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もう何年も前の洋酒のCMでしたか、
渡り鳥である雁は、小枝を持って帰郷すると。そして、海上では、この小枝を止まり木にして羽を休めると。ただ無事に帰れなかった鳥の分だけ、浜辺に小枝が漂着し、その小枝を集め供養すると。

これって、真実なのでしょうか??2点ほど?
まず、本当に小枝を持って渡るの?そんな習性があるのでしょうか。
また、小枝を集めて供養する風習があるのでしょうか?あったら、そこは、どこの地域なんでしょうか?

A 回答 (2件)

このご質問は,むしろ文学系のカテゴリーの方が適しているかも知れません。

極めて古い民話のようです。#1さんのご指摘のように,雁にそのような習性はありません。

「小枝を集めて供養する風習があるのでしょうか?」
民話では,津軽地方で,春に小枝を集めて炊くお風呂を「雁風呂」(がんぶろ,かりぶろ)といい,俳句の春の季語にもなっています。しかし,津軽にはそのような風習はないと思います。

江戸時代までは,木の伐採は厳しく制限されていました。特に雪国では,蓄えの薪が春になると乏しくなり,冬の荒海が収まった春の浜辺で拾う流木は大切な燃料源でした。また,裏日本では,昔は雁の大集団が北に渡っていったものです。それらが合わさって出来た,悲しい民話と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
今まで、僅かでもいい夢みさせてもらっていました。
どんな形にせよ、供養する神事でもあれば、
との、思いもありましたけど。

民話であっても、なかなか、機微に触れるお話ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/30 09:50
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ちょっと、淋しい気もしますね。

お礼日時:2003/08/30 09:44

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