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 球技で、ピッチャーの投球を『球が重い』とか『球が軽い』とか言いますが__、球の“質量”は同じだと思います。
 “速度”とは別の観点で、どう違うんですか?  物理的に教えてください。

A 回答 (7件)

(1)打ったときの感覚が重い、と(2)打った感覚は同じでもよく飛ぶ(軽い)とあまり飛ばない(重い)があるのでは。


(1)は先にライフルの弾の回転の話がありましたが、回転体の回転軸は簡単に動かない性質があります、2輪車が倒れずに走るのも同じ原理です、簡単に動かないものを動かそうとするとその分余分な力が必要。
(2)縦または横回転のボールは、バットに当たった瞬間ボールの回転エネルギーがボールの進行方向を変える力に変わるので(高速の横回転の物体が非常に遅い速度で障害物に当たれば、ほぼ真横に速度を上げて転がる)、わずかではあるがその分バットの力は飛距離の伸びにつながる。
現実の話では(1)と(2)を区別することなく使われています。
したがって、質量の重い、軽いではなく球の持っているエネルギーがどのように変化するかによって異なる感覚を表します。
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一般的なカーブなどを投げるときの回転とは別の回転もあります、ライフルと同様な回転です、ボールの軌道には影響しませんが、ボールにエネルギーを蓄える事ができます。

その分重くなります。
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 好きな話題なので、行っちゃいます。



 最初に言いますが、球が速ければ重いに決まってます。我々がプロの球を打ったら、2軍の内野手の投球だって重いですよ(その前にバットに当たらない^^)。それ以外の条件についての公式見解は、現在ないようですが、皆さんも仰っているように、球の回転は要因の一つと言われています。もう一つの大きな要因は、バットのどこに当たるか?、さらに重み測定器が「人間」で、そこに感覚が影響する事もあると思います。

1.ミートの影響
 バットの芯を食った場合、バットはしなるので、ショックアブゾーバーのように働いてインパクト時間が伸び、手に伝わる平均衝撃力は小さくなって軽く感じます。「手に感触の残らない会心のホームラン」がそれです。芯をはずした場合、剛体でボールを叩くのに近づき、手にビリビリ来ます。重いです。
 バットの芯に当てやすいかどうかは、球種によりますが、まずこれに回転が関係します。

2.球種の影響
 軌道の予測しやすいストレート系は、一般に高回転です。余り回転しない代表はフォークやナックルで、これらは軌道が読みにくいです(だから使える)。ストレート系は高速でミートしやすく、フォークは低速でミートしにくい(と言っても、もと横浜の佐々木のフォークは130kmでしたが・・・)となります。1.を考慮すれば、

  速いけど軽い/遅いけど重い  (1)

となりそうです。昭和の怪物、もと巨人の江川卓の欠点は「一発病」で、速くて高回転の球を投げてました。彼は典型的な速球派です。

3.リストの影響
 自分でバットを振ってみるとわかりますが、インパクトの瞬間に瞬間的に手首(リスト)を捻って、バットを回転させてます。これにより打球に、回転力と角度を付加するわけですが、これはボールの回転に対抗するものですから、当然「重い/軽い」の感覚が生まれます。しかし、どうしてそう感じるのか?はわかっていません。
 古くは、もと南海の野村克也(現ボヤキのノムさん)の手首の使い方は天下一品と言われていました。この人のサヨナラホームラン数には、長島さんや王さんさえ及ばず、現在も破られていません。もと阪急の往年の門田や、もと阪神の掛布もそうでした。現在、球界最強のリストと言われているのは、巨人の小笠原です。
 この人達の打球は、確かによく飛びます。そして、こういう名人達が口を揃えて、(1)を言う訳です。素人としては、信じるしかありません^^。

4.回転自体の影響
 高回転のストレート(典型的にはオーバースローの縦回転)は、球が浮くと言われます。これは錯覚ですが(ライズボールは、ソフトボールにしかない)、目で見てそれくらいの影響はあります。実際に回転しないボールより、回転するボールの方が重力による落下は小さい事は、検証されています。
 バットに打ち返されたボールは、インパクトの前後で逆向きに回転します。しかも飛ぶ方向も逆です。よって回転するボールの方が、より飛んでいく傾向にあります。
 重いフォークで有名だった野茂英雄ですが、ストレートさえ余り回転しなかったと言われています(比較の問題ですけどね^^)。野茂は間違いなく速球派投手で、しかも打っても思ったほど飛ばない事になります。江川と逆です。
 で、みんな言う訳です。「野茂はストレートも重い」と。ますます(1)から、球の「重い/軽いはあるのではないか?」という事になりますが、これは感覚的なものかも知れませんね。


 以下、余談です。

5.謎の魔球?:気の乗った球
 もと巨人の堀内が解説者として良く言ってた事に、「気の乗った球」というのがあります。
 さして速くもなく、切れが良い訳でもなく、コースは絶妙でもなく、バカみたいに変化するわけでもないのに、・・・なぜかバッターは必ず打ち損じる・・・。これが「気の乗った球」です。「偶然だ!」という意見は当然あると思いますが、そうではない気がするのです。
 何故なら、「気の乗った球」が投げられた瞬間に、観ている方も、体に思わず「ぐっ」と力が入り、バッターは必ず打ち損じるからです。そして昔であれば解説者の堀内さんが必ず、「今のは気の乗った球だった」と言うからです。
 開幕新人10数連勝した堀内自身や300勝投手の金田が、往年はそういう球を投げていました。堀内の球は決して速くはありません。現在では、日ハムのダルビッシュがそういう球を時々投げます(金田もダルビッシュも、たま速いですけどね・・・^^)。もう少し近いところでは、もと巨人の宮本です。
 ただし宮本は、4,5点とられて真っ青にならないと「気の乗った球」を投げれませんでしたが、そのまま9回まで完投するのもしばしばでした(勝敗は五分五分です)。自分はこの、真っ青になった宮本が好きで、「宮本こそ巨人のエースだ!」と言って、周囲のひんしゅくを買っていました。当時は、桑田も槙原も斉藤もいましたからね^^。

 ・・・でも、これは謎の魔球です!^^。

 思うに、「高速チェンジアップ?」ってときどき考えます。なんか矛盾してますが、余談は、ご愛嬌という事で・・・^^。
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スポーツのことは殆ど知らないのですが、意図した方向に適切な速度で打ち返そうとした場合に、大きな力積が必要な場合を「重い」、小さな力積で簡単に意図した方向に打ち返せるものを「軽い」と表現するのではないでしょうか。

結果的にはボールの回転の向きや回転速度になるのだろうと思いますが。
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#1 速度は関係なんですね



回転の影響が強いです

あとは角度
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良く「軽い玉」は回転がかかっていて、「重い玉」は回転がかかっていないと言いますけどね。


普通にストレートを投げるとスライス気味の回転になりますので、当たった時にボールがフライになりやすく、遠くに飛ぶのかと思います。
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エネルギーは、速度の二乗に比例する



『球が重い』=衝撃が大きい=エネルギーが大きい

質量が一定ならエネルギーは、速度の二乗に比例する訳ですから

野球で言えば、球のスピードが2倍になれば、キャッチャーが受ける衝撃は、2x2で4倍になります

つまり、球速が早いほど『球が重い』となる訳です

この回答への補足

 追加質問>>
  すると、『球が重い』とは、つまりは速度由来なのでしょうか?

 * 早いけれど軽い ;; ということは無いのでしょうか?

補足日時:2011/05/19 09:43
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