この人頭いいなと思ったエピソード

3人の子供を育児中ですが、
アレルギーに関するある本を読んで、日本の常識的育児の間違いとして、
離乳食とおしゃぶりについて指摘がありました。

簡単に言えば、
・おっばいをやめ、離乳食をはじめる(一般に5ヶ月)のが早すぎる
      →本来は2歳くらいまでおっぱい(ミルク)中心の食生活でよい(腸機能の観点から)
・おしゃぶりをあまり良くないものと捉え、なるべく早くはずそうとするのは間違い
      →おしゃぶりは口呼吸を習慣づけ、咀嚼力をつけるのにとても有効。
        幼児期まで使用が理想
という指摘でした。

こうした育児常識は日本だけのもので、
欧米では、離乳食を始めるのはもっと遅く、
おしゃぶりは3~4歳くらいまで使用が推奨されている
と書かれていました。

全体にとても興味深いことが書いてある本でしたが、
特にこの2点について気になりました。

欧米ではいつ頃から離乳食を始めるのでしょうか?
おしゃぶりは幼児期まで使用しているのでしょうか?
(確かに写真などでもびっくりするくらい大きな子が
   おしゃぶりしているのを見かけたりしますが)
ご存知の方ありましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

欧米と言っても、様々な国に依って考え方は違いますし、その国の中でもまた様々な考えがあるので、ひとくくりにはできませんね。


書かれている内容は「西原式離乳食」と言う日本の東大卒の西原医学博士の定説の様ですね。西原氏はまた色々な方の考えに共感され、自分自身の考え方を作りだしておられる様です。
私はオーストラリアで出産、育児中で5ヶ月の子供がいます。先日、保健師から離乳食の与え方についての説明を受けてきた所です。
オーストラリアでは母乳育児を強く推奨していて、最低でも生後2週間まではオシャブリや哺乳瓶を使わない様に勧めています。乳首の吸い方とオシャブリや哺乳瓶の吸い方とは違う様で、赤ちゃんが困惑するそうです。それからも本人の希望に依って哺乳瓶やオシャブリは使用できますが、「勧めている」わけではないようですよ。
離乳食においては、現在の日本の一般的なやり方と同じで、生後4ヶ月以前は母乳、ミルク以外は与えない。それ以降、生後6ヶ月前後で赤ちゃんが食べ物に興味を示し、舌の押し出し反射が少なくなった頃にライスシリアルに母乳やミルクを混ぜて茶さじ1杯/日から始めるとされています。鉄分が不足する理由から生後7ヶ月までには始めるのが望ましいとされています。
ですが、インターネットが普及している今は、色んな情報がいくらでも手に入るので、保健師の指導はあくまで一般論であって、西原式の様な考えに賛同されているかたも居ますし、そこまで極端でなくとも、離乳食開始が7ヶ月以降の人もいますし、色々ですよ。
4歳頃になってまでオシャブリを加えている子も見かけますが、オーストラリア人の友人や夫には不自然に写るらしく、それが一般ではなさそうですね。またオシャブリを長く使用している人も、鼻呼吸の理由からでなく、ただ単に、子供がこれで愚図らないからという理由で長々と使っている方も多い様です。
余談ですが、西原式に切り替えて、子供の体重が激減して栄養失調になった事例もある様で、うまくいく人も居るのでしょうが、みなにうまくいくとは言いきれないものだと思います。
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この回答へのお礼

お礼がすっかり遅くなり、失礼しました。

西原式!
ドンピシャリ!です(^^;
良くご存知ですね!

オーストラリアでは、
おしゃぶりは特に推奨されてはいないのですね。
私も3人を産んだ母乳育児推進の病院では、
「赤ちゃんが混乱するから」という理由で、
哺乳瓶・おしゃぶりといった「ゴムの乳首」は
できるだけ使わない、と指導を受けます。

離乳食の進め方も日本と似ていますね。

西原氏の考え方は
離乳食に限らず、いろんな面において
今の日本では「非常識」と思われるようなことばかりです。

でも、人工骨髄液を開発したという西原氏が、
ヒトの体の基本的なシステムを根拠に唱えられている様々間考え方は、
正しいのではないだろうかと私は感じています。

でも、「2歳半まで母乳で育てる」など、
「本当はそれがいいのかも」と思えても、
なかなか実践する勇気がありません・・・m(--)m

親として、子供に何を選択してやるかということは
とても難しいですね。

オーストラリアで子育て中のご回答者まさからの経験談、
大変参考になりました。
ご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2011/02/08 00:53

 はじめまして。

現在米国在住の者です。私は育児書をいくつかを読んでいましたが、
どうもそれを書かれている方(お医者さんなど)によっても意見が違うように思います。

 米国の私のまわりでは、(本当かどうか知りませんが)おしゃぶりは歯並びを
悪くするから、と言って誰も使っていませんし、私が出産した病院でも推奨されたりは
していませんでした。病院(院長先生など)によっても考えの違いがあると思います。

 離乳食き関しては、私のまわりでは普通5ヶ月前後から、現在の日本とほぼ同じ
ように進めていきます。母乳育児が推奨されていて、病院でも、離乳食開始後も
母乳はできるだけ長く続けるように、と指導されました。

 ただ驚いたのは、(病院では良くないと言われる事だと思いますが)
一般的な家庭では、1歳前後の子供に、喜ぶからと言って着色料たっぷりの
カラフルなクリームでコーティングされたケーキや、カラフルなグミやソーダを与えたり
しているのです。大人の私が食べてもしょっぱすぎると思う塩味の濃いソーセージなど
平気で与えているのをよく見かけ、心配になってしまいます。ご存知の通り、米国の
方は大雑把な場合が多いので、あまりあれこれ考え過ぎずにやっているようです。
(全員がそうだという事ではないです。特に上流階級の方たちの中には、
もっと慎重に育児されている方もいます。)

 
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この回答へのお礼

米国でも「おしゃぶりは歯並びを悪くする」
という考えがあるのですか!
かなり驚きです。
写真などでは欧米の赤ちゃんは
おしゃぶりとセットみたいになっているので・・・。

ケーキにソーダにスーセージ・・・
う~ん、アメリカって感じですね(^^;
日本でもそうですが、
やはり考え方、やり方は人それぞれということなんですねぇ。

ただ、母乳育児が推奨されているのは、
先進国ではどこも同じようですね。
WHOで2歳まで母乳を与えることが推奨されているようなので、
それが基準となっているのでしょうか。

ご回答、参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/08 00:58

アメリカで2人の子を出産しました。


産後48時間で退院でしたが、
産まれたその日から、おしゃぶりをくわえさせられていました。
おしゃぶりを私が外すと、
おしゃぶりをくわえる事で、鼻呼吸が身につくとか、舌の使い方を覚えるから、悪い物ではない、
と説明され、またおしゃぶりをくわえさせられました。

離乳食に関しては、私自身がアレルギー体質で、
甥姪に重度の食物アレルギー(大豆、小麦、卵など)がある事から、
主治医と相談の上で、9ヶ月からスタートさせました。
でも、医師からもらった書類には、

 6ヶ月になったら、離乳食開始、野菜を茹でてつぶした物、柑橘系の物を与える
 9ヶ月過ぎたら、小麦を使った物(パン粥やシリアル系)を与える
 乳製品、魚介類、肉、卵、蜂蜜は12ヶ月過ぎてから
 ピーナッツおよび加工品は3歳過ぎてから

と書かれていました。

母乳は、少なくても2歳までは続けるように、と言われ、
それ以降も、子どもが欲しがり、母親が授乳する事が苦痛でなければ、続けて良いとの事でした。


ちなみに、アメリカでも、1970年代には、早期の離乳食開始が良いような風潮があったそうです。
その結果、今の日本のように、アレルギー体質の子が急増し、
研究の結果、早期の離乳食が良くないという事が分かり、
現在では、早くても6ヶ月以降からという流れになったようです。
(私の英語力が正しければ・・・)

ただ、アメリカはいろんな人種の方が住んでいますので、
私が出産した時も、主治医からは、
日本人の子なのだから、日本でのやり方通りにやっても良いし、
赤ちゃんの母親であるあなたが、赤ちゃんの体調や様子を見て、良いと思う方法で進めて行けば良いんですよ、とおっしゃっており、
こちらから相談すれば、指導やアドバイスはありましたが、
私の主治医はあまり五月蠅くはなかったです。
友人たちの中には、母国の育児法を実践して、3ヶ月頃から普通に離乳食を食べさせている人もいましたし、
私と同じように、慎重派で、1歳近くなるまで離乳食を開始しなかった人もいました。
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この回答へのお礼

おしゃぶり!
やはりそうなのですか!
読んだ本にも
「欧米ではおしゃぶりの効用が正しく理解され、推奨されている」
「日本では歯並びが悪くなるなど言われ、正しく理解されていない」
と書いてありました。

magigoriさんおっしゃるように、離乳食に関しても
【1970年代に離乳食に関するある学者(?)さんの論が発表され、
アメリカなどでも早い時期に離乳食を開始する、
という風潮になったが、
アレルギーの子が急増し、改められた。
しかし、日本では改められないまま続けられてしまっている】
とありました。

とは言っても、離乳食スタートは6ヶ月なのですね。
今の日本で受ける指導とあまり変わりませんね。
でも【小麦などが9ヶ月から たんぱく質は1歳過ぎてから】
というのは、日本とだいぶ違ってゆっくりしたペースですね。

時期はともかく、この本で書かれていることと合致しているように思います。
特に、たんぱく質のあげ方に注意がなされていました。
【赤ちゃんの腸は、大人のような悪玉菌から守るバリアーがない。
 (母乳を効率よく吸収できるように)
 その赤ちゃんに、早くからたんぱく質を与えてしまうと、
 バリアのない腸内には一気に悪玉菌が増え、
 その毒素は全身に回り、アレルギーや様々な病気の原因になる】
とのことでした。

一番上の4歳の娘が、それまで何の兆しもなかったのに、
4歳を過ぎて突然、アレルギー性の鼻炎になりました。
ひどい時は全く鼻呼吸ができず、2ヶ月ほど熟睡できない日が続き、
私も真剣に悩んでいます。
下の子たちも、今は大丈夫でもいずれ発症するかもしれない、
と思うと、今から気をつけてやれることがあるならと、
離乳食最中の3女は特に、まだしてやれることは多いように思い、
余計に興味を持ちました。

ただ、ひとつの偏った考えを簡単に鵜呑みするのも
危険だと思うので、ここで質問をしてみた次第です。

実際にアメリカで子育てをなさっている方にご回答いただき、
とても参考になりました。
ありがとうございました!

お礼日時:2011/02/04 15:05

欧米でも、いろんな意見があるみたいですよ。



詳しいことは私は分からないのですが、日本の場合小児学会というのと、小児アレルギー学会
とありますよね。
同じ病気への治療方法でも、指針が微妙に違う事もありますし、簡単に欧米では
こう、と決めつけられません。

質問者さんの読んだ本は、アメリカでの一つの考え方と思った方がいいです。

アメリカの小児学会の指針で、半年から離乳食をスタート、牛乳は1歳から、卵は2歳から
ナッツなどは3歳からというのを見たことがあります。

こちらのサイトも参考になると思います。
http://www.healthychildren.org/english/Pages/def …

最近では日本でも、上のサイトで書いてあるのと同じように、理想は、
6ヶ月まで母乳で育てて、それから、ゆっくりと離乳食を始めるって感じじゃありません?
おっぱいは、あげ続けられる限りOKみたいな感じだし。

うちには4歳の子供がいますが、果汁を与えずに、6ヶ月になって10倍粥からスタート
でしたよ。
おっぱいも、本人が嫌がった10ヶ月まで飲みました。(ミルクは1歳半まで)
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この回答へのお礼

小児科にもアレルギー学会と小児学会があるのですね。

今まで子供たちはアレルギーは無縁だったので、
アレルギーに関しては関心は薄いほうでしたが、
長女が4歳を過ぎてひどいアレルギー性鼻炎を起こすようになり、
いろいろとネットで調べたり本を見たりするようになりました。

実際、アレルギー性鼻炎、アレルギーに関して、
専門家の人でもいろんな考えがある、
というのが感じるところですが、
(すべての病気に関してそうだと思いますが)

結局は「アレルギーは体質を変えないと根治しない。」
という多くの人が唱えている意見に、
私もそうなんだろうなと感じています。

その中で、
・体質を変える=免疫力を高める
・鼻呼吸を徹底する
など、私が気になっていたことが書かれていたこの本に、
あまり気にしていなかった離乳食のこと
(娘は食べ物アレルギーではないので)や、
おしゃぶりのことが書いてあったので、
今まさに離乳食最中の3女について考えるところあり、
質問してみました。

確かに日本でも最近は離乳食は遅めのスタート、
となっていますね。
でもそれでも一般には6ヶ月くらいですよね。
(ちなみにうちは3人とも6ヶ月半スタートです。
 私がずぼらであるのが最大の理由ですが(^^;)

この本を読むだいぶ前に、多府県で子育てをしている友達が
「今は1歳からでよいという考えがある」と言っていて、
その時は「いくら何でも1歳は極端でしょ!!」と思いましたが、
この本を読んでいて、ハタとその友達の言葉を思い出しました。

今1歳になった3女は、
離乳食の本などに書いてあるような基準では食べれません。
うまく噛めずに丸呑み状態です。
1歳ならご飯は【軟飯】が基準ですが、
汁気がないとべぇと出してしまいます。
主人も「基本的に丸呑みしてるなぁ」と言います。

私の離乳食の進め方がまずかったのかなぁ
と思っていましたが、この本を読んで、
本来この月齢の子に噛んで食べる力があるのかしら?
と疑問に思い始めました。


おっぱいは、上は2人とも1歳2ヶ月でやめました。
真ん中の子を出産した時、
「できれば2歳まであげて下さいね~」と言われましたが、
次の子を妊娠したかったので(授乳中は生理がこなかった)、
上の子と同様、1歳2ヶ月でやめました。

3女もどうするかな~
そろそろやめ時やな~と思っていたのですが、
この本を読んで もうちょっとがんばる!?と思案中です。

***********

アレルギーや病気、子供の育て方すべて、
やはり考え方はいろいろありますね。

みなさんのご回答も参考に、
自分なりの考え方、やり方を模索したいと思います。

ご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2011/02/04 14:24

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