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スコットのCR1というロードバイクにはCOMP,TEAM,PROという3グレードがあるようですが、これらのフレームは同一品でしょうか?
カタログではCR1-PRO(36.5万円)のフレームが単品で22.8万円ということになっていますが、要するにこのフレームがCR1の3グレード全体に展開しているのでしょうか?
もしそうだとすれば、最廉価のCOMPに至っては車両本体価格24.5万円ですので、フレーム価格を差し引くと、差額は僅か1万7000円に過ぎず、これで主要パーツには105系のコンポーネントを使いながら自転車1台が完成していることになりますので、その「からくり」が理解できません。
TEAMにしても差額3.3万円で、こちらはほぼオール105系で完成していることになります。
そもそもPROの場合、差額13.7万円ではアルテグラのグループセットとキシリウムエリートの足し算だけで満額を超過するはずであり、「サドルは?」「ハンドルバーは?」って思います。
このあたりのコストの合わせ込み方法の「からくり」およびメーカーとして、これほどまでお得な価格設定の完成車(逆に言えばこれほど割高感のあるフレーム単品設定)の「狙い」は何ですか?
現在、ロードバイクの購入を検討中なのですが、なにぶん初心者にて初歩的な部分をお聞きします。
よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

単純にフレームの原価はそれほどまでに安いのだと思います。


だってあんなもの冷静に考えて20万円もかかるはずありませんよね。
半額くらいじゃないでしょうか。

売れ筋は完成車なので、利益は削っても沢山売りたいのだと思います。
コンポもシマノから絶対安く仕入れてますよ。これも半額くらいじゃないでしょうか。

僕らが買う定価やネット価格なんて乗せ乗せ価格です。信じてはいけません。

ただフレーム単品だけ安く売るのは、数も少ないし、完成車の価値を下げますから
少し高めに設定されているようです。ブランドを維持するのが一番大切ですからね。


アパレル業界なんて10000円のシャツの原価1000円くらいですから
自転車業界もある程度そういうもんだと理解しています。

僕らは雑誌などの「ウンチク」に乗せられて高い買い物をしているわけです。
ただ最近は競争が激しくなって、かなり利益率がさがっているでしょうね。
適正価格に近づいているんじゃないでしょうか。良い傾向だと思います。

お金がある人は完成車を買ってパーツを売ったほうが
最終的にはお徳になるでしょうね。でもめんどくさいし工賃や手間を考えたら・・・

ちなみに秋に自転車屋さんに出回るメーカ処分品の業界値段はびっくりする値段です。
これが原価なんだと思い知らされます。半額より安いです・・・

いろいろ書きましたが、ScottのCR1とってもいいフレームだと思います!
僕も欲しいです。
価値はあなたが見出せばいいと思います。趣味の世界に適正価格なんてありませんから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かにおっしゃることは理論的にもじゅうぶんあり得るハナシというか、整合性のある話だと思いました。でもまあ、そう考えると敵もさるもの、上手い商売しますよね。こっちは部品捨てたくないからフレーム単体を買ってきて好きなコンポーネントで仕上げるか、と思ってどんなに電卓弾いてみても割高。さりとて割安に完成車買ってきても「そのあと、ここを換えて、あそこを換えて・・・」って考えたら、それも割高。消費者側でウラをかくことができないような設定が心憎いですね!

お礼日時:2010/12/13 01:56

フレームを買ったらコンポがおまけに付いてきたという自転車ですね。

このからくりは#3さんの回答通りと思います。シマノのコンポの値段は二重価格どころではないようです。年間購入量によってメーカー納入価格はかなり違うようです。三分の一以下まであるようですね。

実は私はメーカーにコンポの変更を無理にお願いしたことがあります。フルティアグラからフル105への交換ですが、ハンドルにバーテープまで巻かれた状態での工場出荷のためむき出しの105がプラスされて送られてきまして自転車屋さんが交換してくれました。自転車屋さんへの交換工賃込みで?万円プラスでした。メーカーはティアグラはいりませんとのことですから完成車外しの新品でオークション等に出せば幾らかで売れたでしょうね。ですからコンポ自体は馬鹿みたいに安い価格です。

ご質問者さんと同じ疑問を抱いて自転車屋さんにメーカーに聞いてもらったことがあります。自転車メーカーとは実質はフレーム販売メーカーですからフレーム一台あたりの利益はコンポが付こうが付くまいが同じに設定しているようです。つまりフレーム単品での価格は当然高くなりますし、購入者はそれを承知して買うのだから「高くても良いでしょう」と言う理論です。ある意味では当たり前の企業論理と思います。フレーム単品など「売れないだろう」と聞くと「いや、たまにコンポを移植したいという物好きが買うよ」との答えです。

私は内情を知りまして現在はメーカー製の数千円程度のステムとクランクが欲しいためだけで完成車しか買いません。コンポの寿命、特にクランクのチェーンリングの寿命は案外短いですからクランクで車種を選ぶと言った馬鹿なことをやっています。ホイールは自転車屋さんに売ってもらいます。ハンドルは自転車屋さんに捨ててきます。サドルは乗ってみないと分かりませんので持ち帰ります。とりとめのない話になりましたが参考になりましたでしょうか。
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この回答へのお礼

>現在はメーカー製の数千円程度のステムとクランクが欲しいためだけで完成車しか買いません。コンポの寿命、特にクランクのチェーンリングの寿命は案外短いですからクランクで車種を選ぶと言った馬鹿なことをやっています。ホイールは自転車屋さんに売ってもらいます。ハンドルは自転車屋さんに捨ててきます。サドルは乗ってみないと分かりませんので持ち帰ります。

自転車メーカーの内情を知り尽くした方による究極の賢明な買い方かもしれませんね。大いに参考にさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/13 11:59

まあ、簡単に言ってしまえば、コンポやホイールなどのパーツも、我々が店で買う値段と、自転車メーカーが完成車用に買う値段はぜんぜん違う、ということですね。


たとえばコンポ一つ取っても、我々が小売店で買う値段は、シマノの卸価格に問屋の儲けと小売店の儲けが乗った価格です。
完成車メーカーがシマノから買い付ける価格は、おそらく問屋に卸す価格よりさらに安いはずです。
なにしろ、毎年何千台、何万台という自転車を作るのに、その大半にシマノ製品を使ってくれるお得意さんですから、小売店向けより安くなって当然です。
しかも、おそらくメーカー向けは梱包も化粧箱になど入っておらず、ビニールに包まれて数十個単位でダンボールに入っているだけの簡易包装でしょう。
そういうところでもかなりコストは削れることでしょう。
なので、おそらく完成車についているパーツ類は、原価を聞くと小売店で買うのがバカらしくなるような値段で仕入れているはずです。
単純にフレームやコンポ、ホイールの値段の足し算にはなりません。
ジャイアントが「これで商売になるのか?」と思うほどのムチャクチャな値付けができるのも、世界一の生産台数を誇るジャイアントならではのスケールメリットのせいでしょう。
あと、シマノはおそらく「下請け」という立場ではないですよ。
それどころか、今自転車業界で一番強い立場ではないでしょうか。
シマノが「あんたんとこには、もうパーツ売ってやんない」と言えば、そのメーカーはもう完成車が作れません。
ママチャリからクロスバイク、ロードバイクにマウンテンバイクまで、完成車メーカーでそのラインナップに一切シマノ製品を使用していないメーカー、なんていうメーカーはまず存在しません。
それどころか、シマノからのパーツ供給がストップすれば、その大半が生産継続不能になります。
特に、安いグレードのパーツの充実度は、カンパやスラムでは勝負になりません。
一番売れる10万円以下の安いグレードのロードやマウンテン、クロスバイクなどに使うパーツは、シマノなくして成り立ちません。
なので、「下請けを泣かせる」どころか、へたすりゃ「シマノに泣かされる」立場だと思いますよ。(笑)
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この回答へのお礼

なるほど!目からウロコです。確かにメーカー向けと一般ユーザー向けで値段が同じわけがありませんよね。実は当方、BS/CSアンテナのメーカーで設計をやっているのですが、アメリカの大手家電メーカーの純正アンテナとして弊社でOEM生産しているものは月産5万台作って1個あたり22ドルです。それで、一般顧客用の補修部品としても同じものを月産数百台卸しているのですが、そちらは64.8ドルです。約3倍ですね。ほとんどそれと同じ発想ですね。自転車の世界でもじゅうぶんありえるハナシなんだろうな、と思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/13 01:49

確か一緒のはずです。




で。
完成車を買う人は、言ってみれば「ご新規」さんが多いですから。
次もよろしく。ということでサービス価格にした。といったところでしょうか(携帯みたいに)

で、フレーム買いする人は、すでに乗って「分かっている人」であって、更に言えば、パーツだけ買って1台組もう。という人ですから、儲けが少ないです。

ですから、フレームは高く。完成車は安く。となっているのだと思います。

ただ、完成車の場合、ハンドル、サドル、ホイールといったものは、廉価品(要は安物)が多く、不満が出て交換していくと、結果的にフレームとコンポしか使えず、最初から組んだほうが安くなる場合が多いです。
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この回答へのお礼

なるほど。
でも「次もよろしく」というメーカーの「思い」は理解できますが、そこはやはり儲けが出ない以上は熱いサービス精神だけでは単なる慈善事業になってしまって商売としては成立しませんよね?「携帯みたいに」サービス価格にした、とのことですが、携帯の場合は極端なハナシ本体¥0でも月々の通話料に上乗せして着々と元が取れるわけですから、そこは自転車とは基本条件の部分で最初から少し違うのではないか、と。あと、ここではSCOTTを例に挙げさせてもらってますが、他社も含めて通常は完成車の販売元はフレームメーカーであって、コンポの部分はシマノやカンパ等に作らせてますよね?そしたら「フレームは高く。完成車は安く。」という戦略といっても、それだったらぶっちゃけ「自分とこの内作品には利ざやを乗せて。あとは外注さんには泣いてもらって」ってことですよね?それでビジネスとして成り立つのかな?という疑問です。ビジネスとして紳士的か汚いか、という商いの道徳論のハナシではなく、「どんな狙いでそうするのか?」という目的論でもなく、単純にこれがビジネスとして成り立つ「からくり」が知りたいのです。

お礼日時:2010/12/12 22:21

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