電子書籍の厳選無料作品が豊富!

法律のカテゴリーではないので、ハンムラビ法典の是非について聞くものではありません。

【質問】
故意によって他人に危害を加えたものであれば、同じだけの危害を加害者も受けるべきだというのは正しいと思いますか?

※相手に同じものがない、または故意かどうかわからないというのは議論がこじれるのでなしの方向で。

目には目を、歯には歯を、死には死を・・・

A 回答 (12件中11~12件)

それは、自然法(自然界の自然淘汰の原理の反映)では許されますが、


組織化された社会集団の構成員同士の間の争議は、法に基づいてのみ
処罰されるので、被害を受けた個人に反撃の権利はありません(臨時的
な正当防衛は除き)。

一方、社会組織の規範は、「構成員の社会性の維持」と「社会全体の
最大限の利益」の観点から制定されるので、必ずしも「目には目を」には
なりません。
それは日本の刑罰の本質が、「処罰」ではなく「更正」であることからも
明らかです。
もちろん、「目には目を」という厳しい罰により、「構成員の社会性の維持」
が促進されるだろうという考えもありますが、社会全体としては、囚人を
管理するのもコストのかかることであり、可能ならば真っ当な人間になって
生産に復帰してくれる方が“お得”だという考えも成り立つのです。
現実は、その中間にあり(死刑は「更正」ではない)、百%「目には目を」
とは言えない、というのが正しいでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

相変わらずすごいですね。
いったい何を勉強すればそうなるんでしょうか。
何かオススメの書籍でも教えていただければ幸いです。

お礼日時:2011/01/18 13:14

人の心理としては当然でしょう。



なので、前にあった大阪の二児を殺した母親には、同じ目に合ってもらいたいと思います。

しかしながら、そのような事を言えるのは、実際被害にあった被害者本人だけだとも思います。もちろん、遺族も被害者に入ります。

以前、それまでは「死刑反対」の中心になっていた弁護士が、自分の奥さんが殺されてからは「死刑賛成」に回ったと言う話を聞いた事があります。

世の中には「自分が同じ目に合わないと分からない」輩がいるのも事実です。
自分のした事が、どれ程の事だったのか、分からせると言う手段では正しいと思いますね。

ただ、議論がこじれそうですが、情状酌量の余地がある事件があるのも事実。
ま、おおよそにしてそのような人は、自分も同じ目に合う事を「覚悟」している人が多いですよね。

難しい所です。。。

この回答への補足

下の回答のような意見もあります。

補足日時:2011/01/18 12:50
    • good
    • 0
この回答へのお礼

刑罰は被害者の気持ちの問題であるということで。
ありがとうございました

お礼日時:2011/01/18 12:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す