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大学で統計学の基本理論を学べる学部、講座名なんですが・・・・
今大学の社会学部で社会統計学を受講していますが、色々な公式を利用して、計算することによって答えは確かに出るのですが、その公式が何故そんな公式になるのかと云う事に対する論理的な講義はありません。例えば正規分布で平均±標準偏差の範囲に全体の68.3%が含まれると云った場合、何故68.3パーセントかの論理的説明は無く、こうなると覚えておくようにでスタートします。そうすると何故かもやもやしたものが残り心から納得できないところがあるのですが、社会統計学では原理原則までは入らないとのことなのでそれは理解出来るところなのです。そこでそれを極めるには別の学部で別の講座を受講しないといけないと思うのですが、どんな学部でどんな講座を受講すればいいのでしようか?シラバスを見ても中々分からないのです。

A 回答 (4件)

工学部で数理統計学を学んだ者です.



例えば,事例としてあげてみえます正規分布の±1σの確率密度は
ガウス分布関数の積分の問題になります.
回帰分析に用いる最小2乗法は極値問題(微分)ですし,
主成分分析などは行列の固有値問題です.

これから分かるように,
数理統計学の原理を学ぼうとすると理学部や工学部の講座になります.
当然,数学的基礎を一般教養講座で学んでいることが前提となります.

一方,あなたの大学の先生のように,大学で統計的手法を教えている先生でも,
論理的なことを質問してクリアに答えれるかというと,たぶん無理でしょう.
体系的に理解しようとすると,半期や1年では無理で,
修士まで進んでやっと全体像を理解できるような複雑な体系です.

すなわち,社会学のように数理統計学を応用して,
データの構造を紐解くことが主眼の学問と,
数理統計学そのものの研究を通じて,新しいデータ解析法を
研究するのが主眼の学問では,アプローチが全く異なるというこです.

講座が少ないのは,後者を研究する学者が少ないからです.
なぜかというと,成果を出すには相当な苦労が伴うからです.

極めたいと思われることは喜ばしいことです.
ぜひ,チャレンジして下さい.
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この回答へのお礼

とても丁寧且つ納得の行くアドバイスをいただき大変感謝申し上げます。アドバイスの内容はとても良く理解できました。私もkamivasiroさんのアドバイスのような事かなとは何となく思っていましたが、少しだけ原理原則の理解も出来たらと安易に考えていました。しかしkamivasiroさんのお答えで納得行きました。ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

お礼日時:2010/11/02 00:16

>どんな学部でどんな講座を受講すればいいのでしようか?



大学の教授陣はそういうことを相談するために居るんだよ。
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そのような講座を探すよりは、「数理統計学入門」といったタイトルのテキストを探して見るのが手っ取り早いでしょう。


Googleで検索してみてください
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どの程度のことを期待しているのか分からないが,


優秀な学生であれば,キーワードを聞けば自分で調べて理解してしまいます。
優秀ではないが意欲のある学生なら,教官に聞きに行きます。
優秀でもなく意欲もない学生なら,そのままにしておきます。
あなたは,このうちのどれに近いのでしょう?
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