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JR京葉線東京駅ホームで電車を待っていると、E233系が入線してきた。
この車両の運転席には貫通扉がない。
地下鉄車両は、火災等非常時乗客がすみやかに避難できるよう貫通扉設置が義務づけられている。
貫通扉のないE233系が地下を走るのは違反ではないのか?

A 回答 (8件)

こんばんは。


鉄道会社で電車運転士をしております。

実は、
質問の回答する以前に、質問者様の抱いている前提に事実と異なる点がありますので、
その点から書かせていただきます。

>地下鉄車両は、火災等非常時乗客がすみやかに避難できるよう貫通扉設置が義務づけられている。

質問者様の中では、火災⇒車両から離れなければ⇒線路に避難
・・・・という前提があるように思えるのですが、
じつは、地下鉄に限らず、火災などの非常事態で乗客を線路に降ろして避難させるなど、そんな危険なことはしません。
地下鉄の車両云々以前に、現代の鉄道車両は全金属製で不燃性・難燃性素材のみで造られています。
焦げることはあれど、あっという間に燃える事などありません。

また、車両が燃えているトンネルや地下鉄線路の中は、銭湯の煙突と同じ状態。
それこそ、そんな線路に降ろしたら、煙にまかれ命の危険にかかわります。
その為、最寄りの駅に急行する方が、安全でかつ確実な避難方法。


また、地下鉄などの車両では、複数の制御ユニットで列車編成を組成し、万が一、制御器が故障しても残りの正常な制御器を使って走行できる設計にしてあります。
地下鉄などの前面の非常貫通路は、火災時の避難の為ではなく、
車両故障で立ち往生した際に、最後の最後の手段で旅客を案内誘導する為の意味合いで使われます。


>地下鉄と地下トンネルの違い

地下鉄は地上の鉄道と異なり、地下を掘削したりと建設費用がその分掛かります。
その為、地下鉄のトンネルは最小限のサイズで造ります。
第三軌条の地下鉄があるのも、上記が理由。
必要最小限のサイズ⇒車両側面から脱出できない⇒前面から脱出する。

しかし、トンネルの場合はトンネル断面が大きいので、車両側面から脱出できます。
その為、前面の非常貫通路は無くてもよいのです。
あの前面から一人ずつ降りるより、車両側面からの方が脱出は迅速にできますから。


その点を踏まえてから回答いたします。

JR京葉線の場合は、地下鉄ではなくトンネル。
その為、違反ではありません。
また、地下鉄車両ではありませんので、前面の非常用貫通路の義務は関係ない事になります。

トンネルの断面を他の地下鉄などと比較するとわかります。
立ち往生などした場合の最後の最後の手段では、車両側面から降りる形なのです。
実際には、車両は不燃性・難燃性であり次駅まで運行できるので、旅客を線路に降ろす事態はまずありません。
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京葉線には201系も205系も走っているのになぜE233系だけ?



地下鉄車輌に正面扉設置義務・・・そんな事はありません。

正面扉設置の義務は法律で決まります。
設置における地下鉄道の車輌基準があります。
それでは東京メトロ千代田線、東西線などは設置が義務になっています。
ここを走るJR東日本のE233系は正面扉がきちんと付いています。

地下鉄車輌の基準は何で決まるかというと、断面積とその車輌との間に出きる隙間の広さです。
トンネル内で車輌とトンネルの間にある一定以上の隙間が出来れば、正面扉の設置は義務ではなく設置努力とかになります。
出きる限りつけてよという事です。
先の京葉線は正面扉がないということは、トンネルと車輌の間に隙間があるという事ですね。
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りんかい線もほとんどが地下を走ってるけど


埼京線の205系がそのまま乗り入れてるよ。
りんかい線車両の70-000形も貫通扉はついてないね。
理由は同じだね。
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 問題が無い事は他の回答者の通りです。



 仮に違反だったとしましょう。
 通勤電車が走る路線ですから違反車両を運行した目撃者はたくさんいます。監督省庁は当然黙っていませんからJRには厳しい処分が下ります。
 ですから運行しても問題が無いか事前によく確認しています。
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京葉線の地下区間は地下鉄よりもトンネル断面が大きいので、


線路横を使って避難することができます。
したがって正面非常扉がなくても入線できます。
そもそも205系や209系もありませんし、かつての103系もありません。

同じ東京駅の総武快速線・横須賀線地下区間も同様です。
かつては地下鉄扱いだったので、非常扉が必須でしたが、
基準の緩和で断面が大きいこの地下区間はトンネル扱いに変更されています。
E217系は初期の車両に非常扉がありますが、
後期の車両は外見を変えずに非常扉をなくしています。
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素人なので、絶対といえませんが、以下のことが当てはまるのではないでしょうか。



・地下鉄等旅客車であっても前面貫通口は義務ではなくなった
・サードレール式の電車ではない
・トンネルの建築限界と車両限界の離隔距離が大きい
・地下鉄に乗り入れしない。

「地下鉄等旅客車
貫通口の必要数 2
列車の最前部または最後部となる車両・専ら機関車に接続される車両・特別な措置を講じた車両 1」

「なお、下記の通り地下鉄等旅客車であっても前面貫通口は義務ではなくなったが、各社の乗入協定等で自主的に貫通口を設置するのがほとんどである。JR東日本E217系のように、トンネルの建築限界と車両限界の離隔距離が大きいこともあり後期の増備車から貫通口を廃止した例もある。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E4%B8%8B% …

同じE233系でも、地下鉄に乗り入れする番代は、非常用の扉がありますし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A …
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京葉線はトンネルの断面積が地下鉄よりも広く取られているため、法律上は山岳トンネル等と同様の扱いになります。


車両の横にある乗降用の扉から避難出来るスペースが確保されていますので、貫通扉は法律上必要ありません。

横須賀線・総武快速線やりんかい線、仙石線、近鉄難波線なども同じですので、これらの路線でも貫通扉のない車両が走っています。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%AB%E9%80%9A% …
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ホームが地下5階であるだけで発車したら地上に出ない?



「地下鉄」の扱いじゃないのでしょう。

ホームが地下にあるのは東京駅に限らず全国に有りますよ。
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