うちのカレーにはこれが入ってる!って食材ありますか?

校正刷りと念校の違いって何でしょうか?責了と校了の違いは?
JMPAとは?校正について分からない用語だらけで…。
ネットを見ても似た表現でいまいち分からず頭が
ごっちゃになります。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

順序として覚えると分かりやすいかもしれません。



1、校正・・・原稿どおりに作業が上がっているか?あるいは希望どおりの色になっているか?などの確認の手続き。

その「校正」に対して以下のような種類の返答(指示)が返ってきます。

2、再校・・・訂正や変更などが多数ありますから再度校正を出してください。
3、校了・・・訂正等はいっさいありませんから、このままで現場に廻してください。
4、責了・・・いくつかの訂正や変更がありますが、責任を持って作業をしてもらえるなら再校正の必要はありません。

この「責了」に対して作業者側が自主的に再校正を出すのが「念校」です。
発注者側が念校の提出を求めるのなら、それは「再校」です。
することに違いはありませんが、費用負担などが変わってきます。

中にはあきらかに再校正の必要があるような校正戻しにもかかわらず「責了」として戻して
「念校」を期待している(つまり、再校正費用を出さずに済む)ずるい発注者もいます(笑)。

「責了」については、訂正の多少による場合もありますが、それ以外にも
納期などの関係で再校正をしている時間が取れない場合にもこうします。
そうした場合に、現場の判断で済まされない校正指示があった場合などに
納期に影響を出さない範囲で「念校」を出すこともあります。
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この回答へのお礼

回答が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
非常に分かりやすかったです!
これを見ると会社の先輩方も間違って使ってますね…。
だから混乱するのですね。(汗)
ありがとうございました!

お礼日時:2010/07/08 19:57

回答者No.1です。



「念校」について勘違いしてましたね。
回答者No.2の方の書かれている通りです。

うろ覚えのまま回答してはいけませんな・・・

質問者様がどういう立場の方かわかりませんが、お付き合いする印刷屋さんの営業の方に「教えてください」とお訊きしてしまうのもテですよ。

もちろん何でも他人に訊けばいい~という姿勢では困りますが。
自分も駆け出しの頃はそうやってずいぶん教えてもらいました。
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アナログ時代に仕事を始めたグラフィックデザイナーです。



まず、校正刷りですが、本チャンの刷りでなく、校正のために印刷するのはすべて校正刷りです。
最近は簡易校正だけで本チャンの工程に進めるケースも多く、簡易校正はいわゆる本チャンの印刷とはまったく別の方式で、印刷の範疇に入れない方がいいかもしれません。よって、簡易校正は「簡易校正刷り」とは言わないのが普通です。

いきなり簡易校正の話に脱線してしまいましたが、念校は校正刷りの中に含まれる概念です。
校正刷りを初めて出した時のものが「初校」、「初校(しょこう)」に何らかの赤字(訂正なり修正なり)を入れて二回目に出した校正刷りが「再校(さいこう)」同様に3回目のものが「三校(さんこう)」
大概は多くても「三校」止まりですが、回数を重ねるとどんどん数字を増やして呼びます。
自分は過去に(もう25年くらい前ですが)お客さんの納得が得られずに「七校(ななこう)」だったか「八校(はちこう)」だかまで経験したことがあります。

もちろん校正刷りにもお金がかかるので、例えばページ物のうち、何度か校正刷りを重ねるうちに、ごく一部だけに必要(他の箇所はOKになっている)場合は、そのページやその台だけ校正刷りを出してもらうことがあります。
ページ数が少ない分安上がりだからです。それが「念校(ねんこう)」です。「念のため校正」ですね。

自分の仕事の場合、最近は簡易校正で済ませることが多いので、校正刷りを出してもらう時は見積もり段階でも何回出すかを決めて見積もってもらうことにしていますが、校正刷りをだしてもらうことが普通だった頃は再校までは見積もりに含まれていました。これは印刷会社によっても違うでしょうし、出版と商印(商業印刷)でも一般的とされる回数が違うので確かめた方がよいです。

「責了」は「責任校了」の意味で、さらに訂正や修正などの赤字はあるけれど、再度校正刷りを出すには及ばない~という場合を言います。おそらく「責任は(赤字を入れたこちらで)取るから、修正はあるけれど印刷所で直すことを前提に校了するよ」ということだと思います。
「校了」はもう訂正や修正はまったくなく、このまま本チャン刷りの工程に進めてください。ということです。

JMPAについては最近そちら方面の仕事をしていないので、責任をもってお答えできません。
自分が「JMPA」でググった範囲では理解できたつもりですが、これは雑誌などのように多くの原稿作成者がいて、タイトなスケジュールの中で校正(この場合は色校正)しなければならないという事情を踏まえて理解する必要がありそうです。
ご質問者様はどのような立場で、どのような印刷物に関わっておられるのでしょうか?
それも補足されたら、よりわかりやすい回答がつくかもしれません。
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この回答へのお礼

回答が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
とても参考になりました!

お礼日時:2010/07/08 19:56

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