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原発内の冷却水が足りないだけの話で、
どうしてこんなに長引いているのでしょうか?
しかも二度も爆発させるというテイタラク。
当初電源が来れば冷却システムが回復すると楽観的なことを言っていましたが、
どうなっているのでしょうか。
想定外があってはならないはずの原発、その後ももたもたやって
これでどんな地震や津波が来ても安全とよく言っていたものです。

A 回答 (3件)

原発は密閉された空間に燃料棒と制御棒に純水のプールでできています。

今回の状況は、

●燃料棒は加熱している(2700~2800度)
●中性子はでていない(制御できている)
●純水にドブ漬けしたいが、水が蒸発している

で、結果として内部圧力が高すぎて注水できない様子です。

即ち、お家の圧力ナベで蒸気がでているのに、水が少ないからフタを開けずに水を入れるようなものです。蒸気弁からは蒸気が出ているから、ここからはムリ。他に注水できる穴がないから・・・原発は、排気弁やら注水弁はあるものの、内部圧力に勝る送水ポンプが適切でないようです。さらに、担当員が燃料不足を見逃した・・・らしいですが、おそらく、過労で一時的な休憩中のガス欠でしょう。ただ、休憩中とか発表すると、保安院が矢面に立つのでごまかした様子です。

(海水の注水を決心した時点で、東電は廃炉を決断した様子です。ここの原発は40年ほど経過しており、廃炉問題もありプルサーマルで延命中でしたが、これで廃炉が確実です。ここの残骸は、青森県で一時保管と思われます。)
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世の中に完璧な技術なんてあるわけ無いでしょ。


飛行機だっていまだに墜落するし。

爆発っつっても外側の壁だけ。
その外側の壁が爆発してもまだ3つもセーフティラインが用意されてる。


「多少の放射線流出」は想定内ってこと。


炉心が溶けて大量に放射線が流出したら想定外。
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原発ってのは、ゆっくりと時間をかけて稼働させ、ゆっくりと時間かけて停止させるもののようです。



非常事態では、ゆっくりと時間をかけていると何が起こるか判らないので、核分裂反応の性質に反して緊急停止させる、しかも自動的に緊急停止させることになっています。

緊急停止したものの内部の温度が高いままなので、外部から冷却水を送りこんで排熱する必要があります。
水を送り込んで排熱するためにも、ポンプなどの動力が必要なので、その際には送電網から電力を供給してもらいながら低温になるのを待ちますが、福島第一原子力発電所では六基の原発の一部が動いている前提で、送電網からの電力供給ではなく、原子力発電所内の他の原発の電力を使うか、あるいは非常用のディーゼル発電機で動力を賄う事になっていたようです。

今回、福島第一原子力発電所では三基が定期点検中で発電をしておらず、稼働中だった三基が一斉停止したために、非常用ディーゼル発電機だけが頼りになりました。しかし、地震発生後の津波が想定された5メートルよりも高かったため、非常用ディーゼル発電機が水没・全滅してしまい、冷却水圧入の動力が得られなくなってしまいました。

一度トラブルが発生すると、連鎖的に他のトラブルが発生するのは、複雑なシステムで常に起こりえる現象です。

現在は、圧力容器が耐えうる温度・圧力をにらみながら、外部から臨時の動力を接続して冷却水圧入をしているところのようです。

今回の事故は色々な教訓を残しましたが、ひとつ良いニュースは、沸騰水型の原子炉で圧力容器が耐えていることです。
お陰様でウクライナ・チェルノブイリ発電所の様な放射線被害を免れています。

これを教訓として、日本の原子力発電技術が一層の安全性を確保し、世界のエネルギー危機に対応し、人類の危機に貢献できるようになることを祈っています。

この回答への補足

福島第1原発2号機の冷却機能停止
というニュース速報が入りました。
四日目なのに発電機が足りないのはどうしてでしょうか。

補足日時:2011/03/14 16:45
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