【アメリカ民主党と共和党の意見が一致した法律】

【アメリカ民主党と共和党の意見が一致した法律】



アメリカ生活初心者です。



アメリカには民主党と共和党の二大政党がありますが、
この二党の意見が限りなく一致して成立した法律には
どのようなものがありますか？



最近アメリカ議会を通過した大型法律といえば、ヘルス
ケア法や金融改革法がありますが、両方ともギリギリ
（民主多数で）可決だったと思います。
このようなギリギリ可決というケースが大半なのでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： sudacyu 回答日時： 2010/07/23 08:14

　「どうやって党員をまとめているか」という質問自体が、アメリカでは成り立ちません。

　アメリカでは、予備選挙というのがあって、民主党・共和党ともに、その党の連邦議会議員候補者を、地域ごとにその地域に住む党員が選ぶ選挙があります。

　つまり、地域の党員のまとまった支持を得た人が議員になっていくわけで、民主主義の基本であるボトムアップで政治が決まります。政党上層部の意思決定に、党員が従っていくという形は、取っていません。
　
　地域代表である議員・議員候補が実質として「どうやって地元党員をまとめるか」ということについて、その地域の実情に従って努力しているとは思いますが、、党員の側は「自分の考える政治をするのはどの人間か」という見方をして、提示する政策・人柄で地元党員をまとめられなければ、候補にすらなることができません。

　ですから、連邦議会の民主党や共和党執行部が、末端の党員をまとめるという事は普通行いません。執行部は、個別法案について他党の議員も含めて、執行部の支持する法案に賛成するように『議員』に働きかけを行います。

→９・１１テロ直後、テロ対策・テロ報復関連法案は、ブッシュ政権の野党であった民主党も賛成多数でした。アメリカの議員の議会での投票は、選挙民のその時々の意見に左右されます。

この回答へのお礼

なるほど。非常によくわかりました。

日本の政治のイメージから頭を切り替えて
とらえる必要ありそうですね。

お礼日時：2010/07/23 13:50

No.1 回答者： bismarks05 回答日時： 2010/07/22 17:14

　アメリカ生活初心者なら、この質問の愚かしさを実感することになる

まず、アメリカ議会において政党は党議拘束がなく、議員個人の自由な意思決定に委ねられている。
従って、共和党が賛成したから、民主党は反対などというロジックは発生せず、
政策各論を是々非々で意思決定している

この回答へのお礼

ありがとうございます。

党議拘束がないとしたら、どうやって党員を
まとめているのでしょうか？

この点が分かれば疑問が解決しそうです。

お礼日時：2010/07/23 02:02