴方の才能の良し悪しに余り関係なく、結果的に学問に対して良い寄与をしてしまう可能性がグンと高くなります。しかし、実は貴方には大変な能力の潜在的な可能性があったとしても、運悪く馬の合わない先生についてしまうと、悪い伴侶を持ったのと同じで、毎日が満たされず、結局自分は研究には向いていないのかという気になって、その分野の専門家になる事を諦めることになります。

研究とは学問に対する寄与をすることなので、就職ができるかどうかは二の次三の次だと考えるべきです。貴方の歳では、特にそう考えることが大切だと思います。良い寄与が出来れば、運が良ければ、誰かが貴方に興味を持ってくれて、道が開けることもあります。

研究者になれるための条件は:

1)運が良いこと。
  これに関しては師弟の遭遇が決定的です。どんな人間の行為も、成功の要因では運に勝る物はありませんが、そのことは学問とても同じです。一に幸運、二に幸運、三、四が無くて五に幸運だと思っていて下さい。

2)情熱があること。

3)楽観的な性格であること。
   研究生活では、いろいろなアイデアが出ても、それを実現することが巧く行かないか、巧く行っても、その結果がどうでも良いことが殆どなのです。学問成果が皆に評価されている理由は、そのように滅多に無い状況が当たり前な世界で、ときどき意味のある成果を出せる人が居るからです。誰がやっても簡単に出来るような事だったら、誰も評価してはくれません。悲観的な性格の人はそのような巧く行かない日々を送って行くうちに精神的に参ってしまい、研究が続けられなくなってしまいます。人から見て馬鹿で無責任なくらい楽観的な方でないと、中々良い成果を出せません。

いよいよ貴方が研究生活を始めて毎日が面白くなって来たら、貴方には研究者としての性格が備わっていたと言う可能性が高いので、あとは運に任せる。もし、何か悶々として楽しくなれなかったようだったら、運悪く遭遇の段階で失敗したか、あるいは貴方には他の人間の営みに向いている性格なのだと思って下さい。

大器晩成という事もときどき在ります。画家のゴーギャンは40歳過ぎてから絵を始めました。ベートーベンは年を取ればとるほどいい曲を作るようになりました。最近の数学の世界で、フラクタルの父と言われているマンデルブローは私の個人的な知り合いなのですが、彼は50歳過ぎでやっとそんな凄いことが出来ました。私の知り合いで40過ぎてからアメリカで日本の墨絵を始めた奥様が居られますが、この方は日本に帰国してから国際展覧会でも何度も賞をもらって居ります。

何歳になっても、何かを始めて見ようと言う情熱を持っていられるのは幸運なことです。新しい自分を発見する機会が与えられたとお考えになって、いろいろな事に挑戦してみて下さい。
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>私は現在36歳で家事手伝いをしていますが、大学院に興味を持っています。


学歴を使って就職を優位に進めることができるのは新卒だけでは?

一度 社会人になったら学歴ではなくて「実績です!」
ただ、就職後に大学院などに進み就職先のメリットになるなら・・・意欲のある人とか計画的にスキルアップを考えている前向きな人と評価されるとは思います。
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就職のことを考えているのでしたら、#1の方の回答通り、大学院に行っても何の得にもなりません。

時間とお金の無駄でしょう(ちょっと極論ですが)。
むしろ、資格取得した方が、まだ可能性はあるでしょう。
考え直された方が良いと思います。
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就職と大学院を結びつけて考えるのですか?


これから大学院に入って出たら40才ぐらいで実務経験が
無いのだから就職はぜんぜんできませんよ。
同じ学歴で普通に若い人が採用されます。
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