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小説であるか否かの区切り。

簡単に教えてください。
小説って、どれが小説で、どれがそれ以外のものになるでしょう。

小説ってnovelで、純文学や大衆文学がそれですよね。

村上春樹の作品は小説。

じゃあ、ライトノベルは小説ですか?

ちなみに私は、ケータイ小説が小説の名を語っているのが許せません。
文体が許せないっていうか、あんな軽いものが小説なのでしょうか?

ケータイ小説は全く読まないし、ライトノベルもあまり興味がないので。
具体的な作者名は出てきませんが。
どちらにせよ「あたしユキちゃん。17歳の高校生☆」みたいな書きだしの物が村上春樹(そこまで行かなくても綿矢りさでもいいです)と同じ土俵に立てるとは到底思えません。

じゃあ、小説ってなんですか?
ウィキペディアは見ましたが、定義までは書いてありませんでした。

独り語りというか、自分語りというか、自分だけの世界というか、独り言のように書かれているのがケータイ小説だと思うのですが。
湊かなえさんの告白は、特に第一章、完全に森口先生の語りしか書かれてませんが、あれは小説です。

何が小説でケータイ小説はどこが小説じゃなくてライトノベルはどうなるのか教えてください。

A 回答 (3件)

>何が小説でケータイ小説はどこが小説じゃなくてライトノベルはどうなるのか教えてください。



あまり固く考えることはありませんよ。
そういったものは江戸時代で言えば黄表紙みたいなものでしょうし。
大体小説って言葉ができ、作者がそう意識して書くようになったのは明治からでしょ?
その頃の知識階級から見れば小説だって、
質問者様がケータイ小説やラノベに抱くような印象を持っていたようですよ。

>義務教育の頃は児童書でいいとして

気の利いた子供は児童書や児童文学など
いわゆる「大人が子供向けとしているもの」は馬鹿にして読みません。
私はもういい年ですが、私が子供の頃も、今の子供の世代も
本を読む子は普通の小説を読んでますね。
同じように、若い人達だって全員がケータイ小説やラノベばかり読んでる訳ではありません。
それぞれが能力や嗜好に応じたものを選んで読んでいるのではありませんか?。

>独り語りというか、自分語りというか、自分だけの世界というか、
>独り言のように書かれているのがケータイ小説だと思うのですが。

独白調は立派な小説手法です。
ドストエフスキーの「地下室の手記」、カフカの「変身」も独白調ですよ。
あくまで個人的な意見ですが
日本の純文学は大半が私小説だと思います。
太宰なんて自分語りを少しアレンジしているだけで、
その最たるものだと思います。
だから表現方法はともかく、太宰が書こうとした物はまさに

>独り語りというか、自分語りというか、自分だけの世界というか、 ですね。


最初にも書きましたが、あまり固く考えることはありません。
ケータイ小説やラノベが本当に良いものだったら後世に残るでしょうし、
質問者様のご意見どおり下らないものだったら、すぐに淘汰されて消えてしまいますよ。
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この回答へのお礼

あなた様のご回答ですごく丸く収まった気がします。
最後の3行だけでも納得がいきます。
どうもありがとう。

お礼日時:2010/08/28 18:14

>ちなみに私は、ケータイ小説が小説の名を語っているのが許せません。


>文体が許せないっていうか、あんな軽いものが小説なのでしょうか?

>ケータイ小説は全く読まないし、ライトノベルもあまり興味がないので。

>独り語りというか、自分語りというか、自分だけの世界というか、独り言のように書かれているのがケータイ小説だと思うのですが。


仰っていることがよく分かりません。
なぜあなたは、全く読まないし興味もない作品をとやかく言うのですか。
全く読まない癖に、なぜ独り言のように書かれていると思うのですか。
なぜ読みもしないケータイ小説の文体を許せないのですか。

『ケータイ小説』や『ラノベ』を読む読まないはあなたの自由ですが、
これらのことをとやかく言いたいなら、せめて幾つかは手に取ってみて、
サラッとでも目を通してみるべきかと存じますよ。
最初からマトモに取り合う気がないなら、軽い気持ちで貶めるのはお止しなさい。

なお独り言のように書くやり方は、文学全般に見られるやり方で、
ケータイ小説に限ったことではありません。


ちなみに『小説』の簡単な定義は、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/109117/m0u/ …
にあります。例外はあるかもしれませんが、
一般的には、概ね『散文体の物語全般』で良いのではないですかね。
つまり辞書的な定義によれば、ラノベもケータイ小説も『小説』ということになります。

そしてあなたの中での『小説』は、
『一定以上の知的レベル(文章力、構成力、語彙力etc...)のある散文体の物語全般』
となっているようです。その辺りは人それぞれですね。

この回答への補足

>なぜあなたは、全く読まないし興味もない作品をとやかく言うのですか。
ケータイ小説に限って言えば、内容は私の知識に繋がるものじゃないし(伊坂幸太郎さんなんか読んでるとすごくタメになるんですよね)簡単に言えばスイーツ(笑)でしょ。
そんなこと分かり切っているから、読むのは無駄です。
そうじゃないというなら、第二の村上春樹だというようなケータイ小説をメディアが取り上げるべきです。
そういうものなら読んでみようと思います。
で、何故とやかく言うか。
現代の若者が(私も20代ですけど)ケータイ小説で満足しているのが許せないのです。
自分は、義務教育の頃は児童書でいいとして、高校生の頃もっと村上春樹や太宰治や夏目漱石を読むべきだった、と後悔しています。だから今読書に余念がありません。
今の若者(ゆとり乙みたいな)の、知識のなさ、学習能力のなさ、語彙のなさ、思慮の浅いこと、ほいほいせっくすをするとか、万引きを美化するとか、考えていることがあまりにも浅はかで低レベルでどうかしている。
だからこそだね。だからこそ。
もっと文学を読め。そうだ。文学だ。
ケータイ小説で何が学べますか?
せっくすの方法なら学べるかもね。
となると、まあ、子孫を残すことは大事なことですが。
若者においてはせっくすなんてただの快楽だろ。
そういうことです。
もっと学べ。
というか、もっと利口になってほしいです。
だから世の中から害になる読み物は消えてほしいです。
彼らに自ら天才になろうという気がさらさらなかろうと、このまま日本が外国に笑われるような馬鹿にはなってほしくないです。
だからケータイ小説の存在が許せません。
そういうことです。

>全く読まない癖に、なぜ独り言のように書かれていると思うのですか。
>なぜ読みもしないケータイ小説の文体を許せないのですか。
一ページ、いや、1~2行とかなら読んだことありますからね。
大体の印象ですそれは。

ようはケータイ小説は文学じゃないと言った方が早いです。

>最初からマトモに取り合う気がないなら、軽い気持ちで貶めるのはお止しなさい。
だから、読むのは時間の無駄なんですよ。
大体読みきる自信もないし、最後まで読んだとして、こんな本読まなきゃよかったと思ったら、
その本を読んだことは一生の恥であり、汚点であり、大いに悔やむべきです。
軽い気持ちではないですが、私ひとりで貶めるつもりはないですよ。

あとですね、ライトノベルはたぶん、まだ文学と言っていいと思います。書いていてそう思いました。
文学ではあって果たして小説か、そこに至る訳ですが。

>なお独り言のように書くやり方は、文学全般に見られるやり方で、
>ケータイ小説に限ったことではありません。
だから、湊かなえを例に挙げているでしょ。

>そしてあなたの中での『小説』は、
>『一定以上の知的レベル(文章力、構成力、語彙力etc...)のある散文体の物語全般』
>となっているようです。その辺りは人それぞれですね。
そういう話をしたかったような気もしなくでもないけど。

補足日時:2010/08/23 07:15
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ウィキペディアの「小説」のページを見ました。


質問者さんが見たというページと同じかと思います。
そのページの最初の二行は小説の広い意味での定義だと思います。

ライトノベルもケータイ小説も「あたしユキちゃん。17歳の高校生☆」も、小説です。
それぞれジャンルの違う小説だと思っています。


それとは別に、個人的に小説とは認めたくない作品もあると思います。
これは定義の問題ではなく、個人の問題かと思います。


ご参考までに。
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この回答へのお礼

>それとは別に、個人的に小説とは認めたくない作品もあると思います。
>これは定義の問題ではなく、個人の問題かと思います。

まさにそうですね。
失礼しました。

お礼日時:2010/08/23 06:55

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