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娘が、吹奏楽部でFシングルホルンを吹いています。
今年から始めた初心者です。

今度、部内で個人演奏会があるとのことでホルン用の楽譜が欲しいとの
ことで、ホルン名曲集なる楽譜を購入しました。

しかし、娘が言うには、Horn In F と書いていない楽譜は、吹いていて
違和感があり変だと、いいます。(私には、わかりませんが・・・・)
(娘は、3才からピアノをやっていて音感は結構良いようです・・・)

普通のホルンの楽譜はB♭用なのでしょうか?
娘は、変調して使おうかなと言っていますが、どうでしょうか?
私は、そのままでいいと思いますが・・・

ホルンのことは、全くわからないので教えてください。

A 回答 (4件)

C,D,Eb,E,F,G,A,Bb。



フレンチホルンの調性は沢山あります。

オーケストラの曲の中では持ち替えて演奏することもしばしば。

違和感があるというのは、たぶん原曲をご存じで、それと出している音が違う音だと気づいたか、
伴奏があって、その伴奏と自分の音が合ってないと分かったからじゃないかと思います。

その場合は、その管の調性に合わせて転調した楽譜を作成して使用する方法が一般的です。
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有る程度音感が有るなら、


あえてFホルンの楽譜を探さずに、静かな曲を吹いていてはいかがでしょうか、
例えば、Fホルンでは有りませんが、新世界第2楽章や、≪オーボエです≫
後取れんペットの旋律も吹けますので、いろいろ出てくると思います
後は娘さんがどれだけ、移調出来るかです
ホルンでもF様の楽譜も有ります、
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中学・高校の吹奏楽部レベルでのホルンの楽譜はinFがほとんどです。


ホルンは管長の短いB♭シングルや、FとB♭を切り替えられるダブルホルンがありますが、吹奏楽曲におけるホルンパートでinB♭(ベー)という楽譜は少ないです。
ダブルホルンではB♭での指使いもinFで覚えて、F管での指使いと同レベルの自由度で切り替えて吹くのが一般的です。

吹奏楽曲の中にはアルトと同じようにinE♭(エス)で書かれた楽譜も数多くあります。
その場合には、F管はEs(管)よりも全音(半音2つ分)高いので楽譜の記譜音を全音下げて吹きます。
また、昔のホルンはE♭管が多かったこともあり、モーツァルトのホルン協奏曲などのようにinE♭で書かれた楽譜も多いです。
F-B♭ダブルホルンが普及してきて現在の吹奏楽部では少なくなりつつありますが、inEsの楽譜に書いてあるままの音階で吹けるように、マウスパイプに続く部分あるいは主調整管をE♭替管に差し替えるタイプのFシングルホルンやナチュラルホルン(バルブの無いホルンの原型に近いホルン)もあります。

バロック時代では、まだホルンがバルブが無くて音程を自由に変えられず、自然倍音(金管楽器においては、バルブを使わないで出せる音)とベル(朝顔状に広がった音の出口部分)を右手で塞いで音程を変える方法では出せない音階があり、それを補間するためにF管以外にもD管やC管などが作られました。
ナチュラルホルンしかなかった当時はウェーバーの「魔弾の射手」のようにホルンパートの1st・2nd(inF)と3rd・4th(inC)で違う調の楽器を使ったり、奏者が楽器を持ち替え(多くの場合は替管交換)たりすることも行われていましたが、現在ではそのような曲を演奏する場合でも曲の途中で楽器を持ち替えることは滅多にありません。

ホルンは移調楽器ともいわれていて、楽譜が様々な調で書かれ、それを使用楽器の調に移調しながら演奏することがしばしばあります。
特に、交響曲では、inAやinD、inCなど曲の途中で何回も調が変わって書かれている曲が多いです。
例えば、ワーグナーの「ローエングリン」のホルンパートの楽譜はinE,inD,inE♭,inF,inG,inA♭,inA,inC,inB♭が行き交っています。
ホルン名曲集であればバロックやロマン派の時代の曲が含まれinF以外の楽譜もあります。
中学や高校の吹奏楽部レベルでは楽譜を移調して書き直したものを作って(出版社によってはinFに書き換えた版の楽譜もあります)、それを見ながら吹くことはあっても、プロのホルン奏者はそのような手間の掛かることは通常しません。楽譜に書かれている調に応じて頭に中で切り替えてその楽譜を見ながら演奏します。
ですから、ホルン奏者は実音の高さを感覚的に覚え、移調読みに慣れることが必要です。

Horn(またはCorno)inFと書いていない楽譜は吹いていて違和感があり変だという人は頭の柔軟性が足りないということでオーケストラのホルン奏者には向いていませんが、娘さんがHorn in Fと書いていない楽譜は吹いていて違和感があり変だと言うのは、そういうことではなくて、inFではない楽譜を移調しないでそのままの音階でF管で吹くからではないでしょうか。
その場合には、調性が違ってくるので、音感が優れた人であれば本来の調に対するイメージと実際に出る音の聴感が異なって違和感をおぼえるのも頷けます。
音楽は感覚の占める割合が多いので、その感じ方は人によって異なります。
全ての音を半音ずらして演奏しても何とも思わない人が多いですが、絶対音感がしっかりしている人の中にはその違いを感じ取って何となく気持ち悪いという人もいます。


>娘は、変調して使おうかなと言っていますが、どうでしょうか?
>私は、そのままでいいと思いますが・・・

楽譜に従うのであれば、実音が同じになるように演奏するのが理想というか一般的です。
Fホルンのドは実音F(ピアノのファ)ですから、ピアノ(inC)のドレミファソラシドはFホルンではソラシドレミファ♯ソという音階になります。
inB♭で書かれた楽譜のドレミファソラシドの高さは、Fホルンではファソラシ♭ドレミファという音階で吹きます。
移調読みに慣れない段階では、楽譜をinFに書き換えた方が演奏が容易です。

馴染みのあまり無いことを長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。
わずかでもご参考になれば、ホルンをこよなく愛する奏者の一人として幸いです。
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娘さんは相対音感があるものと推測します。



>しかし、娘が言うには、Horn In F と書いていない楽譜は、吹いていて
>違和感があり変だと、いいます。(私には、わかりませんが・・・・)
普通inFと書いてなくても、ホルン用ならinF譜だと思います。
おそらくその名曲集は(何が名曲か分かりませんが)、ホルンが吹きやすい音域にアレンジされていると思います。
原調から移調されてるものも多いでしょうから、娘さんが原曲を知っている曲は違和感を感じるのだと思います。
カラオケを考えれば良いと思います。B'zや小田和正の曲を歌おうとしたら「-3」とあり、変に感じたというのと一緒です。

>娘は、変調して使おうかなと言っていますが、どうでしょうか?
変調ではなく移調と言います。
違和感のない調(おそらく原調)が、娘さんがホルンで吹ける音域、調であれば移調しても良いと思います。
ただし、音域が高すぎたり低すぎたりする可能性があると思います。
移調されているのには理由があるはずですから、原調に戻せば何らかの支障が出ると思います。

>私は、そのままでいいと思いますが・・・
私も、そのままで良いと思います。
きちんと出版されている楽譜には意味があるはずです。
その楽譜の調である必要性があると考えられます。
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