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最近まじめにギターの練習をしているのですが、コードチェンジがどうしても滑らかに出来ません。

セーハなしのコードチェンジなら、何とか聞けるくらいの速さで出来るのですが、セーハ(例えばFとかB)が途中ではいるとぷっつりと切れてしまいます。

またセーハからセーハ(FからBみたいに)も、あまりうまく出来ません。セーハした時の音は綺麗になります。

やっぱり、指の形を体に叩き込んで、みっちり弾きこむしかうまくなる秘訣はないのでしょうか?

コツとかあればぜひ教えてください。

A 回答 (1件)

「音楽は、まず最初にリズムありき」という言葉がありまして、右手の安定したリズムストロークが一番大切です。

コードチェンジに慣れるまでは、スピードを遅くして練習します。また、左手がもたついて、結局、指定のコードを押さえ切れないうちに、次のコードになってしまう場合もありますが、それでも実際のステージでは問題ありません。ただし、左手がもたついている間も、右手のリズムはスカチャカスカチャカと出ていなければなりません。左手がもたついている間は、ギターが打楽器のようになります。擦過音が出ていて正解です。
もし、右手が止まってしまうと・・・想像ができると思います。バンドの他のパートはどんどん進んで行きますので、一人落ちこぼれて恥をかきます。
このようにならない訓練のためにも、「右手は左手を待ってならない」ということを肝に銘じてください。それを徹底するだけでウソのようにコードチェンジができます。
右手は、別の人格・生き物のように、何があろうとも規則正しく動いていなければなりません。
左手が、モタついている間、右手が止まっているというのが最悪の状態です。バンドで「落ちる」というのはこのような状態を言います。コードを間違えても、それは単に「間違えた」と言うだけのことですが、右手が止まることは「落ちた」と言って、プロの世界では、落ちた人には二度と仕事は来ません。
左手がコードをチェンジしている間、右手が止まっているというのは本末転倒もよいところです。コードが間違っていても、押さえきれてなくても、ビビッていてもまったく問題はありませんが、右手が止まったり乱れたりすると、もはや音楽とは言えません。それほどリズムは大切です。右手は淡々とストロークしている、左手はなんとしてもその間に押さえようとするのが正しい練習の方法です。
初心者が次のコードの押さえに間に合わないのは、コードチェンジへのスタートが遅いのです。
前のコードをさっさと放棄しないと次のコードの押さえに間に合いません。
youtubeなどで見ても、左手は「ゆったりと」動かしています。よく観察すると、前のコードをすごく早い目に放棄していることがわかります。

練習は大切ですが、正しい方法・着手でやらないといけません。

Fから第7フレットのB♭に移るときなどは、Fのコードを相当に早く放棄して、右手は擦過音を鳴らすようにするのが正しいコードチェンジの方法です。擦過音を鳴らしつつ、左手はB♭の場所に移動して押さえる準備をします。
コードチェンジで大切なことは、仮に小節線でコードが変わるとした場合、「小節線の右側では確実に次のコードが押さえられているということ」です。

ですから、小節線の左側では、早い目に過去のコードをはしょる(切り上げる)ことがとても大切です。

ときに指導者も大きな勘違いをしていることがあって、「コードは小節線の終わりまで目いっぱい押さえて小節線の真上でサッと次のコードに置き換えるのだ」と思い込んでいる人がいますが、そのようなことは神様でも不可能です。
与えられている時間がゼロなのに、指を置き換えることはできません。
コードが間に合わなかったり間違えても問題はありませんが、リズムが止まることだけは、命がけで避けなければなりません。それがミュージシャンの最低限の仕事です。
多くの初心者は、ここで本末転倒の勘違いをします。左手のコードを換えるために、その間、平気で右手を止めてしまうのです。
youtubuなどの演奏をよ~~~く見ると、プロのアーティストは、すべてコードを早い目に切り上げて次のコードに向かって左手を動かしています。
そしてコードチェンジの間は右手は開放弦、または擦過音を鳴らしています。
すべてのアーティストがそのようにしています。

また、「コードは目いっぱい押さえてからサッと変えなければならない」と指導しているギターの先生も、自分で弾くときは、コードチェンジでは開放弦を鳴らしています。あまりにも常識になっていて本人も気が付かないのです。
この方法は、「アンティシペーション」と呼んで、アメリカの指導者は、きちんとその要領を指導しますが、日本では、コードを早くはしょることを「ごまかしている」と思っている人が多いので困ったものです。

例えば下記の演奏、素人さんですが、きちんと開放弦を弾くことでスムーズにコードチェンジしています。

こちらでは、左手の移動距離が長いほど、より早い目にはしょって、擦過音を弾いていることが分かります。
http://www.youtube.com/watch?v=eewwv4diYcQ&featu …
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