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空中に放射線物質がガス化したり、粒状になって蒸気と共に空中に飛散した場合、空中にある間は地上に対して放射線が届かず放射能力はないと思われます。
しかし雨や雪などと共にで地球上に降下した場合、どれほどの放射能があるのでしょうか?
過去の実験等による空中から地球上に降下した放射能データ(飛距離や放射能力等)はありますか?
又今回の福島原発では蒸気の排出や水素の爆発に伴い空中への飛散がわずかあると思いますが降下して人に影響する範囲は政府の避難命令の20km~自主避難を要請している30kmと考えそれ以上は無いと推定してよいのでしょうか?
(農産物に対しては風の向きや濃度により異なるため、距離と関係なく放射線の実測により出荷禁止措置をとっていますが)

A 回答 (2件)

計測値は陸上での空間測定なので、空高く飛んでいる分は計測されません。



雨が降れば空の放射性物質が落ちてきますから、
陸上の放射線濃度も一時的に高くなります。

地上で測定されないなら空中に存在する可能性も低いので、
雨が降っても何も代わりはありません。

ただし、川に大量に流れ込むことで今回のように水道に影響が出ます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。質問の仕方が悪いのですが、私の知りたいことと少し異なってるようです。空高く飛んでいる分は距離があるから質問にも記載通り影響はないことはわかってます。問題は例えば地球の裏側で降下したような実例があったかどうかです。今回20Kmは飛散しているとして避難勧告しています。まだ燃料が冷却が出来ず長期化した場合水素が発生し大爆発はないのか、蒸気が発生し大放出はないのか。この場合飛散地域がもっと広くなるのではないか等が知りたいことです。

お礼日時:2011/04/06 22:32

>問題は例えば地球の裏側で降下したような実例があったかどうかです。



言っている意味がよくわかりませんが、
その答えでいえば「あり得ない」です。

飛散というのは永遠に浮き続けるわけではありません。

放射性物質には重さがあるので常に重力に従って落下し続けています。
だから風があれば遠くまで飛びますが、極端に遠くまで飛ぶことは物理的にあり得ません。

よって風が吹いても雨が降っても海外にまで届くようなことはありません。


「人に影響する範囲」は何を基準にするかによって異なります。

科学的データで証明されている人体への影響なら
20km圏内どころか10km圏内ぐらいまで平気です。

しかし微量な放射線による影響は科学的データがほとんど無いので
50km地点でも影響が無いとは言い切れません。


一つだけ間違いないのは、
「計測値が増加していない東京より西」に関しては確実に影響は無いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。基本的には確実に影響はないと思われます。しかし気象庁が地上にどれほど量が降下するかなどの予測をしています(気象庁ホームページに公表、閲覧可能)。これは国際原子力機関が気象庁に世界各国へ影響を把握するための予測調査です。従って世界中に飛散降下していることは、間違いないと思われます。但し全て極極微量でその影響は皆無なのでしょう。(ヨウ素はガス化しては空中に漂うが3か月もすれば放射能力ゼロ近くになる。セシュウムは粒状化して空中に漂うが結果がどうなるかも知りたいことでした。プルトニウムは重金属なので空中に飛散することはない)

お礼日時:2011/04/07 08:25

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