つい集めてしまうものはなんですか?

大学生の内定率、就職率について
http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_pho …
http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY201 …

去年の話ですが、この2つを見ると80%の人は内定をもらっているにもかかわらず60%の人しか就職をしていません。
内定をもらった残りの20%の人は内定を蹴ったということでいいんでしょうか?
仕事を選ばなければ残りの20%の人は就職できたということなのでしょうか?

A 回答 (3件)

今が不況下どうか、は置いておいて、かつての就職氷河期とは、根本部分が違いますよ。


人を選ばなければ、全員が就職できるというのは、事実です。

ただし、
 学生が企業を選ぶ
というのだけでなく、
 企業が人を選ぶ
というのも、忘れないように。

募集定員を満たす前に採用を打ち切る企業が、意外なほど増えています。募集を開始したはいいけど、熱心に活動をする就職希望者が来ないそうです。
そりゃ、他に第一志望がある、というのはまだ許せるにしても、その会社の製品も知らない状態で、来る人が多すぎるみたいですよ。さすがにそういう人を雇いたいとは思わないですよね。
人手が足りないまま、募集を打ち切るという状態が結構多いみたいですね。
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既に書かれている通り、分母が「卒業生」か「就職希望者」で違うからですね。



卒業生が分母になる場合は大学院へ進学する人や資格試験や公務員試験のために浪人する人
、自ら起業したり、自営の家を継ぐ人、留学したりする人、大学に進路を報告しなかった人
などが含まれます。

仕事を選ばなければ・・という仮定でみると、求人数は就職希望者数を大きく上回っていますので
仕事を選ばなければ、就職を希望すればほぼすべての人が就職できたでしょう。

ただ、職につければどんな会社でもよいというわけにはいきません。

できるだけ大企業に入りたい、安定した職につきたい、ブラック企業には行きたくないという心理が働くのです。

そのため、求人数・就職希望者数を従業員規模別にみると大企業の求人に就職希望者の大半が殺到し、
求人数の大半を占める小さい企業への就職希望者はほとんどいないというミスマッチが生まれ、
就職できない人が出てきます。

かつの就職氷河期は企業の求人数よりも就職希望者数の方が多かったので、仕事を選ばなくても
就職できない人が必ず出るという本当の意味での就職難でした。

今の就職氷河期は企業の求人数よりも就職希望者数の方が少ないので、仕事さえ選ばなければ
就職できない人はいない、でも仕事を選ぶから就職できない人が出てきているというものです。

これは、就職の一段階前の大学受験においてもいえることです。
大学全入時代といって、今の受験生は大学さえ選ばなければほぼ全員大学に入学することができます。
しかし、実際は大学をより好みするので、人気がある大学に受験生が殺到し、そうでない大学には
受験生が集まらないので大学の4割で定員割れが起こっています。
定員割れの大学がある一方で浪人生は毎年10万人以上生まれています。

どこでもいいんだったら進学できるけど、そんな大学には行きたくない
どこでもいいんだったら就職できるけど、そんな会社には行きたくない

こういった心理から、収容枠はあるのに埋まらないという状態に陥っています。

仕事をより好みする就職希望者に問題があるのか、学生に希望してもらえない会社に問題があるのかは人によって意見が分かれるところだとは思いますが・・・

ある評論家の方は「就職難はウソ」とおっしゃってますね。

貧困社会論、若者はかわいそう論は、ニセ社会問題
http://mercamun.exblog.jp/tags/%E4%BF%97%E6%B5%8 …
同書では、統計的根拠に基づき、若者の焦点を絞り、貧困社会論にまつわる通説をことごとく否定する。

【若者の就職難はウソ】である。大企業の求人も減っていないし、中小企業の求人は非常に多いという。

からくりは、大学進学率の増加によって大学生の数=母数が増加し、学生たちが中小企業の求人を拒否し、大企業の求人に殺到することにあるという。

 卒業年度 倍率 求人数  就職希望学生数
00年3月卒 0.99 407,800人 412,300人←求人数が就職希望者を下回った
01年3月卒 1.09 461,600人 422,000人
02年3月卒 1.33 573,400人 430,200人
03年3月卒 1.30 560,100人 430,800人
04年3月卒 1.35 583,600人 433,700人
05年3月卒 1.37 596,900人 435,100人
06年3月卒 1.60 698,800人 436,300人
07年3月卒 1.89 825,000人 436,900人
08年3月卒 2.14 932,600人 436,500人
09年3月卒 2.14 948.000人 443,000人
10年3月卒 1.62 725,000人 447,000人←好景気といわれた2006年をも上回る求人数

従業員規模別の求人数・民間企業就職希望者数・求人倍率 リクルートワークス調べ

<2010年>            求人     就職希望者  求人倍率
超大企業(従業員5000人~)   4.5万人  11.7万人   0.38倍
   大企業(1000~4999人)  11.5万人  17.4万人   0.66倍
   中企業(300~ 999人)   16.3万人  10.8万人   1.51倍
   小企業(300人未満 )    40.3万人   4.8万人   8.43倍←
---------------------------------
   合計               72.5万人  44.7万人   1.62倍
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・最初のデータは、就職を希望する人に対する数字・・就職しない、進学する人は含まれて居ない


 (就職希望者の内定率)
・次のデータは、卒業した人全体の数字
 (就職率は、卒業生のうち就職した人の割合・・と記事に書かれているし)
で、分母になる数が違っています
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