
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>光ファイバーの出射側の端面を出た光はまっすぐに出射されるのが一般的な認識
これが間違ってると思いますよ、
ファイバー内を反射しつつ移動しますので、
ファイバー端からの光は散乱光になると思われます
(マルチモードファイバーの場合、シングルモードだと任意の角度を持って出ます、
経路の反射状態によるので角度は不定だと思われます)
通常の光ファイバーコネクターは、
ファイバー端部と突き当てるレンズが存在して、
射出角度をそろえていたと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2011/02/08 13:02
早速のご回答、有り難うございます。
非常に参考になりました。念のため確認させてください。
光ファイバは、出射側の端面がまっすぐであっても斜めであっても、出射される光はいずれも散乱光。
つまり、光ファイバのみでは、レーザービームみたいに光は出射されず、これを実現するにはレンズ等の別手段が必要。
ということでしょうか?
No.3
- 回答日時:
> 光ファイバは、出射側の端面がまっすぐであっても斜めであっても、出射される光はいずれも散乱光。
> つまり、光ファイバのみでは、レーザービームみたいに光は出射されず、これを実現するにはレンズ等の別手段が必要。
シングルモードの場合、散乱しないレーザーを入れますから、垂直からの向きのズレはありますが、散乱せずに真っ直ぐ出てきます。
マルチモードの場合、入射した位置や角度に応じた経路でジグザグに進みますから、
入射した光はその位置や角度に応じたばらばらな角度で反射して進んでいき、出てくる時には角度がばらばらの散乱光になります。
ただし、屈折率と全反射の問題がありますから、±90度完全に散乱するわけではありません。
http://www.tetras.uitec.ehdo.go.jp/mtecnavi/kada …
sinθmax=n1√2Δ で、n1≒1.5、Δ≒0.01 の時のθmaxを求めると、θmax≒12度 になります。
これより角度が深く入射した光はファイバの中を伝わりませんので、
ファイバを伝わるのは±12度程度の範囲内で入射した光だけであり、
出てくる側でも±12度程度の範囲に散乱した光がでてくることになります。
No.2
- 回答日時:
斜めにカットした場合、添付の図のように、光は屈折によってカットしたのと逆方向に曲がります。
また、ガラスの屈折率はだいたい1.5前後ですので、全反射の臨界角は41度ぐらいになります。
45度にカットした場合、この臨界角を超えているので、全反射してしまい、光は外に出てきません。
(実際には、光は、完全にファイバーに平行に進むのではなく、ある程度向きがばらついています。
そのため、全ての光が全反射するわけではありませんが、出射される光が減るのは確かでしょう)

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
『水晶玉』を覗くと反対側の景...
-
XRD
-
フレネルの式の導出について
-
X線と逆格子空間
-
回折と屈折の違いは何か?
-
プリズムについてです。 『図4...
-
偏光依存性のある光学素子について
-
物理の薄膜の干渉についてです...
-
TM偏光とTE偏光
-
安全で安価な屈折率の高い液体...
-
どれが本当の自分の等身なので...
-
フラウンフォーファー回折像は...
-
レーザーのスポット半径について
-
ペットボトルの水を通して見た...
-
男性が後ろ姿を見つめるのって...
-
次の3つの光学上の用語の違い...
-
偏光レーザー光のミラー反射の...
-
凸レンズの上下左右逆の考え方...
-
光の固定端反射
-
薄膜干渉について。強め合い、...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報