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気になりだしてから、頭から離れません。
下らない内容ですが教えて下さい。

美男美女(艶々しい人)に対し使われる、『水も滴るいい男(女)』という慣用句について。

『水も』というのは、他に何か滴るんでしょうか?

水でさえという意味であれば、『(何かに対し)水は滴らない』という対の常識や認識又は慣用句が存在するかしたんでしょうか??

でなければ『も』に意味はなく、『蜜が滴る~』が『水も滴る~』と単純に変わっただけでしょうか?

A 回答 (2件)

「水の滴(したた)る」なら、生き生きした花のように、本来は顔(かんばせ)が瑞々(みずみず)しくも際立って美しい女性や役者、また前髪の美少年を形容する言葉でしょう。


ところが、「水も滴る好い男」となると、同類の言い方ですが「も」の付く分だけ強調が加わり、だからこそ逆に皮肉のトーンが混じりだし、それを役者や美少年以外の、その程度の「男」に用いることで、一層嫌味やまぜっ返しの意味が強めらられるでしょう。

強調と詠嘆の係助詞「も」は、確かに類似の物事を提示するのが特徴ですが、「夜も更けた」など同類の暗示や背景を持たないで用いる場合にはそれと明確にしない含みを持たせた婉曲表現になります。更にそれを以て、「猿も木から落ちる」「紙も神も見放した」といった、代表的な事柄を仮に示す用法があります。しかし、この例のように大抵は極端な提示に走っての強調を、延いては皮肉や当てこすりを表わす用法になりかねません。
「…でさえ」といった用法としては「水も漏らさぬ警戒ぶり」などがあります。

「どうでエー、俺様の利休鼠のこの着こなし。水の滴る艶姿ってエもんだぜ。」
「おきやがれ。なんでエ、水も滴る溝(どぶ)鼠ってざまじゃアねいか。水どころか汗が滴ってるだけだアね。」
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果物にたとえた表現かもしれません。


食べごろに熟れきった果物は、いまにも内面から果汁が溢れ出て滴ってくるようにさえ思われます。
そういうことの比喩ではないでしょうか。
  
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