vmstatについて

vmstat -aにて表示される内容で、
アクティブなメモリと非アクティブなメモリがあると思いますが、
アクティブ・非アクティブとはどういう意味なのでしょうか？

よろしくお願いします。

No.1 回答者： 4WcPux6m2g04nKW 回答日時： 2011/01/31 10:12

若干、記憶が曖昧ですが、ご了承ください。

activeは、キャッシュメモリの内、最近アクセス「した」ページで、開放「対象外」のページ
inactiveは、キャッシュメモリのうち、最近アクセスの「ない」ページで、開放「対象となる」ページ

だったはずです。

Linuxは、メモリはあればあるだけ幾らでも使います。
それは、ディスクの内容をメモリにキャッシュしておき、再度アクセスが発生する際にレスポンス良く応答する為などに用いられます。

つまり、メモリリソースとしては、「空きメモリ量 + inactiveメモリ量」分だけ余力が残っていることになり、それだけ何らかのプログラムを動作させる事ができます。
新規にプログラムを動作させる場合や既存のプログラムが更にメモリを必要とする場合で、かつ空きメモリ量だけではメモリが不足している場合は、inactiveメモリを次々と開放して、そのメモリを割り当てます。
しかし、inactiveメモリの減少は、レスポンスが悪化する「可能性」があることに注意してください。