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No.3ベストアンサー
- 回答日時:
汚水管の勾配は、集水量に応じて流量計算によって決めていきます。
ただし、あまり流速が遅くなると実流量が小さい場合に十分流れないことがあるので、ある程度の流速が確保できるようにします。基本的には0.6m/sec以上です。実際の勾配は0.5%程度で設計します。ただし、地形的にあまりにも埋設深さが大きくなりすぎると、施工はもちろん、維持管理も大変になります。そのため、ある程度の深さになったところで、ポンプによる圧送を行います。小規模な場合はマンホールポンプといって、マンホールの中にポンプ施設を設けることもありますが、それなりの規模の場合は専用の用地を確保してそこにポンプ場を設置します。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/11/17 09:03
回答ありがとうございます。私の家から最寄の下水処理場まで3,4キロも離れているのにどのように土管に傾斜をつけて処理場まで下水を流しているのか常々興味がありました。緻密な計算をされているのですね。それとポンプを使っているとは全く知りませんでした。勉強になりました。
No.2
- 回答日時:
実際、下水処理場を持たない市町村もあってその場合には隣接若しくは処理をお願いできる近くの行政へ委託している。
下水管の敷設工事に先立ち、設計するために上流と下流までの高低差を測量をします。
下水道の枝管(各敷地に接する道)の勾配は地上の高低差には関係なく上から下まで1.5/100~2/100の傾斜が付いています。
うまく設計するもんです。
その枝管が集まる県道や国道にある管はかなり深くに埋設されているので、そこには落とし込まれて処理場まで流れます。
処理場も海に近い、つまり川下に造られています。
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