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マウス胎児の大脳初代培養を行っております。コーティングはPLLでO/Nで行っているのですが、プラスティックのDishではうまく接着するのですが、PLLコート済みのカバーガラス上ではほとんど接着しません。神経の大半は丸まってしまい、一部のグリアだけが接着できているような状態です。

プラスティックのDishでは問題ないことから、コーティングが原因と考え、神経初代培養の文献を調べたのですが、PDLがいいという人がいる一方、PLLと大差がないという人もいます。
Lamininに関しても同様で、接着に効果があるという人と、特に差がないという人もいます。

ともかくうまくいっていないので、どうにか出来ればいいのですが、例えばPLLをPDL/Lamininに変えることで接着の改善は期待できますでしょうか?

もしくは、より良いカバーガラスのコーティング方法はありますでしょうか?

A 回答 (3件)

昔、小脳の初代培養を腐るほどやってました。



コーティングですが、リジンよりオルニチン(poly-L-ornithine)が良好です。

希釈溶液はボレートが良いと言いますが、ボレートの洗い残しに神経細胞が敏感なので超純水がベストです。

洗いは4回程やった方が良いです。

カバースリップですが、ガラスはプラスチックに比べてかなり難しいです。

ガラスにも培養用ってのがあります(マツナミさんで調べてください)ので、そちらを使わないとグリアしか吸着せず、
神経細胞が吸着したとしても、ブリッジ(糸のように引き合う)が形成されるだけになります。

ガラスでなくてはならない理由がなければ、住友ベークライト(スミロン)のセルデスクを試すのが良いと思います。
低蛍光タイプ(LF-1)もあるので、蛍光顕微鏡観察にも影響なしだし、耳がついているのでピンセットで簡単に扱えます。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

めちゃくちゃ参考になります!!
早速セルディスク使ってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/01 02:23

このような悩みは多くの実験者が体験していることかと思われます。


どれが一番良いかは、やはり試すしかないということに尽きると思いますが、

選択肢として

コラーゲン
http://www.nitta-gelatin.co.jp/products/labo/cel …



コート用の各種、及びコート済み製品
http://www.bdj.co.jp/falcon/index.html

などを考えるといいと思います。
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この回答へのお礼

結構高いものが多いのであまり色々はためしづらいです。
しかし何故研究室によってこうも最適条件が違うのかな。。。

お礼日時:2011/04/01 02:25

このような悩みは多くの実験者が体験していることかと思われます。


どれが一番良いかは、やはり試すしかないということに尽きると思いますが、

選択肢として

コラーゲン
http://www.nitta-gelatin.co.jp/products/labo/cel …



コート用の各種、及びコート済み製品
http://www.bdj.co.jp/falcon/products/1f3pro00000 …

などを考えるといいと思います。
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この回答へのお礼

住友ベークライト(スミロン)のセルデスクで出来ました。ありがとうございます。

お礼日時:2011/04/12 22:45

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