

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
通常は、職業裁判官1人に陪審員12人(6人という場合もある)で構成します。
基本的に、審理の進行は裁判官が行い、何を証拠に採用するかや証拠の持つ意味・限界の説明、検察、弁護側の異議申し立てに対する決定などはすべて裁判官の任務です。そうして法廷でのやりとりを聞いていた陪審員が、今度は裁判官抜きの密室で評議を行い、被告人の有罪・無罪を決定します(決定は最終的に全員が一致して評決することが必要で、どうしても一致できない場合は陪審員を入れ替えて最初から審理が行われる)。決定を受けて裁判官は、有罪の場合は量刑を、無罪の場合は釈放を宣告するわけです。
ここまで書けばおわかりの通り、日本の裁判員制度は量刑まで決めること、評議の際には職業裁判官と同じ重さの「一票」を裁判員が持ち、決定はその多数決で行われること(ただし、裁判官の一人以上が賛成しない限り有罪評決はできない制限がある)、評議の際には裁判官と同じ場所で議論を行うこと、が米国の陪審制度との大きな相違点です。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
人気Q&Aランキング
-
4
死刑執行について。あなたに次...
-
5
国際刑事裁判所と インターポー...
-
6
裁判官はチャットGPTで判決文を...
-
7
入学辞退と大学授業料支払
-
8
「100円総取りじゃんけんゲ...
-
9
ガーシーが逮捕されたら、どれ...
-
10
飲酒運転でも事故ってなければ...
-
11
スシローで湯飲みや醤油入れを...
-
12
NHK受信契約について、 「支払...
-
13
冤罪事件の捜査の責任は誰が取...
-
14
高速道路からの距離と大気汚染
-
15
日本の裁判はどうして長いの?
-
16
安倍晋三と共に中川昭一の「越...
-
17
【公職選挙法】 個別の家へのビ...
-
18
商工会議所に対してのクレ―ムに...
-
19
ほっともっとを訴えたこの加盟...
-
20
元公明党の矢野絢也氏は今はど...
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter