一回も披露したことのない豆知識

終わりから3番目の音にアクセントを付けるのはナゼ?


全ての語ではないでしょうが、自分が見たこと無い言葉(活字)に出会った時、
どうして「終わりから3番目の音にアクセント」を付けて読むのでしょうか?

これって日本人だけなのでしょうか?

外来語・地名・人の名 ・・・すべてに言える気がします。

たとえば、
「オルタネータ」の「ネ」。「お・る・た・ね・え・た」
「治部少」の「ぶ」。「じ・ぶ・しょ・う」
「吉田 重清」の「げ」。「~ し・げ・き・よ」


そう読まずにはいられないナニカがあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

 日本語では、音一つでも「絵」と「柄」の二種、音二つの「箸」「橋」「端」の三種。

など質問者さんの規則が適用されない短いことばがたくさんあります。また三音節でも「鴉」「卵」「男」「大人」の四種がありますから(これでお分かりのようにn音節の語にはn+1種のアクセントがあるわけです)、題の「終わりから3番目の音にアクセントを付けるのはナゼ?」は三音節より長いことばを前提にされたものと思います。

 でこれはたいていの場合に当たるのです。意味の無い仮名をかき集めて並べると(おっしゃるように外来語はその例です)終わりから3番目の音にアクセントを付けて、後は低くなる、という無意味音連続の法則があるからです。

 はじめて、何だか意味の分からない音の連続を聞くと、たとえば「アイウエオ」ですが、東京の人は、低高高低低、と発音します。おっしゃるとおり終わりから3番目にアクセントがあります。(関西では低低低高低、とエだけが高いです)

 こう言うと「彼氏」は頭高ですが、若い人では「大人」のように発音する人、「ピアノ」という外来語も「おとな」のような平板型に移っています。ほかにもドーナツ、スカート、モデル、ドラマ、スタジオ、ショップ、ダンサー、チームなど平板化が進んでいます。

 古い外来語では、メリヤス カッパ タバコ ブリキ バケツ など平板になってしまいました。漢語(これも外来のことばですね)も 電車 電話 紅茶 などに平板化が見られます。

 質問者さんの気づかれたことも、いずれ平板になるまでの賞味期限付きですね。詳しくは下記などをどうぞ。

 http://ns1.shudo-u.ac.jp/~nakasono/accent.htm

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>意味の無い仮名をかき集めて並べると、終わりから3番目の音にアクセントを付けて、後は低くなる、という無意味音連続の法則がある

・・・やはり、そういう法則があるんですね!

ご提示のURL先には、そういうのが見当たらず、私もさらに検索・勉強が必要なようです。

「アイウエオ」を関西では そういうふうに発するんですか!
今さらながら、自分の無知さ・世間知らずさを思い知りました。


最近の「平板読み」には辟易しますが、自分も知らず知らずのうちに使ってたりしてガクゼンとすることがあります。
でも、「ドーナツ」「ダンサー」「電車」なんてのを たいらに読む(聞く)のには違和感バクハツします! 流れには逆らえませんけどね・・・。

20:29

お礼日時:2010/10/08 20:29

以前読んだ『アクセントの法則』という本がそれに言及していました。


さらに、後ろから3番目でない位置に来る語も含んだ統一的な日本語のアクセントの法則や、欧米語のアクセントの法則も根源は同じであることが説明されており、非常に面白い本ですので一読をお勧めします。
というわけで「日本人だけか」ということに対しては、この本によれば欧米人もそうのようです。(ただし拍or音節の数え方の違いにより同じであることが分かりにくくなっている)
「なぜか」という説明はあったかどうか…。少なくとも記憶に残っていません。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

さっそく注文してしまいました!!


日本人だけでなく、欧米でも同じ傾向なんですね。
その理由はナンなのか?
本に書いてあるのか?

またワクワクが増えました。
早く読んでみたいです!

お礼日時:2010/10/09 17:08

補足です


サイト
日本語教育用アクセント辞典
日本語学 アクセントの基本
などに詳しく載っています。
ご参考まで
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

またまた すごい辞書の情報が!

是非とも これらで勉強したく思います!

本当に、世の中にはいろんな本があるものです。

シロートの私にでも理解できるか・・が問題です。(恥)

20:51

お礼日時:2010/10/08 20:50

「標準語の発音アクセント辞典」をみると大多数の言葉が


第二音から高くなりそのまま続くか最後の2音か1音で低くなるのどちらかが、
圧倒的に多いです。標準語が制定された際、日本語では、おおむね東京の中流階級の
使う東京方言に基づくものとされています。それにならっているのではないでしょうか。

オルタネエタ 低高高高低低

自部省じぶしょう 低高高高

吉田重清 よしだ しげきよ 低高高 低高高高又は低高低低
となると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

先ほどの回答者様もそうですが、いろんな辞書・辞典があるんですね。

「おおむね東京の中流階級の使う東京方言に基づくものとされています。」

・・・ってことは、私、飛騨のヤマ猿ですが、「東京の方がた」と同じ?

初めて目にする語も、この「最後の2音か1音で低くなる」を無意識のうちに使ってるんでしょうね。
(最後の1音で低くする読み方は、私の場合 「無い」ですけどね。初めての語の場合。)

これも、「標準アクセント」と言うもので、関西なんかでは 自然に読む場合は全く違うんですよね? たぶん。

20:44

お礼日時:2010/10/08 20:45

関東圏との付き合いも少なくない私には共通語のアクセントをマスターしたいという願望があります。

日本語のアクセントに規則があるといいのですが、東京方言が全国の方言の中でアクセントが単純であるという理由で共通語に決まったみたいです。2拍語なんて関東と関西ではほとんど逆ですね。それで今ではアクセントのことは諦めています。

完璧なアクセント法則はありませんが、共通語のアクセントは比較的規則的な体系があります。それでもどの型のアクセントが多いか少ないかだけです。

『NHK日本発音アクセント辞典』から抜粋すると、
「名詞のアクセントは、3拍語、4拍語は平板型(初めの2拍目から高くなったままの型)が多く、5拍語は終わりから3拍目まで高い型が多く、平板型がこれに続く。
2、3拍の外来語名詞は原則として頭高型(初めの拍にアクセントがある型)、4拍以上の外来語名詞は原則として初めの2拍目に高くなって終わりから3拍目まで高い型である。」
、とあります。また、
「だれでもその方言のアクセント法則を持っている。一度も聞いたことのない言葉でさえ自分の方言のアクセント法則にかなったアクセントで話すものである。」、ともあります。


終わりから3拍目にアクセントが多いと言われるご質問者は、アクセントにすばらしい感性をお持ちのようですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

『NHK日本発音アクセント辞典』なるものが存在し、
そこまで詳しく考察されていたなんて!
・・・驚きました。
そして、やはり「法則」めいたものがあるのですね。
(すべての語には当てはまらなくても。)

「・・3拍目まで高い・・」場合があるという記述があるところをみると、私の思いも、あながち「的外れ」ではなかったかな?
なあんて思ってたら、

>「だれでもその方言のアクセント法則を持っている。一度も聞いたことのない言葉でさえ自分の方言のアクセント法則にかなったアクセントで話すものである。」

・・・この一文にガツンとやられた感じです!

19:48

お礼日時:2010/10/08 19:49

気のせいです。


それと、質問者さんの癖でしょう。
3番目にアクセントを置くと、質問者さんの聞き心地が良いのだと思います。
たぶん、正しいアクセント位置を調べた上で3番目と言っているわけではないですよね?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

・・・気のせいですか。
確かに、方言などにより、そういうふうにしか読まないだけなのかもしれません。

聞き心地が良い・・読み心地が良い・・

う~ん、そう言われれば そうなのかも知れません。

正しいアクセント位置を「調べれば」、当然、正しい位置が判ります。
私が疑問に思ってるのは、「初めて目にした語」を読む場合です。

やっぱり、「くせ」なだけでしょうか?

19:33

お礼日時:2010/10/08 19:33

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