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現在プロ野球では、すべてチームが(特殊なケースを除いて)
先発投手が長いイニングを投げる作戦を採用しています。
早い段階で交代することも珍しくはありませんが、
それはいわゆるノックアウトといわれるもので、
初めから早期に交代する作戦だったわけではないようです。

私はあまり野球には詳しくなく、これについて疑問があります。
投げられる投手の数には限りがあるため、長いイニングを投げる投手が1人は必要。
ここまではO.K.です。
しかしそれが先発投手でなければならない理由が今ひとつ分かりません。
例えば、初回限定の投手が先発
(打線は1番から始まるときが最も攻撃力があるのでそれをカット)、
2番手投手がロングリリーフという作戦も考えられるように思うのですが、
先発投手が長いイニングを投げることには必然性があるのでしょうか?

A 回答 (9件)

ゲーム展開の設定と言うか目標というか…。


それにリンクしてると思います。
1回から6回は3点取りたいけど3点は取られてもいい。
7回から9回は必ず0点に抑えて何とか1点取る。

ご質問はこのゲーム戦略が妥当でこれ以外は考えられないのか?
と同義だと思います。
(例えば野手陣のスタメンで3回までになにがなんでも4得点を目指し、4回からは打撃力度外視で守備固めに入るとか
)

結論は確率であり我々素人、アマチュアには断言できる訳がないが、
結果として全てのプロ球団(監督?落合やノムさんみたいな個性派含む)が別のゲーム戦略で挑んだ事はないという事ですね。

この戦略にご質問の投手起用を宛がう事は出来ないですよね。
どうしても失点したくない7回にこの回まで予定のロングリリーフの人がヘトヘトだったり、
どうしても得点したい7回表にまだロングリリーフの人に代打が出し難くなったり。

数年前に広島ブラウンがブルペンデーといって、宮崎、長谷川、青木の三人一セットで先発ローテーションの一人分として回していた事があります。
これは5、6イニングを安定して投げてくれる人がどうしてもいなくて、いたしかたなくの作戦でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

すべてのチームが同じ戦略をとっているのが妙な感じですよね。
先入観を取り除いてみればマネーボールのようなブレークスルーが
まだまだ転がっているかもしれないのに。

お礼日時:2011/05/21 21:36

私も必然であると考えます。



その理由を簡単にまとめますと、

・中継ぎ投手が野球で一番消耗するポジションであること
・序盤の1失点と、競った試合での終盤の1失点とでは、同じ1失点でも重みがまるで違うこと

となります。

序盤の失点は、残りの攻撃イニングが多いこともあって、数学的に見ても取り返せる確率が高く、得点期待値が大きいので、先発投手は長い回を投げるために力をセーブして投げることができます。逆に、終盤の1失点は試合の行方に大きく作用するので、一番強いリリーフを最終回に当てるのがセオリーになります。序盤の「軽い失点」を防ぐために最強の投手を1回だけ投げさせるのは全く割りに合いません。

初回は好打順なので点が入りやすいというのもわかりますが、打者は投手のその時その時の調子に合わせてきますので、打順の2回り目以降に捕まえることの方が多いのが実情です。レギュラーは3割打たないと一流とは言えませんが、代打専門の選手が代打成功率2割5分で高評価を得られる理由もここにあります。

一方、中継ぎ投手(特に、勝ちパターンで出てくる投手)は、短い回を確実に討ち取る投球が求められ、イニング数の割りに精神的にも肉体的にも消耗が激しい、厳しい役回りです。マウンドに登った途端に全力投球が必要なので、ブルペンでの投げ込みも十分しなければなりません。そのため、たとえ1回限定の登板であっても、多くて年間70ぐらいになってしまいます。

先発が長い回を投げることにより、救援投手を休ませられることもあり、そのためもあって、先発はできるなら完投したり長い回投げてもらう方がチームとしても助かるというわけです。

2番手投手がロングリリーフする場合が主に敗戦処理になるのも同様の理由です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

序盤と終盤では1点の重さが違うという意見がいくつか挙っていますが、
それは見かけの重さのような気がするのです。
つまり終盤に競った展開になるのは序盤の1点を軽視した結果なのではないか、
重要なのは1試合を通しての失点の期待値を下げることなのではないか、
ということです。

お礼日時:2011/05/21 21:27

戦術面で考えてみてください。

1回の攻撃で0得点でも問題はありません。2回以降にもチャンスはあります。でも、9回以降の攻撃で負けていて0得点だとそこで負けが確定して試合終了となります。
それであれば、1回限定で圧倒的な実力を持っている投手、例えば昔の横浜の佐々木(入団当初は先発でしたが長い回が持たずリリーフに回り大成功しました)みたいな選手をわざわざ1回で使う必要はないわけです。

質問者さん、トランプの大富豪(大貧民)て知ってますか。知っている前提で話をしますが、大富豪で最強のカードは(地方ルールがものすごいあるゲームなので一概にいえませんが)ジョーカーです。
もし一巡目でジョーカーを使えば、確かに全体の主導権は握れます。手元の弱いカードを早く処分できるメリットもあります。
でも、それより後半の勝負どころまでジョーカーを持っていた方が有利です。

最近はプロ野球監督シミュレーションゲームみたいのが色々とあるので、それでその戦術(1回にリリーフエースを使って2回から先発投手を使う)をやってみればわかると思います。その作戦、あまり意味がないですから・笑。切り札ってのは、勝負どころで使うから切り札というのです。


あともうひとつの側面を。
プロ野球レベルとなると(ちゃんとした野球ならプロに限りませんけど)登板前には先発投手でもリリーフ投手でも投球練習をして「肩を作る」ということをします。これが、長いシーズンの間には疲労が蓄積していくと他の方も回答していますね。
もし1回にリリーフエースを使うと、そこで少なくともリリーフエースは1試合分の疲労をします。しかしもしその試合で4回にビッグイニングが発生して味方が大量失点して試合が決まってしまったとします。試合中盤あたりまでに試合が負け確定になるのなら、結果としてリリーフエースを使う意味はないということになります。前述したように、1回が0点でも後の回で点を取ればいいわけですからもし相手チームが初回にリリーフエースを登板させたら、1番打者から3番打者までは寝てればいいわけです。勝負は次の回からよと1回を「捨てイニング」にできます。
しかし、1点でも負けていて9回ならそこは「捨てイニング」にはできません。佐々木だろうがなんだろうが必死に喰らいついて点を取らないと負け試合になります。
また逆に言えば勝っているチームは9回を乗り越えれば勝利が決まります。相手チームは必死に食い下がってくるのですから、そこは1イニング限定で絶対に抑える切り札を使った方がいいということになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

野球と大富豪ではゲームの質がぜんぜん違いますよね。
野球は投手をすべて使い切ることが目的のゲームではないですよ。

お礼日時:2011/05/15 16:31

全然ありです。

実際アマ(高校野球など)では多いとは言いませんが、作戦としてそういったものを採用しているチームもあります。
1人3回をメドに3人の投手でリレーをする。しかもその3人が全く性格の違う投手(速球派・技巧派・右・左など)ならば効果はかなりある作戦です。

プロ野球でも2007年のオールスター戦、セリーグ落合監督が取った作戦は非常に印象に残っています。
上原(G)~高津(S)~林(G)~木塚(YB)~岩瀬(D)~黒田(C)~久保田(T)~クルーン(YB)~藤川(T) という9人で1イニングずつを継投するという作戦で、しかも黒田以外はすべてリリーヴァーとして選出された中継ぎ・抑え投手をずらりと並べる起用法。
パリーグファンの私は「反則だろ!」と思った記憶があります(苦笑)


しかし実際に長丁場のペナントレースで使うとなれば、すこし使いにくい作戦だと思われます。

まず、初回限定投手の役割を明確にしなければいけません。
初回限定投手は毎試合投げるのか?いかに1イニングとはいえ一人で144試合も投げられるわけもなく、ほどほどに休養を入れなければなりません。
2人で分業をしても年間72試合。これも現代の中継ぎ投手の登板試合数から考えてもかなり多い部類です。

次に先発限定投手の力量はどの程度の投手を配置するのか。
年間72試合に投げる中継ぎ投手といえば、チームの中でもかなり信頼を置かれているレベルです。
仮に中継ぎ充実の阪神を例に挙げますが、小林宏・久保田が先発限定投手、藤川が抑えと仮定します。すると残りの7イニングはどうするのか?
小林宏(久保田)が初回無失点→2回以降にロングの投手が打ち込まれたという流れならば、初回限定投手ははっきりいって無駄遣いになります。
このあと試合がどう動くかわからないのに、確実に計算できる投手を使うことは非常にもったいなく感じる人は多いのではないでしょうか。

エース級の時は初回限定投手が出てきて、そうでない投手のときは出てこない。そういう作戦もありでしょう。
しかしそれでは、エース以外ではハナから試合を落としても仕方ない、という空気が蔓延してしまいます。

実際のところ、先発投手に限らず「行ける投手は行ける所まで行かす」というのが野球の鉄則だと思います。
相手打者が打ちあぐねてる投手をわざわざ代えてやることはない、ということで先発投手が長い回を投げるという風潮が出来たのではないでしょうか。
あまりにそれが過ぎると投手の投球過多になってしまい、それゆえに中継ぎ投手の重要性が認知されてきたという流れなので、やはりできるのであれば先発完投が基本ですよ。
もちろん相手打線が打ちやすそうにしている先発投手は、ノックアウトということですっぱり代えるのも鉄則のうちのひとつです。


ちなみに現代の「後ろに行けば行くほどいいピッチャー」という作戦は、打線の反撃のチャンスとの兼ね合いで出来ているロジックです。
ぶっちゃげ1回表に9失点したとしても残りのイニングで1点ずつ取っていけば同点に追いつきますが、これが終盤になればなるほど反撃のチャンスは減ってきます。
初回は確かに大事ですが、仮に大量失点しても十分に反撃のチャンスは残ってるのでそこまで重要視する必要はないのではないでしょうか。

ただしシーズン終盤戦やポストシーズンなど、一戦必勝の状況下においては、そういった作戦はあってもよいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ポイントは、いい投手を初回に使う無駄使い感ということですね。

お礼日時:2011/05/15 16:01

試合数の多いプロ野球では、先発投手はローテーションというのがあり、日程にもよりますが、最低でも4人、多くて6人ほどの先発要員の投手をローテーションで回しています。

そのため、先発投手は事前に登板日を予定することができます。ベンチ入りするのは登板日だけで、それ以外は計画的な休養を含めたトレーニングをします。こうすることで、一度の登板で長いイニングを投げることが可能になります。

逆にリリーフ投手というのは、原則的に毎試合ベンチ入りし、ほとんど毎日、試合中にブルペン(球場内の投球練習場)で登板を前提とした投球練習をします。この投球練習は、リリーフにとっては結構な負担になるようで、例え試合に登板しなくても、当然のことながら疲労は蓄積します。なのでリリーフ陣は、試合で投げる時は一般的に1イニングか、長くても2イニング程度が限度となります。
(先発投手が早い回にKOされて3イニングくらい投げることはありますが、それは例外です)

また現代のプロ野球においては、どうやら個々の投手によって長いイニングを投げる方が実力を発揮できるタイプと、短いイニングを投げる方がいい投球をできる投手に分けることができるようで、分業制というのが定着しています。
先発に向いている人は、1イニングや2イニングではすぐに調子が上がらず、試合の後半に尻上がりになる選手も珍しくありません。
逆にフォームの関係で長い回を投げると故障しやすい投手や、球種が少ない投手、過去に故障歴のある投手などは、短い回に集中して投げる方がいいみたいです。
元々そういう選手がリリーフとして待機しているわけですから、先発がKOされたりアクシデントがない限り、わざわざ二番手に長い回を投げさせる作戦を最初から考えるというのはないですね。

何より、昔は投手は完投するのが当たり前だったので、先発投手は最低でも5イニング投げないと勝利投手の権利を得られないというルールがあるのも大きいでしょう。
今でも先発投手は、プロの選手としてはステータスのような面もありますし、先発しないと発生し得ない記録もあります。完投を初め、完封・ノーヒットノーラン・完全試合・無四球などは、先発完投して初めて記録となります。例え9回を完全試合で抑えても、延長戦になって降板すれば、それは「完全試合」とは認められないんです。
やっぱり先発ありきですし、先発が完投する可能性がある以上、リリーフを先に出すというのは考えられないです。
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この回答へのお礼

詳しい解説、ありがとうございます。

質問で挙げた例は
(kusiroai様の回答でいうところの)
短いイニングを投げる方がいい投球をできる投手が初回限定の先発

(kusiroai様の回答でいうところの)
長いイニングを投げる方が実力を発揮できるタイプの投手がロングリリーフ
という意図だったのですが、うまく伝わっていなくてすみません。

完投・完封・ノーヒットノーラン・完全試合・無四球狙いというのは分かります。
(個人記録優先かチームの勝利優先かというのは詳しい人の間でも議論がある聞きますが)。

お礼日時:2011/05/13 21:59

もちろん考えられる作戦としては「あり」ですが、決まった人数の


投手で144試合戦わないといけませんので、大リーグのように
100球で交代させるか、先発1人がなるべく長く投げて他の投
手が温存させるかになるわけです。

日本では9回を完投して勝利することが素晴らしいことと称賛
されるので、それができない(打たれる)とリリーフと交代しま
す。そこで2番手がロングリリーフをすることで投球投手も少な
くなるので、それは割と普通に行われているように思います。

抑え投手は短いイニングで勝負を決められるよう、普段は
相手に慣れさせないようにしているのだと思います。

僕は先発が長いイニングを投げていても、控え投手はいつで
も出られるように投球練習をしているので、1試合3人を交代
制にして3回ずつ投球させてもいいのではと思うこともありま
す。それで投球間隔を短くして、一試合で多くの投手の投球
を見られるのも楽しいかなって思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やはり完投=素晴らしいみたいな価値観があるのでしょうかね。
回答者様とはちょっと違いますが、投手に打線が回ってくるたびに交代する
という作戦もありうるのではないかと思います
(結果として3イニングずつくらいになる)。

お礼日時:2011/05/13 21:47

>先発投手が長いイニングを投げることには必然性があるのでしょうか?



んー投手側からすれば先発投手は最低5回投げてないと勝ち投手の権利がない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

野球は個人記録も重要なスポーツだというのは聞いたことがあります。
例に挙げた作戦だと、初めから2番手投手に勝ちを付けることを狙っている、
ということになります。

お礼日時:2011/05/13 21:36

必然性はないけど、そんな作戦とっていると延長になった時とか、そうでなくとも不慮の怪我で投手交代が必要な場面で交代要員がいない事態がおきかねません。


できることなら1人の投手が最後から最後まで投げきってくれた方が、監督しては助かるのです。

まぁ最近は継投ありきなのでそれもありかもしれませんが・・・できれば少ない投手でやりくりしたいものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今は延長戦は12回までとなっていて過酷さは以前ほどではないのかなとは思います。
不慮の怪我、そういったことまで考えて作戦を決めるというのはあり得ると思います。

お礼日時:2011/05/13 21:31

未来はわからない以上アンパイのためでしょう


二人目、三人目が即効ノックアウトされる可能性もありますから
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

たしかにその可能性はありますね。

お礼日時:2011/05/13 21:25

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