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本文の青焼きに赤字を入れて印刷所に戻す際、
「1ヵ所赤字を入れると、その箇所やそのページだけで済むのではなく、その折すべてを出し直すことになるので、その分費用がかかる」また、
「1ヶ所赤字を入れたなら、そのページが含まれる折はどうせすべて出し直しになるので、その折であれば何ヶ所赤字を入れてもいい(料金が変わらない?)」

――などのことを聞くのですが、青焼きの修正のしくみ(やり方)、またどのように料金が計算されるのか、そのあたりのことをなるべく詳しく教えていただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 18OSXさん。回答ありがとうございました。
    質問は、製版フィルムからの文字通りの青焼きについてです。

      補足日時:2015/02/17 03:27

A 回答 (2件)

>製版フィルムからの文字通りの青焼きについてです。



そうでしたか。今でもあるんですね。
と言うか、昔のフィルム時代の版下原稿なのでしょうか?

もしそうだとしたら文字の削除や追加は大変な(今となっては、です)手間です。
版下には写植文字が貼りこまれていますが、まずそれを
訂正箇所が及ぶ分だけすべて印字しなおさなければいけません(※後述あり)。
数行で改行されていれば簡単ですが、数十行に及ぶと大変です。
さらにその写植紙を版下に貼り込んで完成させ
それを製版カメラで撮影して製版フィルムを作り
そこから感光紙に露光して「青焼き」を作ります。

※(後述部分)
中には写植文字を細かく切り離してひと文字分の隙間を作って追加文字を貼り込むとか
その逆に、隙間をあけて文字を削除した部分を埋めるなどもしますが
追加文字や削除文字が数文字になればそれはできません。

そこまでの作業はすべて本番と同じ手間と材料を使います(と言うか、もう本番作業そのものです)。
その出来上がった製版フィルムを使って便宜的に青焼き校正を出すんです。

今はその「製版フィルムを作る作業」の前までがすべてパソコン内で行われて
製版フィルムを作る代わりにコピー用紙にプリントされるのですから
文字修正はすべてパソコンでのワンタッチ作業、
校正出しもフィルムを作らずにプリンタからの出力で済みますが
当時はそんなふうでしたから、修正の具合で人件費や材料費が変わってきました。

また、冊子のばあいでは「面付け」という作業が必須ですが
製版フィルムは面付けをして作られますから
例えば16ページに面付けされたフィルムの場合なら
その中の1ページに修正がでても16ページ分のフィルムを作り直さなければいけません。
さらに、もしページそのものが飛ぶような修正になれば
そのあとの単元にかかるすべての版下と製版をやり直さなければいけなくなります。
それが

>その折すべてを出し直すことになるので、その分費用がかかる」

という事の意味です。

---

そんな手間も考えて昔の冊子原稿もデジタルデータに作り直しているようですが
まだフィルムのままだとすると手間ですね。

それよりも、まだその製版フィルムの前の段階の「版下」が無事に残っているか?
それが心配になります。
版下がないと製版フィルムから版下を作り直さなければいけませんから
更に手間と費用がかかります。
ついでに、「写植」を打つオペレータが生存(大袈裟)しているのか?
そもそも「写植機」が稼働しているのか?など、次々に心配が膨らみます。
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この回答へのお礼

詳しく且つわかりやすく教えていただきありがとうございます。
今後も関連の質問をさせていただくかと思います。
質問がくどくどしくて申し訳ありませんが、お暇なときにおわかりになる範囲で答えていただければ嬉しいです。

お礼日時:2015/02/17 14:20

書籍の制作についてはあまり詳しくありませんが、今でも「青焼き」なんですか?


私が関係している出版社はすべてプリンタ出力で校正を出してきますが。
それともプリンタ出力を通例として「青焼き」と呼んでいるだけなのでしょうか?

それはともかくとして
昔の活版や写植の時代ならともかく、今のDTPでの校正~修正なら
文字の訂正作業は簡単ですから別料金なんてかかりません。
一文字削除すればその単元のテキストがすべて自動的に書き換わりますし、
文字の追加も、改行の変更も同じくワンタッチです。

もちろん、改行のない連続したテキストが数十~数百ページに亘っていれば作業性は落ちますが
普通に考えればそんな原稿なんてないと思います。
文章はせいぜい数行で改行されますし、「章」や「単元」もありますから
滅多なことがないかぎり「すべてを出し直し」になんてなりません。

そもそも、校正者が現場作業に気を遣う必要はまったくありません。
逆に、そんな気遣いが作業の支障になることが多いくらいです。
必要があればどしどし修正を入れましょう。それが校正者の役目です。

---

で、もし本当に今でも「青焼き」が出てくるのなら、おそらく「版下」の作業かもしれませんね。
それだと一文字の削除や追加が大きな影響を及ぼす場合もあります。
それについては必要なら補足してください。
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