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ノギスなどで校正対応品という表示がしてあるものがありますが、それっていったい何なんでしょうか?
校正対応品じゃないと、なにか問題があるのでしょうか?
お暇があれば教えてください。

A 回答 (3件)

こちらのサイトが参考になると思いますが、


http://www.mitutoyo.co.jp/support/faq/standard/k …

一応ノギスにはJIS規格というのが存在します。
適正な決まりに則って製作した。と思ってもらっていいです。

なぜ校正が必要なのですか?
「 校正が必要な第一の理由として、測定器にも経年変化や摩耗あるいは何らかの不慮の事態によって、測定器が正しい値を表示しなくなることがあるということが挙げられます。」


校正対応品というのは、それらのJIS規格をクリアした中でも
特に品質の優れたものとして、指定された商品と考えてよいでしょう。
それらの製品を、一定期間内の校正を実施、その証明を受けたものを
使用することで、ある測定値に対して確実性をもたせることができます。

例えば、企業や公共工事などでも精度が求められる場面では
その手の製品を使用する、校正証明書を添付することを求められます。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/11/09 10:33

個人で趣味の範囲での使用であれば、校正対応品でなくても問題はありません。


多少の誤差が出て、ばらつきが出るだけですから。

企業でISO9000品質マネジメントシステムの認証を受けるには、
品質精度を上げるため校正を行い、
基準となる物とのトレーサビリティが取れている物が必要となります。

これは、各企業でルール(校正の期間等)を決めて、
「品質保証を含んだ、顧客満足の向上を目指すための規格」
を満たすために必要なものです。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/11/09 10:32

人が作るものだから、全く同じものは作れない。


非常に肝心な測定器と言えども有る程度のばらつきのあるものになってしまう。

100mmの物を計っても、99.999になるか、100.001になるかは、作ってみなければ判らない。

ノギスの場合だと、1mmの物から最大の物まで計って、同じように誤差が出る事を基準にする。
すべての長さで0.05%以下の誤差だから何級の測定精度とか・・

50mmの長さはピッタリ出るけど、10mmの長さは1mm短く、100mmの長さは1mm長くなるなんてノギスは100均で売ってる。


で、作った時の精度の補償値で、その測定器が何級って表示で値段も変わるんだけど、長い間に使っていると摩耗などでだんだん狂って来たりする。
それを修正する機能が校正。
自動車部品を作っている工場だと、一日中そのノギスで寸法を計って図面通りの物が作れたか確認して
最近のデジタル表示の測定器なんかは、室温で測定結果に差が出たりする。
温度によるばらつきを自動で修正する測定器は、「温度ドリフト自動校正機能付き」なんて昔は呼んでいたけど・・

る。
なのでノギスもすぐヘタる(寸法が狂う)
で、工場に校正室みたいなのがあって、ノギスの測定が狂っていないかを確認して、狂っていたら校正する役目をこなしてる。
校正出来ないと、新しく買わなきゃいけないんでそれこそ何百本と買わなきゃならんとえらい事になる。

で、工場の中では、その検査に通った認定書が付いている測定装置以外は使えないルールになってたりする。

まあ、実際は、計りたい寸法と同じ長さの金具片を当てて測定を代用して、実際にノギスで計るのは1時間に1回とかだけど・・

余談だけど、校正を行うにはさらに精度の良い測定器が必要です。
基本的には1桁測定精度の良いモノ。
で、その「1桁測定精度の良いモノ」も狂うから、社外の専門メーカーに校正に出します。(笑)
この「1桁測定精度の良いモノ」は値段もそれなりなんで、買い替えはしません。

セラミックの高いブロックゲージもちゃんと磨き直して、基準寸法を書き直して返ってきます。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/11/09 10:32

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